新川 裕也/トナリズムCEO

トナリズムグループCEO /「トナリ」にいる信頼を世界中の人々へ。半導体ソリューション…

新川 裕也/トナリズムCEO

トナリズムグループCEO /「トナリ」にいる信頼を世界中の人々へ。半導体ソリューションを軸に世界を進化させ、あなたが大切な人の「トナリ」にいられる時間を増やします。X(Twitter)もやってます。事業・採用・取材のお問い合わせはトナリズムHPから。

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チップちゃんの大冒険

5歳の娘が通う保育園で、保育参加をしてきました。少し大人ぶっている娘の姿を見たり、他の園児たちと遊んだり、心が洗われていく時間でした。折角の機会だったので、そこで10分ほどお時間をいただき、「なぜスマホは喋るのか?チップちゃんの大冒険」という紙芝居をさせてもらいました。 まず園児たちにスマホを見せて、「これ何か知ってる?」と聞きました。「スマホ!スマホ!」と口々に答えが返ってきます。当たり前ですが、もう年少さんからスマホを知っているんですよね。次に私は「Hey Siri!

    • 出世は金のためならず

      「出世したくない若者」という話をよく耳にします。実はこの手の話は、私が若者の頃からされていましたが、私は、出世した方が断然人生が楽しくなると思っています。出世したい!というと「この人はお金や地位が欲しいんだな」と思われがちです。確かにそういう人もいるかもしれませんが、私の意見は若干違うので、今日はそんな話をしたいと思います。 端的に言えば、「出世する=仕事ができる」であり、仕事ができるようになると、プライベートも含め全てうまくいく傾向にあります。例えば旅行一つとっても、仕事

      • 有意義なお休みの過ごし方

        9月は三連休が二回もありました。日本人と言えば「勤勉でハードワーク」というイメージが先行していますが、実は世界的に見ても祝日が多い国です。この恵まれた環境は先人たちの努力のおかげであり、本当にこのままでいいのかな?という思いもありながら、この話は今回の本題ではないので、このあたりで辞めておきます。さて本題に入ります。今日は、「有意義なお休みの過ごし方」について書いていきたいなと思います。   まず「有意義なお休みの過ごし方」について、絶対的な正解はありません。その中であえて正

        • 新しい挑戦をします

          半導体業界の未来をともに切り拓く仲間を募集します。半導体商社トナリズムの代表取締役社長の新川裕也です。この度、半導体業界に特化した人材紹介事業の立ち上げを計画しており、この新事業を一緒に創り上げていく仲間を探しています。当社は既に数千社の顧客基盤を持っており、半導体業界の知見も蓄積しておりますので、スムーズに事業を立ち上げられると考えています。 半導体産業は、日本の製造業の要であり、私たちの暮らしに欠かせない存在です。スマートフォンから自動車、家電製品に至るまで、私たちの身

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        チップちゃんの大冒険

          半導体商社の存在意義とは?

          半導体は現代社会のあらゆる電子機器に不可欠な部品であり、その重要性は日に日に増しています。しかし、半導体の製造から最終製品への組み込みまでの過程は複雑で、多くの課題が存在します。そこで重要な役割を果たすのが半導体商社です。半導体商社の主な役割は、大きく4つに分けられます。一つずつ解説していきます。 第一に、物流機能です。半導体メーカーは大量生産を前提としているため、原則小ロットでの販売には対応していません。そこで商社が間に入り、大量に仕入れた半導体を小分けにして、必要な量だ

          半導体商社の存在意義とは?

          I Don't Want to Miss a Thing

          「何一つ見逃したくない」という話をしたいと思います。皆さんは、エアロスミスというアメリカのロックバンドを知っていますか?彼らの代表曲「I Don’t Want to Miss a Thing」。映画「アルマゲドン」の主題歌なので、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。以下がサビの歌詞で、心を打たれます。 Don’t wanna close my eyes(目を閉じたくない) I don’t wanna fall asleep (眠りに落ちてしまいたくない) Cau

          努力の方向

          自分よりアイツの方が稼いでいて、フォロワーも多くて、しかも素敵な彼女もいる。というような状況は、悔しいけれどよくあります。これは多くの場合において、アイツの方が自分より努力しているだけなので、毎日コツコツと積み重ねる以外に、アイツに勝つ方法はありません。 しかし、闇雲に努力(っぽいことを)するだけではなく、努力する方向って大事だよね、みたいな話をしたいと思います。私は20代前半の頃、トヨタグループ商社の子会社で働いていました。子会社だったので、年収は親会社の人より低かった

          命の使い方

          我が国の歴史の展開を諸資料に基づき地理的条件や世界の歴史と関連付けて総合的に考察させ、我が国の伝統と文化の特色についての認識を深めさせることによって、歴史的思考力を培い、国際社会に主体的に生きる日本国民としての自覚と資質を養う。 これが、日本史Bの教科書に記載された、学習指導要領に書かれている歴史を学ぶ「目標」です。歴史はただ暗記するだけの科目ではなく、未来に生かしてこそ意味があります。 79年前の8月15日、大東亜戦争が終わりました。 この時期になるといつも考えさ

          一人称

          私は独立前のフューチャーエレクトロニクス時代も含め、半導体業界に10年近く身を置いてきました。この間、成功や失敗をたくさん経験しながら、営業や調達のスキル・人脈を自分なりに築いてきたと自負しています。 私1人で始まったトナリズムも、今ではグループ全体で社員が30人を超えるまでになりました。社員一人ひとりの頑張りはもちろんですが、私自身が蓄積してきたノウハウをみんなとシェアすることで、会社全体のパフォーマンスを高めることができたと思っています。 しかし、私のやり方を社員がコ

          受け入れる勇気

          ↑写真は仙台時代。若い!(のか?)笑 今日は実体験に基づく「営業力を上げる具体的な方法」をシェアしたいと思います。私はトヨタグループ商社で最高評価、その後転職した外資系半導体商社でトップセールス&最年少マネージャー、トナリズムを起業後に1年間で43億円半導体を販売したので、それなりに営業の知見はあると思っています。 さて本題に入ります。私は20代前半の頃にトヨタグループ商社で働いていて、まずは名古屋本社勤務でした。そこでは一年目からそれなりに結果を出すことができ、仙台

          もっと遠くへ

          私たちトナリズムグループは2024年7月、一つの節目を迎えました。事業拡大や人員増加に伴い、オフィスを同じビル内で2階から7階に移転し、拡張しました。自宅から始めたので、四代目のオフィスになります。そして大きな変化がもう一つ。それは、新しい人事評価制度を始めたことです。 「ヒト・モノ・カネ」は会社経営の三原則と言われますが、起業して7年目を迎えた今、私は「ヒト」の大切さを再認識しています。トナリズムは2年間で74億円の売上を達成しました。そのおかげで会社は成長できたし、半導

          本の魔法:読書がもたらす人生の豊かさ

          今日は読書について書いてみたいと思います。本にもいろんなジャンルがありますが、私はどちらかと言えば「雑食」です。会社を経営しているので、ビジネス書はもちろん読みますが、小説も漫画も大好き。活字中毒なのかもしれません。 コスパだけで物事を測るのは好きではありませんが、本って本当にお得だと思います。1冊1500円や2000円で、その本を書いた人が長年考え、実践してきたことに触れられる。あるいは、小説を読んで、自分の琴線に触れる瞬間を味わえる。数百ページの中で、1フレーズでも自分

          本の魔法:読書がもたらす人生の豊かさ

          音楽は最高だ

          ↑写真はバンドマン時代の私(野外ライブにて) 私は大学時代、バンド活動にはまっていました。動機は至って不純。単純にモテたかったからです・・・。ボーカルとギター、そして作詞作曲も担当していました。大学を卒業してもバンドは続けていて、本気でプロを目指した時期もありました。 さかのぼると、人並みに音楽に興味を持つようになったのは中学生のとき。SMAPの「夜空ノムコウ」のようなポップスから入り、GLAYやL’Arc-en-Cielも聴くようになりました。特にMr.Children

          日の丸半導体

          今日は本業の半導体について、私の考えをシェアしたいと思います。「テーマは、日の丸半導体は復活できるか?」私の考えをまずお伝えしておくと、その可能性は十分にあると思っています。 半導体製造で世界トップを走るのは、台湾のTSMC(台湾積電路製造)。TSMCのビジネスモデルはファウンドリと呼ばれます。エヌビディアのようなファブレス企業から委託を受け、生産に特化した企業です。ちなみに、ファブレス企業とは、自社で工場を持たずに半導体の設計・企画に特化した企業のことです。 TSMCと

          馬車がカボチャに変わる前に

          今日は仕事と家庭のバランスについて書いてみます。私には5歳と0歳の娘がいます。妻は別の会社の総合職ですが、現在は育休中。この話題を取り上げる前に、自分は仕事と家庭を両立できているか、妻に聞いてみました。妻からは「できていると思うよ!」と「合格点」をいただきましたので、その前提で私の考えをシェアしたいと思います。 私は今、37歳です。31歳でトナリズムを起業して、7年目に入りました。社員にも恵まれ、会社は成長を続けています。私自身も経営者として、半導体の開発やリゾート開発、海

          馬車がカボチャに変わる前に

          「倍速」で映画を見る世代

          最近、「タイパ」という言葉が、もてはやされています。タイパとは、「タイムパフォーマンス」の略。デジタル大辞泉にも意味が載っていました。それによると、「かけた時間に対して得られる成果。また、短い時間で効率を上げようとすること。時間対効果」。なるほど、今っぽい。 特に若い世代の中には、YouTubeの動画はもちろん、映画やドラマも倍速で見る人が少なくないとか。実はうちの社員にもいてビックリ笑。でも特に映画って、アル・パチーノにしろ渡辺謙にしろ、台詞と台詞の「間」を味わったりする

          「倍速」で映画を見る世代