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アーティストがビジネスをする時のギャップ

今日はとんだ林蘭さんのトークイベントに参加した。抽選で当たった!わーい
来年の春から入学する専門学校がコラボ?開催したイベントだった

初めてのデザイン系の人のイベントに参加したからすっごくドキドキだった!
参加者は同じ専門学校のひとたちだけだったけど、ファッション学部がいるからか髪も服装もザ!個性の集まりと言った感じでわたしには刺激的な会だった。すっげ〜〜〜!全員と話したい!!早く専門学校いってともだちになりたい!!と晴れ晴れしいきもちだった。

そんなことはさておき、イベントはすごくよかった、なんなら今まで行ったイベントの中で1番きれいだった。
司会のフリーランスの方(だといっていた)はびっくりするくらい話がじょうずで、質問もそこぉ!と言った感じだし蘭さんも答えやすそうだった。尊敬をしている、ということが伝わったし、下りすぎず上から過ぎず、ちょうどいい「仲介役」に徹した感じだった。

蘭さんも、質問に答えられてなくない?みたいなのが全くなく、質問されたことにシンプルに答える、多すぎず少なすぎず…
そして堅すぎず、なんだったかなあ〜なんてタメ口の独り言もところどころ入れてラフな感じで、でもエンターテイメントに徹している訳ではなく、超しぜん!という感じだった
まったく笑ってないのに真面目すぎない、ゆる〜としつつもくだけすぎない。
なんだこのスタンス!いちばんこれ欲しい!!と思った

会場までの道で決めていた、
「質問をすること」。
たぶん、たぶん質問を募ってくれるはずだ!!とおもって。
トークを聞きながら質問も脳の半分くらいで組み立てながらメモを取った
自分は超緊張しいで声震えて何言うか忘れるほどむりだし、長々と話した割にあれ何話したかったっけ〜〜てなることが多いのでマナーとしても、かならず超短文で質問しよう、と

いちばんはじめに!すぐに!手を上げる!絶対!!と意気込んでいると話を聞いているだけなのにずっと緊張してた

質問があるひと!と言われてほんとうにちゃんと手を挙げた自分が超えらかった!
もう1人と同時だったけど、ちゃんと自分の約束まもれた!苦手なことできた!

質問内容は
「アーティストとして活動されていると思うんですが、広告などで売れるものをつくる、というビジネスチックなことに違和感は感じないですか?」
という内容だった、たぶん全くこのまま
これはほんとうにデザインを始める前からずっとどうだろうと思っていたことで、最近も自分はデザインなのかな、と感じる理由はここにあった

そもそもわたしはアーティストに憧れがあったけれど、人の役に立つのが仕事だ、とするならば他人表現がしっくりくるなとデザインを始めたものの、「人のために」「きちんと結果がでるもの」などそこらへんの志があんまり存在していなくて、本当にやっていけるのだろうかと広告代理店にはいって1ヶ月が経つ前にすでに違和感を感じていた

蘭さんのこたえは、
「自分だけで作品を作ることよりも、色んな大人の人達と作品を作ることの方が最近は楽しい。
知らないものを知れて、知らない現場に行けるのが楽しい。堅い現場もあるけれど。
でも、オールマイティになんでも出来る人は、辛いことがあるかもしれないとおもう
わたしは、わたしの世界観を好んでくれて依頼してくれることがほとんどだから」。

人に合わすことが必要なだけがデザイナーではなく、自分の世界観など系統を認識させていけば、自分しかできない、そして自分の好きな分野の中で人のための作品を考えられる…
なんかこれ、アーティストとデザイナー(やアートディレクター)を組み合わせたみたいな形だなあ
なんというか、その手があったか!みたいな感じだった

わたしが考えた答えは、
アーティストみたいに作品をつくりつつ、
今は幅広くデザインをできるようになること。

いまからしぼってこの分野だけです!じゃなくて、今は勉強期間として高齢者向けも子供向けもラブリーもクールもぜんぶ!
その上で、自分の作品の系統で依頼が来ると自分のスタイルが確立される気がする…!

蘭さんが言っていた、
「自分は作品をつくるひと」「表現をする人」ということを認識・認知させることが大事。
頭で考えすぎずとにかく手を動かす。そしたら悩まない。
アイデアは浮かぶ癖をつける。毎日少しの時間でも何か今ある中から作品を作る
(浮かばんのじゃなくて浮かぶ癖をつけていない、とにかく作品を生み出す癖をつける)

毎日毎日、とにかく作品を作りもう発表する
とにかくちゃんと作っているひと(数)という認識を得ることが大事。

ちなみに、ほかの質問した人たちの質がめっちゃよかった。

個展やった後に繋げるためにしていること、つくっている途中に全部嫌になって消すことはあるか、あるならどうやって抜け出しているか…

なんだここ!めっちゃ最高な環境だなあ!すきだなあ。。
蘭さんはビジョンを持たずに人生設計もせずに、道を作らないでとにかくワクワクすることをしているらしい、
それでも大丈夫なんだと安心したし、
結果さえ出ていればそれもかっこよく映るもんなんだなと知った

自分も頑張ろう!とにかく手を動かす、自分なりでいいなあ!とおもう時間だった、
よかった〜〜〜