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№361 大きな勘違い

おはようございます。白石です。

昨日、少し考え直す機会がありました。

今まで自分が理想とする未来を現実のものに成し遂げたら、そこに幸せがあると思っていました。

しかし、続く幸せは今にしかないということを論理的に説明していただきました。

日々の積み重ねから得られる、繋がり的な幸福感と健康的な生活からくる幸福感が重要だと。

もちろん夢の達成や理想に辿り着いた時にも幸福感は得られるようですが、それは長続きしないものかもしれません。

お金の例でいうと・・・

アメリカで年収と幸福度の研究がされて、年収200万円から400万円になった時は幸福度は比例して上がると、しかし800万円~1,000万円を境にその傾向はなくなったという研究結果です。

これには脳のホルモンが大きく関係しているようで、その中でも特に「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の3つが幸福ホルモンと言うわれています。

・ドーパミン(何か行動を起こして得られる)

何かうれしいことや良いことが起きると、脳内で分泌され、快感を得ることができます。「快感のホルモン」と呼ばれ、ドーパミンが分泌されると人間は意欲が湧いてきて、もっとうれしいことや良いことを行おうとします。

・セロトニン(そこに存在するもの)

心のバランスを整える作用があるホルモンで、「安心のホルモン」と呼ばれています。セロトニンがきちんと分泌されると、ほかの神経伝達物質が暴走するのを抑制し、平常心を持ち続けることができます。

・オキシトシン(そこに存在するものでより繋がりを得られるもの)

セロトニンと同様、心を落ち着かせる効果があるオキシトシン。しかし最大の特徴は、スキンシップなどの人と人との親密なコミュニケーションの際に分泌されること。親しい人からタッチやハグをされることで、オキシトシンが分泌されると、温かく幸せな気持ちになるといわれています。

夢や理想の達成は「ドーパミン」の分泌を促進して幸福感を得られますが、それは長続きしません。このドーパミンっていうやつが厄介なようです。

このドーパミンをコントロールすることが重要それより今存在する幸福に気づくことが先でその土台があってこその夢や理想の達成ということです。

それでは、今存在する幸福(セロトニン分泌・オキシトシン分泌)とは?

それは自分自身で考えて気づいていきましょう。普段の日常に転がっていると思います。行動して得られる幸福ばかり追っていると、それよりも大事な今存在する何かを失うかもしれません。

そんなことを感じた昨日でした。これで少し日常の過ごした方を変えていけそうです。

幸福とは何か?奥が深いですね。

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