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30代前半の中学校教師。担当教科は社会科。 人生で50ヶ国に行きたいと思っているが英語…

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30代前半の中学校教師。担当教科は社会科。 人生で50ヶ国に行きたいと思っているが英語は話せない。

最近の記事

「誰もが自分の視野の限界を、世界の限界だと思っている。」

ある漫画で、この言葉に出会いました(ドイツの哲学者 ショーペンハウアーの言葉のようです)。 その通りだと思いました。自分で限界を決めたり、自分の知っている知識の中だけで選ぼうとしたりすることは、人間の性なのかもしれません。 しかし、子どもはそうであってはいけないと思います。 「知らないこと」や「気づけないこと」が、一人一人の世界を狭くしてしまっていると感じます。子どもの頃からもっと様々な世界に触れ、広い視野で世界をみたところから、自分の考えをもち、自分の生き方を考えてい

    • まずは、自分の世界を広げる

      とりあえず、英会話教室に行ってみることにしました。 まずは、自分がもっと色々なことに触れる生活を送ること。 めちゃめちゃ緊張します。 「初めての経験は誰だって不安だし緊張するよ。」 学校でよく言う言葉です。 自分もやってみます。 学校という空間の中で、子どもたちの世界を広げられること。 転職を考えたときは、これをまず「自分が経験する」という思考になっていました。 少し、そこから引いて。 「社会を経験すること」は、誰かに任せる。 自分は、そこと子どもをつなぐ役割を考える。

      • 岡崎体育 「おっさん」

        変わっていく 時代の人波に はぐれてしまって 自分と向き合う力は衰えた ズレていく 世間との軋轢が生じてしまって 当たり前のこと解らなくなる前に くたびれた柔らかいソファの座り心地に囚われて 誰かが鳴らしてるインターホンに気づかないフリして おっさん おっさん 僕はもうおっさんになった だからこそ 更新 更新 素敵に歳をとりたい おっさん おっさん 明日はもっとおっさん 今を 未来を 学べる人になりたい 枯れていく 僕のこの脳はいずれ灼かれるときまで カチコチに固まっ

        • 転職を考え直すことにしました

          結局は、ただの愚痴だったのかもしれません。 私は、結局公務員を辞める覚悟ができませんでした。 今の環境に甘えているのかもしれません。 今は、子どもたちとの関係もよく、学年団もしっかりしています。 校務分掌はそこそこなポジションですが、部活が無いため勤務時間は短く済んでいます。 これが、部活もあって土日が侵食されていたり、生徒指導で忙しかったら、また気が変わっていたのでしょう。 結局は、その程度だったのかもしれません。 …いや、そう思ってはいけない。 今回、転職活動を

        「誰もが自分の視野の限界を、世界の限界だと思っている。」

          子どもが先生に求めるもの

          私は、大学4年生の頃に教育実習に行きました。 今は中学校教員ですが、教育実習は母校の高校に3週間お世話になりました。このときは、民間企業への就職を辞め、教員一本でいこうと思っていたときです。 教員一本でいこうと思いつつも、やはり私は、「いろいろな経験をしてから教員になりたい。」という気持ちが消えていませんでした。そう考えるうちに、「子どもたちは、先生に何を求めているんだろう。」と思いました。 私は、同じく教育実習に来ていた友人にも協力してもらい、高校生たちに「先生にはどん

          子どもが先生に求めるもの

          覚悟が足りませんでした

          東北まで企業訪問に行ってきました。 私のために時間を作ってくださり、夜も飲みにつれてっていただきました。 「帰りの飛行機までゆっくり考えを整理して、気持ちを伝えてほしい。」と言われました。 私は、結局覚悟が足りませんでした。 この数日で言われた言葉で、いくつか心に残っているものがあります。 別の企業の方に言われた、「学校現場でできることをやったの?」という言葉。 ハンガリーの女性が言っていたという、「仕事は人生の一部でしょ。自分の人生を大切にしなさい。」という言葉。

          覚悟が足りませんでした

          学校現場でできることをやったのか。

          昨日、高校時代の友人と会いました。 その友人は工学系の大学に進み、大手機械関係のメーカーに3年半勤務したあと転職し、現在は某ヨーロッパの工場で管理担当として長期赴任しています。今回、2年ぶりに休暇で帰ってきました。 会ったのは3年ぶりで、その間に私は結婚して、離婚して、転職しようとしています。そんな話をたくさんしました。 「学校で働くのも民間企業で働くのも、仕事の内容や相手が違うだけで、そんなに変わらないと思うよ。」 「たしかにビジネス的な感覚は違うのかもしれないけど、会

          学校現場でできることをやったのか。

          「みんなと同じ」「みんなと違う」

          悔しかったこの気持ちも、しっかり書いておこうと思います。 今日は、「面談」ではなく、はじめて「面接」という形でした。 転職サイトからスカウトのようなものが来て、一度オンライン面談を経て、面接という形でした。 はじめに、どうして転職しようと思ったのか、転職して何をしたいのかという質問でした。 自分が考えてきたことや、今後やってみたいことなどを話しました。 「そういうことを、自分は学校の外でだったらできる、というように言っているように感じるけど、そのあたりはどうですか?」

          「みんなと同じ」「みんなと違う」

          オンライン面接を控えて

          7社ほどの企業の方と、オンライン面談をさせていただきました。 企業の方々との話はどれも魅力的で、世界は広いと感じます。 企業の方との話の中で、自分の経歴や想いを言語化すると、自分の頭の中も整理されます。また、このnoteに書いておいたことも言葉にすることができ、続けていてよかったです。 2つの企業と面接をすることが決まりました。 どちらにも共通しているのは、「地域支援」という領域であることです。 私は、今まで「教育」を「子ども」、「学校」という視点でしか考えてきませんで

          オンライン面接を控えて

          教員の学歴

          私は、旧帝大の出身です。 ちょっと勉強のできる中3の生徒に、こんなことを言われたことがあります。 「先生、◯◯大出てるのに、教員になったんですか。」 生徒たちもわかっているのかもしれません。 本当に勉強ができる人たちは「教員」にはならないということ。 「教員になる選択をしない」という表現の方が適切かもしれません。 給料形態や働き方まで考えると、本当にできる人は学校の先生なんて選ばないのでしょう。 私の地域は、かもしれませんが、体感的に6割くらいが教育大学の出身。3割くら

          教員の学歴

          「社会人」としての経験?

          今日も、ある人材派遣・転職サポート事業をしている企業の方とオンライン面談でした。 ざっくばらんに、という形で、お話しやすい方だったこともあり、転職に至る経緯や自分の考えなどを話しました。そこで、こんなことを言われました。 「民間企業で働いたことがないということに、コンプレックスがあるのでは…?」 …うっ。 「○○さんは、民間企業で働きたいというよりは、民間企業で働いたという経験がほしいのでは?」 ギク!!! …その通りです。 「たぶん、そういう気持ちで入ると、現

          「社会人」としての経験?

          「社会人」経験のない教員

          私は、大学3年生のときに本格的に就職活動をしていました。 しかし、最終面接の直前になって、面接を辞退して教員を目指すことにしました。 以前も書きましたが、私は教員養成系の大学の出身ではなく、総合大学の教育学部の出身です。同期で教員になる人は、卒業生の1割にもなりません。 いわゆる「授業論」のゼミもありましたが、私は教育行政学のゼミに属し、教育に関わる法制度や組織に関することを学んでいました。(今となってはもう覚えていませんが…笑) 「教員を目指す人」に対する授業は少なく、

          「社会人」経験のない教員

          ひろゆきさんの言葉から・・・

          私はYouTubeをよく観るのですが、 YouTubeショートのところに、よくひろゆきさんの切り抜き動画が表示されることがありました。 釣られるように、何気なく動画を再生したとき、こんな言葉がありました。 「職場で真面目な人は、好かれるけど愛されない。」 これは、グサッと刺さりました。 私は自分でも嫌になるくらい真面目です。 時間や決まりは守る。仕事は早めに終わらせる。 離婚したとき。 本当に自分に自信がなくなりました。 自己分析というか、自分はこんな人間なんだなと

          ひろゆきさんの言葉から・・・

          子どもに必要な現実

          今日、こんな記事を見つけました。 「思いやり」ではなく「対話を通した合意形成」が必要。 素敵な考え方だと思いました。 私は就職活動をしていたのですが、教員になることに舵を切ろうとしていた頃、就活面談の最後に 「社会人として働く中で、いま子どもたちに伝えたいと思うことはありますか。」 と、面接官に逆質問をするというなかなか攻めた行動をしていました。笑 6人ほどの面接官の方にこの質問をしたのですが、6名中4名が、言葉は違えど同じような内容の返答をしました。 「嫌いな人・

          子どもに必要な現実

          長時間労働の代償・・・「雑談力」が育たない。

          私は教員として働きはじめた3年間、朝6時出勤ー夜22時退勤の毎日を繰り返していました。 主に、教材研究…。子どもの心を掴むために、社会科をより面白いと思ってもらうために、一生懸命になっていました。 2年目は、2学級×3学年を担当していて、定期テストも3学年分作ったりしていました。…今思うと、本当によくやっていたと思います。定期テスト3学年分って。 この時の力が、今になって役に立っていると思います。 3年目に、初めて担任を持ちました。 担任業務は、副担任の頃とは違い、やること

          長時間労働の代償・・・「雑談力」が育たない。

          教員として心がけていたこと

          教員として働いて9年目になります。 ここまで働いてくる中で、教科指導や生徒との接し方で心がけていたことについて書いてみます。 ①教科書に載っていない内容を紹介すること  中学校には、学習の理解度や習熟度、進度が個人によって差があります。 塾や予習で本時の学習内容をすでにわかっている子もいれば、既習の学習事項を全く覚えていない子もいます。  特に、発問に対して「できる子・知っている子」が即座に答えてしまい、他の子が思考する前に授業が展開してしまうことは、どの教科でも起こってい

          教員として心がけていたこと