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ブラック企業で働く人に言ってはいけない言葉TOP3

実態経済の悪化に伴ってリストラや廃業が
たくさん起こっている現在ですが
転職先がブラック企業だったという
パターンも少なからず出てくるかと思います。

そんな場合に彼氏や彼女、
また友達に何て言葉をかけてあげれば
良いのかがわからないという時も
あるかと思います。

ブラック企業に入ってしまって悩んでいる人や
また完全に社畜として洗脳されてしまった人には
正論はただの理想論でしか無くなってしまっているので
どれだけ正論を伝えたとしても
相手の心に響く事はありません。

それどころか相手を勇気付けようと、
励まそうとしてかけた何気ない一言が
相手を傷付けてしまって
最悪の場合嫌われてしまっては
本末転倒です。

ここから本編に入るのですがYouTubeリンクを貼っておくので動画ベースで観たい方はこちらからご視聴ください。

今日は前半と後半で2つのテーマで話を構成しています。

1.言ってはいけない言葉トップ3

第3位 ツラいなら辞めれば良い

これはまさに正論中の正論で
誰が聞いてもその通りだと感じるかと
思います。

という事はもちろんブラック企業で
働いている人もそれはわかっています。

だからこそ危険な言葉なのです。

ブラック企業で働いていて
ツラいけど辞められない人には
その人なりの辞められない理由があります。

社内での過度な責任や人間関係であったり
その後の人生の不安
または家族の為や世間体などが
理由として挙げられるかと思います。

自分でわかっている事を他人から指摘をされると
嫌な気持ちになります。

中高生時代に親から

「あんた宿題やったの?」
「勉強しなくて大丈夫なん?」

と言われて

「わかってる!」

と答えた経験は誰しもがあるかと思います。

なので周りにブラック企業で働いている人がいた場合は
その人は本当にそこに
依存しなければいけないのか
他に人生の選択肢は無いのか
その辺は相手にしかわからない事なので
まずは相手の状況をしっかりと
聞いてあげる事で相手は
自分で気付く事が出来るかもしれません。


第2位 あなただけじゃない


「他にもブラック企業はたくさんある」
「下には下がいてる」
「君なんてマシな方だよ。俺なんてもっともっと酷いよ」

等々相手よりも下を見せる事によって
相手は自分だけじゃないのかと
安心させる為によく使われる言葉だと思いますが

実はこれ、めちゃくちゃ危険です。

その瞬間はたしかに気持ちは和らいで
自分だけじゃだ無いのかと
少しは安心出来ますが

職場にいけば現状は何一つ変わりません。

その環境を自分の力で変えれるだけの能力も
無いので従順に従うだけで
ちょっと光が見えた分
落差が大きく気分が落ちてしまいます。

結果的によりその人を傷付ける発言に
なってしまいます。

ではどうすれば良いのかというと

そんな中でも会社の良いところを聞く

と良いかと思います。

ツラい環境でも何か良い事があるから
その人は同じ環境で続けています。

例えば
給料が良い、そこそこの立場にいる
人間関係はまだマシであったり
休日が多いなど

何かしらの良いところが出てくるかと思います。

相手が挙げる良いところは
言い換えれば仕事をするうえでの
最低条件という事です。

それが分かればその条件をクリアした
別の仕事を提案する事も可能になります。


第1位 選んだのはあなたでしょ


これも正論中の正論で、
事実としてそのブラック企業を
選んだのはあなたです。

これも自分でもわかってる事で
だからこそこの状況から抜けられないという
謎の責任感に蝕まれてしまいます。

人間なら誰しも間違いはあります。

その間違った選択に対して
責任を押し付けたところで
何の解決しもならず
そのミスをした人の気持ちが下がるだけで
より心の消耗を加速させてしまう結果に
なってしまいます。

そんな生産性の無い言葉をかけるよりも
もっと相手に価値を提供出来る言葉を
かけてあげるべきです。

具体的にどういう事かというと

例えば、
長時間労働で消耗している相手の場合だと

一度無理矢理遊びに誘ったりして
ズル休みをさせると良いかと思います。

「いつもはこの時間が一番しんどい時なのに
普通の会社だとこんな感じなのか」

と感じるようになります。

長時間労働のブラック企業で悩んでいる方の
大半は真面目な人が多いので
ズル休みをせずに消耗を繰り返してしまっています。

またその人は勝手に自分で

「自分が居なくては会社は回らない」
「出社しなければ上司に殺される」

という脅迫概念を作り出してしまってる
ケースも多々あります。

しかし一日休んだくらいで潰れるような会社なら
とっくに潰れているのが現実で

後に出社した時に
死ぬほど怒られるかも知らないが
会社自体は意外となんとかなったりします。

その環境に染まってしまうと
他の世界に目を向ける余裕すら無い心の状態に
入ってしまうので改めて
第三者目線で自分の仕事を見つめ直す
良い機会になるかと知れません。

その後、出社時に上司から
死ぬほど怒られたとしても
一回外の快楽を知ってしまうと

少なくとも働き続けている時よりは
広い視野で物事を見れるようになるので

「こんな会社やめてやろう」
「この会社を辞める為にも転職活動頑張ろう」

というポジティブな気持ちになれます。

以上が言ってはいけない言葉トップ3になります。

ここまで聞くと

「何故、そこまでしないといけないのか」

と思われる方もいるかと思います。

その感覚はまさにそうで

転職や退職を決めるのは相手で
自分はそこまでする必要なんて無いのは
事実な事です。

2.課題の分離

これだけ話をしていて、
全く逆の話に感じられるかも知れませんが
結局決断するのは相手次第です。

あくまで自分は悩んでいる相手の
サポートにしかなれません。

もし自分もしんどい状態な場合だと
そこまで相手の事を聞いてあげれる
余裕すら無いかと思います。

ここで課題の分離が必要になります。

「自分の課題」と「相手の課題」を
しっかりと分けなければいけません。

アドラー心理学では
全ての悩みは人間関係にあり
その人間関係の悩みは
自分の課題と他人の課題を
ごちゃ混ぜにしてしまってるからだそうです。

また他人の課題に自分が首を突っ込んでも
相手は変わらないし変える事は出来ません。

相手が自分で自分の課題に気付いてはじめて
変わる事が出来ます。

例え相手がどれだけ悩んでいても

「相手にあなたは間違っている」

と伝えても相手は自分が間違っているとは思いません。

なのであくまで他人の課題に
介入するのでは無く
自分の課題を全うすべきです。

それでも相手が心配だという場合は
その相手が「自分の課題」は何かを
気づかせてあげるように
サポートしてあげる事しか出来ないです。

なので先ほどの1位〜3位の例も共通して

「自分は相手の課題に介入しない」

これに徹する事が最もお互いにとって
良い結果をもたらす事になります。

もし友達や恋人がブラック企業に悩んでいる場合は
是非ともこれを実践していただけると
相手の反応が変わりより良い関係を
作っていけるかと思います。




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