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言葉の向こう側

兄やん〇〇やってほしい
兄やん〇〇やめてほしい
兄やん〇〇教えて
兄やん昨日〇〇観た?

30年くらい前、サッカー教室をしていたときです、子どもからはこういう事をよく言われました。20代前半だったので子どもたちからは、コーチや、監督、ではなくこう呼ばれていました。「兄やん」

呼び方はさておき、子どもたちからは要望が出る。
「あの〇〇の練習やりたい!」
「そろそろこの練習終わりたい!」
「今日は長めに紅白戦しよう!」
「明日も練習したい!」
などなど、子どもらしい要望である。

これは子どもからのフィードバックとして捉えてみる。
なぜ、こういう練習は楽しいんだ…
なぜ、この練習の時盛り上がらないの…
なぜ、この子は明日も練習したいんだ…
と、自分にも、子どもにも聞いてみると、色んな答えが返ってくる。

この子はシュートが好きなんだ
この子はゲーム形式が好きなんだ
この子は練習が好きなんだ…ん?家に居たくない理由があるのかも?

など、子どもからのフィードバックはその向こう側に意味がある場合があります。
ある教師をされてる人がこう書いていた…

「子どもは思っている事の1%も口には出さない」

子どもの声、フィードバックにはたまにでもいいので、しっかり耳を傾けてみるのも、指導者の役目。教えるだけではないのです。

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