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新橋のサラリーマンは蒸留家になれるでしょうか

こんにちはnote。

初めて使います。考えたりメモしたり長文メール打つことは多いのですが、文を書き綴ることは正直久しぶりかもしれません。

そんな私はnoteをうまく書けるでしょうか。

なぜ"今さら" note書こうと思ったの?

端的にいうならば「整理」と「記録」です。

整理するのは思考であり、現在地確認とも言えるかもしれません。というのも、自分で何考えているかわからなかったり、何から手をつければいいかわからなくなることがあります。

あります、というかだいたい毎日わからない状態で過ごしています。

街歩いていたり、ひとりでランチしていたり、電車での移動中、本を読んでいてふと出会った考え方や気づきやアイデアを"とりとめもなく"メモする癖がその原因のひとつ。スマホのメモ帳の時もありましたけど、今はもっぱら小さなノートに殴り書き。ノートに手書きの方が書いた時の精神状態や興奮ぶりがわかるのと、少し後に読み返して「これ別に大したことじゃないな」って消すことが少なかった経験から。

そんな手書きノートに書き殴られたアレやコレが、さすがにそろそろ発酵を通り越して腐敗に向かっているのではとふと気付いた時に、ちょうど暮らし方そのものを見つめ直す時期に来ていました。それってどういうこと?という話は別の機会に。兎にも角にも、より高い視座でより長いスパンを意識してアレやコレを棚卸しする必要がありました。その上で取捨選択なり優先順位づけなりをしてみようと。それが整理。

このnoteが「記録」というのは、これを読む読者は当面は家族(もしくは家族同然の方々)のみを想定していることに関連しています。

私は今39歳。24歳で大学を卒業して、新卒で東京の企業に就職し、2011年に結婚して、5歳の息子がいる都内在住の会社員です。この現代日本を象徴する最もありふれたテンプレ的なプロフィールの私は、2023年春を目標に家族で生活拠点を移すことを計画しています。そう計画。

この目標を掲げるに至ったきっかけや経緯は別の機会に書くとして、つまりは「記録」していくことで「計画を可視化」することを目的としています。可視化されることで輪郭と核がみえて、今修正すべきことと走りながら精緻化していくことが選別できます。その可視化のプロセスを家族と共有していくために"今さら"noteに手を出すことにしてみました。

2023年春にどうなっているのがゴール?

記事のタイトルに一歩近づきました。

で、そのテンプレ会社員からどこに行きたいの?何者になるの?というところです。この先、時間をかけて「それなんで?」「で、それから?」「何考えてんの?」などの(おそらく自分の中にある)"なぜ”に答えていくつもりなので、いったん結論的にゴールを示しておきたいと思います。

2023年4月までに新天地で蒸留家としてスタートを切る

これが第1段階目のゴール。ゴールといってももちろんスタートです。これも当然ですが、移住がゴールではありません。アウトドアブームや農村暮らしへの憧れ的なものの延長でゴールを設定してしまうと、熱量は持続しませんし、ゴールがゴールにしかなりません。前段が立派な企画書ほど、説得力はある一方で、キャンペーンローンチ後の虚無感がすごいアレです。16年もサラリーマンやってたらそれなりに経験あります。

横道にまた逸れました。いかんですね。あと1年ちょっとで新天地に家族で根を張って、蒸留家と名乗れるところまで辿り着きます。このゴール像を北極星として、そこに向かう自分の意思や動機、哲学、計画性、準備の過不足などを、焦らずかつ立ち止まらずに炙り出していこうと思います。

もちろん今年も会社員として働きます。むしろ全力で働きます。今の会社員としての日常がこのゴール設定にどう影響しているか、これも後述ですね。パッとかけそうで長そうなので。といいつつ本質はシンプルかもしれないですが。

書くって、構成や展開をイメージしていても、書き出してしまうとイメージと少しずつずれていきますよね。その日の自分臭というか、野性味がその差分を作っているわけで、それを認識しながら書き続けるのもまた現在地確認ということにしましょう。しばらくはこんなボリューム感でひとつひとつの「それなんで?」「で、それから?」「何考えてんの?」に自答していきたいと思います。

最後に元も子もないこと書きますが、このnoteはすでにゴールを達成した人の武勇伝でも自伝でもありません。2023年4月になった時、ゴールを達成できるかは不明です。達成できているかもしれませんし、達成度50%かもしれませんし、別のゴールにたどり着くかもしれませんし、ゴールの前に次のゴールが見えてきてゴールに気づかずに駆け抜けているかもしれません。

そういうものだ、というある種の割り切りとポジティブさが心の持久力の支えになります。割り切りと聞くと"手を抜く"ような響きがありますがむしろ逆。ゴールは変えられるし、走り出さないと景色は変わっていかない。

さあ、新橋のサラリーマンは蒸留家になれるでしょうか。

次回は「なぜ、蒸留家?」の答えに向けてアレやコレを棚卸ししたいと思います。

#できるかな

#39歳の転職活動

#蒸留家


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