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"頑張りすぎない"が苦しくなってしまった人へのエール

画像はナガノさんの公式から。
カニちゃんもモモちゃんも尊い……

さて、早速本題ですが。

頑張りすぎてしまう人に対して
よくアドバイスとして言われるのが、
「頑張らなくていい」という言葉。

それはきっと、その通りなのだろうけど、
頑張ることで自分を保ってきた私たちにとって
頑張らないことってすごく怖い。

頑張らないと置いてけぼりにされる、
ただでさえ人よりできないのに
頑張らなかったらどうなってしまうんだろう。

つい、考えてしまうんですよね。

私も現に、適応障害になって
会社に行けなくなった経験から、
「働くこと」について
すごく慎重になっていました。

働く上で頑張りすぎてはいけない、
頑張りすぎたらまた会社に行けなくなる、
あんな日々を過ごすのはもう嫌だ。

……気付けばこれが私にとって
呪いの言葉になっていたみたいです。

"頑張りすぎてはいけない"
"やり過ぎてはいけない"

ずっと自分をがんじがらめにして
同じことが起きないように
悪く言えば心を押し殺して、
なるべく感情に波が起きないように
一歩引いたところにいた自分。

そうすると、確かに
仕事を休むことはなくなった。
残業をすることも少なくなった。

でも、それと同時に
やりがいを失ってしまったんです。
何事もほどほどにやれば、
怒られない程度には仕事をこなせる。

ただし、そこからは何も生まれない。
私の感情も動かされない。
それ以上は何も変わらない日々。

いつしかそんな繰り返しの日々を
私はつまらないと感じてしまった。

その時に思ったんです。

あれ?頑張りすぎなければ
幸せに生きられると思っていたのに、
思ったよりも幸せじゃない……

私、こんな生き方がしたかったんだっけ?

そこで改めて"頑張らない"ことを
勧める書籍や動画に疑問を持ち始め。

気付いたんです。
頑張らない、ってことは
夢中にならない、ってことではない。

私、さっき言ったように
とにかく自分の感情を
波立たせないようにしていて。

そうすれば会社に行くことができる、
休むことなく行ける。

でも、辛い、しんどい、などの
負の感情を捨てたら、
楽しい!できた!などの
喜びの感情まで失ってしまって。

夢中になれることまで
捨ててしまっていたんです、私。

これって頑張らないこととは、また違って。

夢中になれることは
夢中になってていいんですよね。

そう、夢中は捨ててはいけなかった!

冷静に考えれば分かることだけど
その当時の私は分からなかった!(笑)

だから、夢中になれることは捨てずに
夢中になっちゃっていい。

それは"頑張りすぎる"ことにはならない。

いや、厳密には"頑張りすぎること"に
含まれるのかもしれないけれど、
自分が好きなことだったら
頑張ったって"しんどく"ならないんです。

頑張りすぎてしんどくなってしまうのは、
自分が本当はやりたくないこと、
やらなきゃいけないと思ってること。

だから、やりたいことはやっていい!
頑張りすぎたかも……と顧みなくていい!

でも、やってて自分の心や体が
しんどくなってしまうようなら、
それはやりたくないことなのかも。

私もまだまだ自分の頑張りを
なんとか認めていってる最中ですが、
気付けば毎日が「やっておくといいこと」
で溢れかえっていたりします。

そんな時、私は妹の言葉を思い出す。

「案外、やらなきゃいけないことって
そんなにたくさんないんだよ〜。」

……さて、ちゃんとエールになってるかな。(笑)

頑張りすぎてしんどい人、
頑張りすぎてしまう自分を認められない人、
自分のやりたいことが分からない人。

そんな方たちにとって
少しでも手助けになるような、
少しでも心が楽になるような、
そんな記事が書けたらいいな。

そんな訳で、また時間がある時に
エールを送ることにしよう。(笑)

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。

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