【#なぜ私は書くのか】そう、それは心の叫び。
【410日目】
「あなたはここまででいいのよ」
「そこまでやる必要ないからね」
フルタイム非常勤雇用。フルタイムですが、
与えられるのは、毎日同じ作業。
子育てのため、残業ができないと
正社員にはなれません。
上司は入社時に
「やれること、やりたいことは違うから。
無理するな。自分のペースでいい」とおっしゃってくださいました。
それでも、私は会社に貢献し、
「ありがとう」と言われたかった。
「君がいれくれてよかったよ」って言われたかったんです。
いわゆる自己承認欲求の塊だったわけです。
こうしたらいいんじゃないか、
こうしたらもっと売上につながるのではないか。
上司に提案もしてみました。
仕事ができるようになりたかったというより、
必要とされたかったから。
呆れるくらい、わかりやすいやつですね。
「あなたはそこまでしなくていい」
その言葉に、与えられた以上のことは、
ここでは求められていないことを痛感しました。
どんなに頑張っても職場では、
距離を置かれているように
感じていました。
またあまり話すことが得意ではない私。
「今うまくはなせているのか」なんて考えるほど怖くなり
話すと後でどっと疲れるように。
ああ、職場でも言いたいこと、
伝えたいことが山のようにあるのに。
何も言えない。
膿(うみ)のように、
胸のなかに溜まっていることを気軽に誰かに話したい。
誰かに認めてもらいたい。
そんな思いが日々強くなりました。
これって実はすごいエネルギーなんだよね。
ひとりで置き物みたいに8時間過ごすなんて。
もうまっぴらごめんなんだ。
こころを叫べ。
発達障害の診断をされたテストでわかった自分の強み。
情報処理能力、説明能力が低い。
だけど、語彙力、言語能力は誇れるくらいの数値をたたき出した。
偏りがあることを笑えるようになるくらい、それを生かしてやればいいんじゃないか。
書くことを始めてみよう。素直にそう思い立ちます。
ブログ制作は少しハードルが高かったため、
昨年の5月にnoteの世界に飛び込みました。
毎日文を書いて、ひとさまに読んでいただけるように編集する。
すべてが新鮮でした。
久しぶりに胸が高鳴りました。
記事を練って練って投稿してもはじめはスキも5くらいしかつきません。
しかもそのスキの1は自分がつけたもの……。
完璧な自己満足だったかもしれません。
でも、「たったひとりに届けられれば」と
更新をしてきました。
やっと自分ではない誰かのスキが
つくようになって、初めて自分を認められた。
誰かが私の文章をスキって言ってくれている……。
そう、
書くことなら「あなたはここまで」という
制限はありません。
私は自由な表現の舞台をついに手に入れました。
大げさもしれませんが、「生きてる」って思えたんです、表現することで。
仕事が終われば、私は「ゆず」になり、
書く人間になる。
その時間が愛おしい。私が生き返るから。
職場では言えなかったことも、この世界では
「ねえねえ聞いて」としたためられる。
するとコメントをいただいたりする。
「心が震えました。」これがはじめていただいたコメント。
今では朝から今日は何を書こうか、
ネタストックはあったかしらと
常備菜の棚をチェックする主婦のように悩む毎日です。
毎日書き続けることがポリシーになる。
私は書くことを楽しみ、
もがき続けたおかげで、
noteの世界がぐっと広がりました。
同時に自分の価値観も。
「おいしい」「美しい」をその言葉以外で
表現したい。
何て美しい言葉で表現するんだ、という人に
出会うたび。
表現で納得いかなかったり、
オチがおもしろくなかったり、そのたびに
悔しい思いがつのります。
悔しいのは、それだけ
本気だから。
凸凹が多い私の世界、凸を生かすために、
私は誓った。
逃げない、と。
私は、書いて、書いて、
存在を必死に叫んでいる。
ここにいるよ。
私は表現することで証明したい。
誰かに、何かを届けるために。
【あとがき】
尊敬する藤原華さんの「#なぜ、私は書くのか」企画。
私、そういえば、華さんのnoteに出会ったとき
衝撃的すぎてすぐさまnoteを書いたのでした。
華さんにあてたnoteと言っても過言ではありません。
僭越ながら受け取ってください。
何でラーメンなのかはさておき。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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