恋愛要素を捨て、青春のエモさに全振り。「JR SKISKI 2022-2023」CMレビュー
ギリギリ、まだJRの駅にポスターが飾ってある時期ですね。
今年は「冬を取り戻すんだ。」というキャッチコピー通り、青春の時間を取り戻すというテーマにフォーカス。
結果として青春要素は強いけど恋愛要素皆無という、これまでの「JR SKISKI」シリーズとは若干毛色が異なるCMが誕生しています。
本シリーズにおいて、高校のシーンがあったのは史上初。しかも、みんなマスク付けてる。
その後、久々に再開した友人グループでスキーに行く、という設定。
まさしく今大学生になった世代を狙い撃ちする設定ですね。
縦長画角は伊藤健太郎・松本穂香が出演した2019年でも使用されていたので目新しいさはないですが、大学生辺りを狙っているであろう今回のCMコンセプトには合致していますね。
CMのパターンも30秒以外に15秒が複数パターン作られており、どれも簡単に真似できそうな内容。
若者たちが真似したくなる、というイメージで複数パターン作っているんでしょうね。
CMソングに起用されたのは新進気鋭のシンガーソングライター・WurtSの楽曲「メルト」。
歌詞は意味不明語感の良さ優先と言った感じで、メロディで映像のエモさを後押し。
歌詞は全力でZ世代してる感じがありますけど、メロディやジャジーなアレンジはどこか懐かしい雰囲気。
ヒロインの南沙良、やっぱり演技が上手い。
あと、普段そんなに思ったことなかったんですけどこの映像では年相応の可愛らしさがありますね。
個人的には、この演技力と等身大感で恋愛もの見たかったなー。
やっぱ「JR SKISKI」には胸キュン要素も必要だと思うんですよ。
これは僕が青春を既に終えてしまったおじさんだからなのかもしれませんが。
ちょっと、コロナという世相に寄せすぎかなぁと思っちゃいました。
ゲレンデでぐらい夢を見させてくれよ!
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