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8月の足跡を辿る

noteを綴る今日、2020年、8月31日。

もう少し涼しくなって欲しい。

そんな期待を込めてカレンダーを一枚めくると、明日から9月が始まります。

今日は、私が過ごした8月を振り返りたいと思います。

1. 学童保育での毎日

私は、大学3年生の頃から学童保育に指導員として携わっています。きっかけは、大学のゼミの先輩(学童保育に就職)からの勧誘でした。小学校の教員を目指している私にとって、小学生と密接に関わることが出来る学童保育という場所は、とても興味がありました。子ども達は、学校では先生に見せる顔が、家庭では親に見せる顔があるように思います。その学校と家庭の、中間的な場所に位置する学童保育で過ごす子ども達は、私達に誰にも隠し繕うことのない、ありのままの顔を見せてくれます。思いっきり笑ったり、時には本気で喧嘩をして泣いたり、小学生とは思えないくらい甘えてみたり..そんな子ども達と等身大で接する日々は、私を大きく成長させてくれました。

今年の8月は、ほとんど毎日学童保育に足を運び、子ども達と時間を過ごしました。「何か子ども達が盛り上がれる企画を」と、任された1時間ほどの時間は、カードゲーム大会を実施することにしました。トランプのスピード、UNOの2種類のカードゲームで、トーナメント戦を行いました。子ども達は、必死になって戦います。「スピーード!!」と大きな声が室内に響き渡ります。勝敗がつくと、「やったーー!!」とマスク越しに眩しい笑顔が弾け、周りの子ども達をさんさんと照らします。私は駆けつけ、「やったね〜!」と褒めて、勝った喜びを分かち合います。そしてすぐさま向かうのは、負けてしまった子の所。なんと、泣き出してしまうのです。勝っても負けても笑って終われる企画と考えていましたが、少し違いました。涙が溢れるのは、本気になった証拠。大人から見れば、「たかがカードゲーム..」、「そんなの運もあるでしょ..」と思うかもしれません。しかし、彼女達にとってのカードゲームでついた勝敗は、何回も練習して、「勝ちたい!」と本気で臨んだ勝負の結果であり、簡単に水に流していいようなどうでもいいことではないのです。

勝ち負けが全てではないことは、もちろんですが、勝ち負けが教えてくれる大切なこともあります。どんな経験も、子ども達の心を豊かにしてくれます。感情が動かされる場面に子ども達が向き合える時間を、増やしていけたらなぁと思わされる時間でした。

今年の夏休みは、新型コロナウイルス感染拡大防止の休校措置の影響もあり、小学生にとっては例年よりも短い夏休みになりました。

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一刻も早いこの状況の収束を、願わずにはいられません。

2.自分と、部活動

練習時間や様々な制限下の中ではありますが、毎日部活動に励みました。残された大会の開催決定が決まらない。いつあるのか、果たして出来るのかも分からない。どこに向かうかが不透明な中での部活動は、経験がありません。ましてや私の担うアナリストの仕事は、試合があってこそ成り立つ部分が大半を占めます。

”積み上げること”

出来ないことが多い中で、今出来ることは何なのか。何を積み上げていくべきなのか。

4年生である自分の代ではあるのですが、後輩達のことを考えてしまいます。チームに何を残せるだろうか、もう少し考えて残りの時間を過ごしたいと思います。

3.教員採用試験二次試験①

教員採用試験は、2つの自治体を受験しています。そのうち一つの自治体の二次試験が8月にありました。容赦ない暑さと、常に気を張った首都圏の移動だけで、体力を消耗しました💦

私はこの大学生活で、教員採用試験合格を大きな軸に置いて生活してきました。とても緊張していましたが、振り返れば自信を持って面接官に伝えたいことばかりで、少し楽しみな部分もありました。猛アピール、してきたつもりです(笑)

結果はどうかわかりませんが、10月の結果発表を待ちたいと思います。そして、本命の自治体の二次試験をまだ9月に控えています。頑張ります。

がむしゃらに駆け抜けたのは、昨年の8月。

今年の8月は、多忙な中でも、その時々で立ち止まり、考え、やるべきことに立ち向かった一ヶ月、そう言えるかもしれません。

2020年も残り4ヶ月。

大切に生きていきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

                                                                                                                                         




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