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負けてもいいけど、諦めたくない。

先週の土日、跳び箱17段が中々跳べなかった。
10回以上トライして、スレスレで一回跳べただけだ。

僕の自己ベストは18段。
17段がここまで跳べなかったのは数ヶ月ぶりだと思う。
原因が足の痛みなのか、年齢による衰えなのかはわからない。

ただ、ひとつの事実がそこにある。
少し前より、僕は動けなくなっている。
その事実から目を逸らしちゃいけない。
その瞬間が、本当の敗北だ。
「できなくなった」ことを認めないと、前には進めない。

僕は今、以前とは違う環境に身を置いている。
少し前の時期とは比べ物にならない程、自分と近い距離にライバルたちがいるのだ。
彼らは、20段近い跳び箱もガンガン跳び越えるし、腕力を使うコースも僕より早く正確に攻略する。
おまけに、現段階で僕より能力が高いにも関わらず、僕よりも努力をしていて。どんどん能力を上げているのだ。

現時点で実力差があることはわかっているし、練習量も彼らの方が多いことはわかっている。

それでも、僕は彼らに負けたくないと思っている。なんとかして勝つ方法を考えたい。

もちろん才能の要素が0とは言わないし、練習に割ける時間だって人それぞれだ。
才能がある人が努力にも時間をかけているわけだから、勝てないこともあるだろう。

最悪、負けてしまうのは仕方ない。
自分の努力や練習の仕方がライバルたちに及ばなかっただけだから。

でも、諦めるのは絶対に違う。
それはライバルじゃなくて、自分に負けることに他ならないから。

僕は人に負けても、諦めることはしない。
次は18段を跳んで、19段に挑みたい。

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