「 不格好経営 」を読んで 」
梅雨のじめじめした空気と夏の暑い日差しが入り混じる季節になりましたね。
なんだが空気がどんよりしています。
さて、時間もできてきたので、これからは、社会人の素晴らしいスタートを切れるように、
ビジネスの本
起業した人たちの本を読もうと思います。
前回に引き続き、今回は
DeNAの南場さんが書かれた「 不格好経営 」です。
僕自身、就活でコンサルに行くのか、事業会社に行くのかで迷っていたところこの本と出会い、良い経験になりました。
なので、僕視点でコンサルと事業会社について本書を交えながら、僕がどちらに行くべきなのか考えてみようと思います。
[ コンサルタントと事業リーダーの違い ]
まず、世間的な考え方では、将来起業したり、事業を作るならコンサルティング会社に行くべきだと考える人が多いように思う。特に、周りの大学生。
しかし、本書ではコンサルタントは言う人、手伝う人であり、
事業リーダーはやる人だから、立場も求められる資質も極端に異なると書かれている。
物事を提案する立場と決める立場。
提案するのは他者だが、意思決定するとなると、当事者になる。
正確なプロセスを踏んで決定したことでも不安になることが多く、自ら成功に導いていくことが大切。
正しい選択肢を選ぶことも大切だが、選んだ選択肢を正しくすることも重要なることが分かった。
一般的には汎用性の高いスキルを身につけて、さまざまな業界を見ることができると言われるコンサル会社は事業を作っていく上ではノイズになるビジネススキルが一定数存在する事も分かった。
私の場合、田舎から出てきて、自我が強く、自分の人生を自分で切り開いていきたいと言う思いが強いことから、意思決定を自分でできないことに対する歯痒さを社会人で感じると予想する事もできた。
誰かのために、一生懸命資料を作って、会社を存続させるために考えて、情で訴えて、そんな仕事をなぜ僕がやる必要があるのか?と考える事も予想できる。
ただ、人生は長い、長い目で見た時に、他の社会人よりも圧倒的にスキルのある、市場価値の高い人になるには、コンサルティング会社に行くべきなのかもしれない。
人生のフェーズでやるべきことを逆算してやるのか、
今やりたいこと、楽しいと思えることをやるのか、
ここが、とても難しいのである。
以上。
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