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3つのベクトルが未来の方向性を決める

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」(佐藤航陽著)を読んだ。

資本主義から「価値主義」という、これから時代の重要な変化について学べたことは大きかった。

私は今40歳。
「資本主義国 日本」で生きていると思っている。
しかし、もうそういう時代は終わりに向かっている。そういうことが良く理解できた。
それと同時に「自分の価値」という問いを突き付けられ、不安にもなった。だが、40歳の今、この本に出会えて良かった。
今まで医療業界で生きてきて、医療のことばかりに目を向けてきた自分からおさらばできると思った。

「経済・IT・感情の3つのベクトルが未来の方向性を決める」
この文章が一番頭に残った。医療業界にいると人と常に向き合っている。
そのことで人の感情にはとても敏感になる。
ただ、最近のITの驚異的な進歩や経済のことには疎い。
医療関係者もこれからの時代更なるITの進歩や経済の変化について行かねば、単なる専門バカで取り残されることが想像できた。

もう40歳。だけど、まだ40歳。
患者のため、家族のため、自分のため、すべての人のため、広い知識を持って何ができるか模索を続けていきたい。
そう思った。