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承認欲求を捨てる勇気

承認欲求とは

「認められたい」と思う気持ちのこと

Wikipediaではこう載っています。

そして人間は誰しも産まれたばかりの頃から
承認欲求を持っていると思います。

例えば

赤ちゃんは笑顔になるとお母さんが喜んでくれる

テストで良い点を取ると褒めてくれる

などなど幼い頃から培ってきた承認欲求が
大人になっても引き続いていて

結果を出して上司に認められたい

人に賞賛されたい

かっこいい(綺麗)と言われたい

となっていきます。

何故あえてタイトルに

【承認欲求を捨てる勇気】

とつけたかというと

これが対人関係のトラブルの解消や
人間関係を断ち切らないまま自由に
生きるヒントになると感じたからです。

少し前にアドラー心理学の「嫌われる勇気」
を読んだのですがその時に
強く感銘を受けました。

人は他人から嫌われないようにしたり
他人の期待に応えようとするから
結果的に不自由になります。

私達は他人の期待を満たす為に生きているわけでは無く
他人の期待に縛られる為に生きている訳ではありません。

ではどうすればその不自由から解放されるのでしょうか。

それには2つの『課題の分離』があります。

1.他人の課題に介入しない

他人の課題に介入しないというのは、
例えば子供が勉強しないとします。
無理に勉強させようとすると、子供は反発し、
もしいやいや勉強したとしても何も身につきません。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」

といわれるように、親は強制はせず、
勉強するように勇気づけることだけができます。
このような場合、勉強するかどうかは子供の課題で、
自分の課題は子供を信じ、勇気づけることです。

2.自分の課題に介入させない

自分の課題に介入させないというのは、
例えば上司が理不尽で、努力も認めてくれず、
精神的なストレスで仕事ができないとします。
アドラー心理学では、

「上司のせいで仕事ができない」

というのは人生の嘘で、

「仕事ができないのを上司のせいにしている」

だけです。
この課題を分離すると、
上司の部下への接し方は上司の課題であり、
自分の課題は、仕事で結果を出すことです。

つまり

人の考えや感情を変える事は出来ないが
自分の考えや感情を変える事は出来る

ということです。

どれだけ頑張っても承認してくれない時は
その相手に承認してもらう事を考えるよりも
まず自分の思考を変えて努力し
その結果、人に承認されるようになっても
そこに甘えるのでは無く
常に自分と向き合って生きていきたいですね。




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