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「Timing ~タイミング~」とかいう時代を超越する名曲

皆さん「ベストアーティスト」観ました?
私ですか?愚問ですよ。

いやー。ブラックビスケッツ良かったですね。
あの頃をリアルタイムで知っているぎりぎり世代として、めちゃくちゃテンション上がりました。

少し前からTikTokからの転載をYoutubeショートでよく観てましたけど、こんなに流行ってたんですね。
どの時代にも通じる普遍的な魅力のある名曲だからでしょうね、きっと。

この曲は、人と人とのコミュニケーションにおける”タイミング”について歌ってるんですよね。

スマホが当たり前になろうとSNSが普及しようと、人と人とのコミュニケーションの根底に”タイミング”があることは変わらないわけです。

それがなぜか 君が喋り出すと
イヤな空気すっかり変えてしまうから…


ズレた間のワルさも それも君の“タイミング"
僕のココロ和ます なんてフシギなチカラ

サビ前〜サビにかけてのこのフレーズなんか、何気ないけどめちゃくちゃ大事なことを歌っています。

誰かから見たら”ズレた間の悪さ”であっても、他の人から見るとイヤな空気を”すっかり変えてしまう”ものであったり、”僕のココロを和ます”ものでもある、という。
こんな歌を聴いたら、自分もちょっと優しい気持ちになれる気がする。

ヒトも街も宇宙も まわれまわる“タイミング"
ヘンにね合わせ過ぎても たぶん辛いだけさ
たまに間のワルさも 大事なんだね“タイミング"
君と僕のシアワセ 笑いながらいこう

なんか、こう。
この曲って、良い意味で「もっと気楽にいこうよ」って言ってくれてるような気がするんですよね。

歌詞の言葉遣い一つ一つが優しくて、柔らかくて。
それでいて押し付けがましくはない。
全方位完璧な優しさを感じます。
キャッチーなメロディとの調和も素晴らしい。

人と人との繋がりが薄まってしまいがちな今の世の中だからこそ、この曲の単純明快なメッセージが胸を打ちます。

なおかつ、刺激のない曲で終わらせないように良い仕事をしているのがアレンジ。
やけにカッコ良いギターのカッティングや打ち込み音が絶妙なスパイスとして機能しています。

90年代のJ-POPは本当名曲が多いなあ。
この曲なんてバラエティ番組の企画モノですからね。本当どうかしてます。

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