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しなやかさのお手本はこの人だな。


25分ポモドーロnoteよーいどん。

小学校の国語の授業で
勉強した方も多いのではないでしょうか。
茨木のり子さん。

大人の親でもない女の人に
ばかもの、って言われるって
なかなかの衝撃体験でした。

自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ

茨木のり子「自分の感受性くらい」

「感受性くらい守れ」には自分の気持ちを守れ、大切にしろと、厳しくもあたたかく導かれているようです。


1926年に生まれ、2006年に亡くなるまで戦後を代表する詩人の茨木さんは、またこんな詩を
残していました。

情報の波に飲まれそうな私たちへ。

日々X一つとっても型にはまった
文章たちがずらっと並び、
息がしづらいほどの世の中で生きる
私たちには耳に痛いですね。

車がない
ワープロがない
ビデオデッキがない
ファックスがない
パソコン インターネット 見たこともない
けれど格別支障もない

そんなに情報集めてどうするの
そんなに急いで何をするの
頭はからっぽのまま

茨木のり子「時代おくれ」

頭を働かせ、時には立ち止まり
空っぽの心で生きていくなという
メッセージのようです。

しなやかに時代を生きた茨木さんの言葉には
力強さとともに優しさを感じます。

この慌ただしい世の中で、
生きづらさを感じるとき、少し疲れたときこそ、もう一度見つめ直したくなりませんか。


明日もよき日になりますように。


追記
ひいろさんが本記事をマガジンに追加してくださいました!ありがとうございます♪

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