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中学英語を核にしよう! 核さえあれば、何でもできる (大学受験・英語試験にも有効)

皆様お疲れ様です。
ザコです。はじめましての方は、ザコのnoteマップも読んでみてください。

このnoteでは、うつ病を患いながら独学、初受験でIELTS6.5取得したザコが、どのように中学英語を核にしたか、その勉強法をどこよりも分かりやすくnoteります。

「中学英語」と聞いて、「中学英語なんて……」って思った方はいらっしゃると思います。ザコもそうでした。しかし、直ちに改め直してください。本当の本当の本当に、中学英語のreading、listening、writing、speakingできますか?



中学英語でできること

ザコの経験から言えば、IELTS6.5(英検一級相当)取得の土台になります。IELTS6.5取得までに約300時間費やしていますが、そのうち50時間を中学英語の勉強に擁しました。そして、残り時間大半(145時間)はwritingの勉強です(正直かけすぎ)。

なので、基本的に中学英語がものになっていれば、十分英語の試験にも挑むことができます。大学受験の文法や、参考書なんかもまじでいらないです。

でも、疑わしいので、ザコがIELTSのwriting勉強で書いた英文を少し載せますね(恥ずかしいーーーーーーーーー😱)。

The first reason that I think that books are better than TV is that books have only letters and few images. This means that when people read books, they have to be creative and use their imagination from just letters.

もちろん、荒は目立ちますが、こんな感じの文章でもIELTS6.5は取れます。
「複雑に書いてある・・・」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全部中学英語です。

なので、安心してください。
中学英語を核にしてしまえば、どんなことにも挑戦できるようになります。逆に、身につけられていないなら、その挑戦権すらないと思ったほうがいいです。



中学英語を核にするとは?

上で、中学英語でも十分だとお伝えしました。次に、「中学英語を核にする」の意味を説明していきます。

「核にする」とは、英語のリズム、雰囲気(以下 英語感)を自身の体に染みつけるということです(ザコが勝手に提唱しています😁)。そうすることで、reading、listening、writing、speakingといった四技能の素養を作る(スタートラインに立つ)ことができます。

言語って、文法などある程度ルールがありますよね。しかし、例外も数多にあります。なので、最低限の文法を知っておけばいいと思うんです。また、私たちが日本語を喋る時って、文法とか気にしますか?学校でも日本語の文法は習いましたけど、いまいちよく分からなかったですよね。つまり、言語って、論理的で感覚的なんです。ですが、頭で理解するのにはどうしても限界があります。だから、文法や単語を深く知ることよりも、英語感を身に着けるほうが効率的なんです。

そこで、もうお分かりだと思いますが、中学英語が核づくりとしては最適になります。中学英語で習うのは、誰もが触れたことがある最低限必要な文法ですし、難易度設定もちょうどいいです。

よく「絵本を多読しましょう」と言われますが、文法は簡単ですし、効果は薄いでしょう。反対に、大学受験で習うような英語を核にするには、内容も難しいため、時間や根気が必要になります(もちろん、できる人はやればいいと思います)。しかし、「核にする」で目指しているのは英語感を体得することなので、reading、listening、writing、speakingできる最低限の文法力を備えた中学英語で十分です。



中学英語を核にしたほうが効率がいい

ザコはIELTSの勉強に、中学英語の勉強を含め、300時間かけました。長いと思われるかもしれませんが、実際これはかなり早いです。毎日3時間勉強すれば、3カ月ですからね。ザコ自身はうつ病で毎日も勉強できなかったため、10カ月かけました。それでも、10カ月です。

で、ほとんどの方が留学や塾でお金も時間もかけていて、ザコが思うのは、「中学英語を核にすりゃーええのに」です。さらにひどいと、変なテクニックを教わったりして、そんなんで英語力なんかつくわけねーだろって思ってしまいます。

マジで、最低限の文法力と英語感を身に着ければ、あとはテスト対策をするだけでいいんです。ザコだと、中学英語に50時間、writingに約150時間で、reading、listening、speaking合わせて100時間費やして、計300時間です。で、ここからわかると思いますが、中学英語を核にする段階で、reading、listening、speakingはかなり実力が付きます。ただ、長くかかったwritingも、中学英語を核にすることをしていなければ、もっとかかったと思います。

でも何より、中学英語をものにした、という自信が付くんです。
だから、新たに違った種類の英語の勉強を始めても、戸惑うことがなくなるんですよ。

中学英語を核にしてから、英語試験や大学受験の勉強に取り掛かったほうが、圧倒的に効率がいいんです。



勉強法に関しては有料級=無料です

もともと優良だったものを無料にしています。英語で何か変えたい、変わりたいと思った方に知ってほしいからです。

どんな理由でもいいです。ザコも勉強を始めたきっかけは、「このままじゃ人生やばくね」です。そう思う強さに関係なく、なんとなくでも、漠然としてても、英語で何か変わりたいと思っている方に知っていただき、実践してほしいと思っております。

ただ、最後に350円チップとしていただけたら嬉しいです。本気でnoteりましたので🙏。



このnote・勉強法の特徴

詳細に勉強法が述べられている
(というのも、他の英語勉強法の有料noteも読みましたが、正直かなり不親切に感じたんです。例えば、「シャードイングやってください」っとありましたが、実際はそのやり方のほうが大事です。そういうのに限って、特にいらない画像がたくさんあります。)
〇使った参考書も市販のもの一冊で、独学でできる。なので、お金もかからないし、英会話などもやらなくていい
〇ノートを使うなど、複雑なことはなし
〇中学英語を核にするのにかかる時間は約50時間(個人差あり、多分)
〇中学英語を核にすれば、IELTS6.5(英検一級)目指すことのできる土台をつくれる
根本的な英語力の改善ができ、これから勉強する英語も効率よく学習することができる


では、ここから具体的な勉強法を記してしていきます。

中学英語を核にした勉強

それはズバリ、シャドーイング です(伏線張ってました😊)。
といっても、わからない方もいらっしゃると思うのでご説明します。

端的に言うと、英文を聞いて、その後に真似しながら続いて発話する勉強法となります(そのまま shadowing です)。で、シャドーイングはspeakingのための勉強だと思われがちなんですけど、reading、listening、writingにも十分効きます。だから、核づくりにおいて、シャドーイングが最適なんです。

シャドーイングについてもう少し踏み込みますと、シャドーイングには実は2種類あるんです。1つが音だけに集中して聞く「プロソディーシャドーイング」、もう1つが意味にも集中する「コンテンツシャドーイング」です。やる順番としては、プロソディーからのコンテンツとなります。

ここまで聞いて、「シャドーイング良さそうだけど、難しいでしょ」と感じると思います。ザコも最初は苦戦しましたが、今では楽にできるようになりましたので、安心してください。ザコがやったやり方を踏めば、できるようになります。

シャドーイングのやり方は、参考書を紹介した後に、その使い方と一緒にご説明します。



使った参考書はアノ○○○○だけ

使った参考書はこちらになります。

速読英単語シリーズは大変有名なので、知っている方も多いと思います。いわゆる「ソクタン」ですよね。

そして、ザコが使ったのは入門編となります。とここで、「いや中学英語の参考書じゃねえだろ!」と言われそうですが、高校で習う文法はほぼ出ていませんし、英文も高校入試からの出典が大半です。なので、中学英語の知識で大丈夫です。むしろ、中学英語が心配でも、この参考書で核にしていくので心配いりません!(受験生など多くの方が使っているのは入門編より上のレベルである必修編や上級編です。)

正直この参考書に出会えてなかったら、今でもIELTSは取れてなかっただろうし、英語力の根本がやばかったと思うと、震えます

まず本の構成としては、各単元ごとの長文を読んで、その中に出てくる単語を覚えていくようなものとなっています。(単語だけが並べられている単語帳とは全然違いますね。)

ソクタンのレイアウト

わかりやすいように、レイアウトを書いてみました(本当は画像を使いたいけど、著作権が怖いので申し訳ございません・・・。amazonに画像があるので、そちらを見てください)。
単元のメインとなる長文が、見開き1ページ、左に英文、右に和訳といった形であります。その次のページから、元来の単語帳のように、長文で使われた単語とその意味が載っています。後に詳しく記しますが、長文パートをメインに使っていきますので、単語が載っているページはどうでもいいです。

この参考書の良い点は多々あるのですが、主な3つを挙げます。
・多読・多聴できる(68個の長文)
・文が短すぎず、長すぎない
・ちょうどいい難易度設定であり、出てくる表現はライティングに使える 

詳しくは次の項にて。



こうやって核になる

それでは、このソクタンを使って、あなたの英語の核を築きあげていきましょう🤩。

当然ですが、いきなり文章を読んで「シャドーイングしろ」なんて、そんなことは言いません(ザコもできるわけがねえ)。

なので、シャドーイングができるようになって、英語の核を作るのには、5つのステップを踏む必要があります。

1stステップ 文に慣れる
2ndステップ 声を出すのに慣れる
3rdステップ プロソディーシャドーイング
4thステップ オーバーラッピング
5thステップ コンテンツシャドーイング

ステップ順に説明しますね(もちろん、ソクタンを使ったやり方です)。


1stステップ 文に慣れる

先述した通り、初心者の方がいきなりシャドーイングなんてできるわけがないので、1stステップでは英文を読むだけでいいです。ただし、ソクタンにある68個の長文を最低でも7回読んでください
1回目から3回目までは、普通に読みます。そして、4回目から7回目までは、英語の音声を聞きながら読んでいきます。7回目になるころには、2倍速で読めるようにしてください。(ソクタンの英語音声は無料ダウンロードできます。)

そして、意味が分からないときは、自分で考えるのではなく、すぐ和訳を見て構いません。いいですか、絶対に自分で意味を考えてはダメです。核にするまでに何百回と読むので、意味は考えなくても後々分かるようになります。

核づくりにおいて大事なのは、自分の英語力を測ることではなく、英語感を養い、英語という抽象的なものに慣れることなので、今の自分の英語力なんか気にしないでください。第一、一つ一つのことに時間をかければかけるほど、モチベーションは下がってしまうので、なるべく時間をかけないようにしましょう。
次の3つの心構えはぜひ読んでいただきたいです(何度でも)。


2ndステップ 声を出すのに慣れる

2ndステップからは、シャドーイングを意識していくのですが、この段階では、口から英文を出すのに慣れましょう。というのも、これを読んでいるほとんどの人がまだ口から英語を出したことがないからです。

まずは、文を見ずに、英語を1文毎に聞いて、その後自分の口で発してみます。これまでに最低7回は読んでいるので、意外とできちゃう人はいると思います。そんなにできなかった人でも、7から8割程度できるようになればokなので、次のステップに行きましょう。


3rdステップ プロソディーシャドーイング

3rdステップからは、本格的にシャドーイングをしていきます。
先述した通り、プロソディーシャドーイングとは、聞こえてくる音を意識して行うシャドーイングとなります。

まずは、聞こえきた音をそのまま発せるようになりましょう。もっと言えば、その音を真似してください。抑揚も発音も何もかもです。最初はあまり上手にいかないかもしれませんが、回数を重ねていけば、段々とできるようになっていくので、大丈夫です👍。ためらわず、どんどん英語を出していくのが重要です。

1題1回やるごとに、最低3回読んでください。各文最低30回が目安になるので、10日で3rdステップは終わります。ここも8割の完成度でok。


4thステップ オーバーラッピング

「あれ、シャドーイングは?」と思われたと思いますが、プロソディーシャドーイングが終わったら、オーバーラッピングに移ります。

オーバーラッピングとは、シャドーイングのように音声の後に付いていくのではなく、音声と一緒に(同時に)発していく練習です。プロソディーシャドーイングである程度の読み方が身に付くので、それをもっと正確にしていくために、オーバーラッピングをしていきます。

音声と同時に発していくと、所々抑揚、発音が違うことに気づきます。これも回数を重ねていって、その差異をなくしていきます。

1題1回やるごとに最低3回読んで、全部で最低30回読んでください。
音声と自分が発する英語がシンクロしていくようになれば、「音」だけに集中するのは終わりです。


5thステップ コンテンツシャドーイング

4thステップで音が再現できるようになったら、コンテンツシャドーイングを始めます。

コンテンツシャドーイングは「意味」に意識を向けてシャドーイングしていきます。「耳から入ってきた情報を、頭で処理して、口に出す」という流れが出来上がるので、英語感が掴めるようになります。

一方、コンテンツシャドーイングは、かなり苦戦すると思います。それまで音だけに集中すればよかったのが、英文としてとらえる必要が出てくるので、頭はめちゃめちゃ疲れます(負荷が半端ないです)。

1題1回やるごとに最低3回読んで、全部で最低30回読んでください。


5thステップが終われば

5thステップがある程度できるようになれば、プロソディーシャドーイング、オーバーラッピング、コンテンツシャドーイングを適当に混ぜながら、体に英文を染みつけていきます。

最終的には、68個の文章を通し(各1回)で、コンテンツシャドーイングできるようになります。通しでやっても、1時間ほどで終わります。


テスト対策に入っても、シャドーイングはやめない

ザコは、IELTSの対策に入っても、3日で68題シャドーイングしていました。こんな感じで、最低でも1週間に1回はシャドーイングしながら、英語試験など、他の勉強の対策をしていきましょう。


ザコのシャドーイング 今と昔

アマゾンの画像にある文章のシャドーイングです。

2ndステップ時のシャドーイング

5thステップ時のシャドーイング

今のシャドーイング

比較すると、全く違いますよね。(現在のものでも、まだまだだなと感じますが。)



進めていくうえでの注意点

長文一題一題固執せずに、なんとなく分かったら、どんどん進みましょう。
最初のうちは、1日1題でもいいのですが、少しずつ増やして、1日に最低10題できるようになると結構いい感じです。

2ndステップ以降、「1題やるごとに最低3回読め、全部で30回」と言っていますが、目安にしていただければ大丈夫です。自分である程度(8割程度)できるなと感じたら、次のステップにジャンジャン行っちゃいましょう。

プロソディーシャドーイングとオーバーラッピングの頃は、録音しておくのがおすすめです。毎回じゃなくてもいいので、3回に1回ぐらい録音しましょう。音源と照らし合わせて、どこがちがうのか明確になります。

シャドーイングでは、音源をまねしなければ意味ないので、いわゆるカタカナ英語でシャドーイングするのはやめましょう発音などは、発音本やyoutubeで学習するのも手です。

ザコのおすすめは、だいじろーさんのこちらの動画です。

ザコの発音の勉強は、別でnoteります。



勉強を続けていくうえで、○○のやり方もめちゃくちゃ大事

○○に当てはまるのは 復習 です。復習が重要なのは当たり前だと思いますが、そのやり方も大変重要になります。

特に、新しいものを学んだときは、早めに復習する必要があります。人の記憶は出会った回数によるので、新たに学んだものはいわゆる初見さんです。例え、一週間後に復習しても「お前誰だっけ?」ってなります。どんどん先に進むことも重要なんですが、勉強したことをもう一回一からやるのはバカバカしいじゃないですか。

ザコがやっていたのは、新しく学んだら、明日、明後日と復習するやり方です。もっとわかりやすく言えば、最初に3日連続同じものに触れろです。こうすると一週間後でも、ある程度覚えています。

今回の勉強法での具体的な復習法を説明します。

1stステップでは、読んだ長文がどんな文か忘れないように、次の日とその次の日にもう一度読みます(この時点で3回読んだことになる)。2ndステップから4thステップまでも、口の動き方を忘れてしまわないように、明日、明後日と英文を読んでください。(5thステップでは、意味を意識することが重要なので、このような復習はいりません)最初だけ、3日連続で顔を出してあげれば大丈夫です。

復習は絶対に怠ってはダメです。復習をしてから、その日入る箇所をやりましょう。


最後に

核の完成までに、何日かかるかはその人次第ですが、何日かかっても大丈夫です。ザコも50時間で取得したのに対し、3カ月程使っています。なので、自分がやれる範囲で進めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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