新橋のサラリーマンは蒸留家になれるでしょうか -カルヴァドスと言ってはいけない問題-
世の中には言ってはいけないことがたくさんあります。
行間を読んだり"推して知るべし"が日常の会社員にとっては、むしろ言っていいことを探す方が至難かもしれません。空気と顔色が支配する現代日本社会の「言葉選び」ですが、現在プロ会社員16年目の私ですら起こるトラブルの元凶の根っこは"言葉"だったりします。些細な言い間違いや勘違いの失言やタブーで笑いを取るつもりが逆効果など、思い出すときりがないほど苦い経験が辞書ほどあります。それだけ言葉が支配するコミュニケーション領域は広く深い。