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転んでもただは起きぬ。

先週の土曜日、早朝。
突然の腹痛で僕は目を覚ました。

トイレに直行したけど、何も出ない。
というか、明らかにそういう種類の痛みじゃない。
内臓が引き攣れるような感覚、立ち上がれないほどの苦痛。

なんじゃこりゃ。
松田優作状態である。古いか。
何回眠ろうとしても、痛みで目が覚める。

どう考えてもおかしかったので、お昼ごろに病院へ。
病院に行く道中も、一歩踏み出すだけで痛みが走る。
6~7分の道のりが、まるで永遠に思えた。

診断結果は、腸の炎症。
理由はイマイチ分からないけど、多分ストレスだろうか。
とてもじゃないけど動ける状態じゃなかった。
ピークを合わせていたアスレチックの大会も、欠場せざるを得なくなった。

昨年末、骨折したことを思い出す。
どうも、僕は大事な時に体調のピークを合わせられない性分らしい。

しかしながら、ここで諦める訳にはいかない。
やけになれば更に復活が遅れるし、体力も落ちていく。

炎症が治るまでは、まともなものが食べれない。
だったら、これを機に減量だ。
転んでも、ただじゃ起きない。
ウエイトを少しでも落として、復活した時更にパワーアップしているようにしよう。

幸いにも、もらった薬を飲んだら痛みは徐々に収まり。6日が経った今、ほぼ痛みは消えた。
でも、今も食事は減らしているし炎症を理由に昼食時も外に行くことを控えた。本当は外食できるんだけどね。

体重は僅か6日間で1.5kgも落ち、久しぶりに54㎏に近づいている。
このまま調整すれば、もう1kgぐらいは落とせる。
多少筋力が衰えたとは言え、2.5㎏減は大きい。
かなり自信が出てきた。

今週の日曜日も大会がある。
体調は万全ではないけど、今回こそ意地を見せたい。
転んでもただでは起きんぞ。

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