フラッシュアカウンティング

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公認会計士|2011年合格|大手監査法人にて8年の監査経験を経て、現在はコンサルティング業務に従事|iOSアプリ(フラッシュアカウンティング)販売中|会計士受験生に役立つ情報を発信していきます!

マガジン

  • 財務会計論(理論)実況中継

    論文式試験の財務会計論の過去問を実況中継していくマガジン

  • 財務会計論(計算)実況中継

    O原の公認会計士受験シリーズ「短答式対策財務会計論(計算)」を実況中継するマガジン 週に2本の頻度で更新していきたいと思います! あと、補足ですが、 ・電卓は、カシオを使っています。 ・計算は、千円未満の端数が生じる場合は四捨五入です。

最近の記事

(実況中継)ストック・オプション 2021年 第4問 問題1 問2

公認会計士論文式試験の財務会計論の過去問を実況中継していくマガジン 今回は、ストック・オプションの公正な評価単価を変動させる条件変更に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 すでに付与したストック・オプションに対して行使価格等の条件変更を行った結果,条件変更後の公正な評価単価が付与日における公正な評価単価を上回った場合は,その差額を以後の期間に追加的に配分するが,下回った場合はその差額に対する特段の処理は行わず,付与日現在の公正な評価単価に基づ

    • (実況中継)減損会計④

      財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も、減損会計に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 原則法と例外法のそれぞれで、のれんに配分された減損損失の金額はいくらになるか求めなさい。 前提条件 ・期中に甲事業と乙事業を買収。 ・甲事業に関連した以下の資産グループとのれんに減損の兆候あり。 ・甲事業と乙事業は内部管理上独立した業績報告が行われている。 ・のれんの帳簿価額は60,000千円である。 ・のれんが認識された時点の甲事業の時

      • (実況中継)四半期財務諸表の性格 2021年 第3問 問題2 問2

        公認会計士論文式試験の財務会計論の過去問を実況中継していくマガジン 今回は、四半期財務諸表に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 四半期財務諸表の性格付けについては,「実績主義」と「予測主義」という 2 つの異なる考え方がある。わが国の会計基準では,どちらの考え方を基本としているか。また,その考え方が採用された理由について,国際的な会計基準とのコンバージェンスを図るためといった理由の他に2 つ述べなさい。 実況中継 四半期財務諸表の性格に

        • (実況中継)固定資産の減損 2021年 第3問 問題1 問1

          公認会計士論文式試験の財務会計論の過去問を実況中継していくマガジン まずは、直近の2021年からスタートしたいと思います。 今回は、減損会計に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 のれんを含む資産グループについて減損損失を認識する場合には,当該減損損失はのれんに優先的に配分される。のれんに減損損失が優先的に配分される理由について述べなさい。 実況中継 これは基準で見たことがあったような気がする。 ただ、ばしっとは思い出せないので、考えてみ

        (実況中継)ストック・オプション 2021年 第4問 問題1 問2

        マガジン

        • 財務会計論(理論)実況中継
          3本
        • 財務会計論(計算)実況中継
          11本

        記事

          (実況中継)減損会計③

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も、減損会計に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 資産グループGについて減損損失を認識するかどうかを判定するための割引前将来キャッシュ・フローの金額を求めなさい。 前提条件 ・資産グループGに減損の兆候が生じている。 ・資産グループGは、主要な資産A、その他の構成資産B、その他の構成資産Cにより構成される。 ・経済的残存使用年数は、資産A:25年、資産B:30年、資産C:15年である。 ・

          (実況中継)減損会計③

          (実況中継)減損会計②

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も、減損会計に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 当期(X20年4月1日~X21年3月31日)に計上される減損損失の金額を求めなさい。 前提条件 ・建物Xと機械Yを1つのキャッシュ・フロー生成単位としている。 ・資産グループにおける主要な資産は、建物X ・当該資産グループに減損の兆候が認められた。 ・建物X、機械Yの償却計算は、残存価額を取得価額の10%とする定額法。 ・X28年3月31

          (実況中継)減損会計②

          (実況中継)減損会計①

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回は、減損会計に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 当期の機械装置の減損損失の金額を求めなさい。 前提条件 ・当期末において機械装置に減損の兆候あり。 ・機械装置の残存価額は、取得価額の10%。 ・定額法にて減価償却を実施。 ・適用する割引率は、5%。 解説(実況中継) 減損損失の金額を求める問題だ。 減損会計では、必ず次のステップで計算してほしい。 出題者は、ステップを飛ばして解くと間

          (実況中継)減損会計①

          (実況中継)リース④

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も前回に続いてリースに関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 所有権移転外ファイナンス・リース取引について、X1年度(X1年4月1日~X2年3月31日)における次の金額を求めなさい。 ①貸手の利益 ②借手の費用 前提条件 ・リース取引開始日:X1年4月1日 ・解約不能のリース期間:5年 ・リース物件の経済的耐用年数:6年 ・リース料:年額5,500千円(毎年3月31日に後払い) ・貸手のリース

          (実況中継)リース④

          (実況中継)リース③

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も前回に続いてリースに関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 A社のX4年度(X4年4月1日~X5年3月31日)におけるリース取引について、損益計算書に計上される費用の合計を求めなさい。 前提条件 ・A社はX3年4月1日に機械装置を216,000千円で取得。 ・耐用年数は5年、残存価額は取得価額の10%、定額法で減価償却を実施。 ・A社はその機械装置をX4年4月1日にリース会社に180,000

          (実況中継)リース②

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回も前回に続いてリースに関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 次のファイナンス・リース取引について、リースの借手が利息相当額を利息法で計算する場合の当期末(X2年3月31日)のリース債務残高を求めなさい。 前提条件 ・リース取引開始日:X1年4月1日 ・解約不能のリース期間:4年 ・所有権移転条項なし、割安購入選択権なし ・貸手の現金購入価額:不明 ・借手の見積現金購入価額:30,000千円

          (実況中継)リース①

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回はリースに関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 当期末(X15年12月31日)の貸借対照表に計上される次の金額を求めなさい。 (A)1年以内返済予定のリース債務(B)備品減価償却累計額 前提条件 X13年4月1日に、備品をファイナンス・リース取引により取得。 リース料総額:350,365千円 リース料支払条件:毎年3月末日に1年分(70,073千円)を後払い。 リース期間:5年 貸

          (実況中継)リース①

          (実況中継)有形固定資産

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回は有形固定資産に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 解説(実況中継) 今回は、期末の有形固定資産の簿価の合計を求める問題だ。 早速順番に見ていこう。 機械装置 機械装置は、200%定率法だね。 200%定率法が出題されたときは、まず改定償却率が絡んでくると考えていい。 200%定率法の償却率は、定額法の償却率を2倍にしたものだから、1÷8×2=0.25だね。 ここからは、1年ずつ順番に計

          (実況中継)有形固定資産

          (実況中継)有価証券の評価②

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回は前回に続いて有価証券に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 問題 解説(実況中継) 今回は、損益を求める問題だ。 色々な種類の有価証券が含まれているから分かりにくい。 まずは、こんな感じで銘柄の横に保有区分をメモしておこう。 今回の問題は、上から順番に損益を計算してしまうのが手っ取り早い。 売買目的有価証券は切放処理だから、X2年度の期末時価又は売却価額と比較するのは、X1年度の期末時価となる

          (実況中継)有価証券の評価②

          (実況中継)有価証券の評価①

          財務会計の計算問題を実況中継していくマガジン 今回は有価証券の評価に関する問題を実況中継してくよ。 では早速、問題を見ていこう。 その他有価証券評価差額金の金額を求める問題です。 まずは、最初に全部純資産直入法か部分純資産直入法かをチェックしよう。 そもそも全部純資産直入法と部分純資産直入法を正確に覚えてる? ここをざっくり覚えていてはダメ!正確に覚えよう。 つまり、全部純資産直入法では評価差益と評価差損を区別しないでトータルで考える。 一方で、部分純資産直入法は評価差

          (実況中継)有価証券の評価①