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ゆりりんの息抜きえほん

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息抜きで読んでいる絵本の紹介とそこから感じたことや考えたことを書いています。
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ほそかわてんてん「きょうはおやすみします がっこうのてんこちゃん」福音館書店2024

ほそかわてんてん「きょうはおやすみします がっこうのてんこちゃん」福音館書店2024

「てんこちゃんは思いきっていいました。」

ほそかわてんてん「きょうはおやすみします がっこうのてんこちゃん」
福音館書店2024

(目的)

愛知県図書館の新刊コーナーで細川貂々の児童書発見。面白いに違いない!

(気づき)

学校に行きたくないという一般的には、禁句なことを話せることが大事。

(TODO)

思っていることを口に出そうというと文句大会になりがちだが、
弱音大会の方が正確だ。

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絵本「ぼくは ふね」五味太郎福音館書店2024

絵本「ぼくは ふね」五味太郎福音館書店2024

「あのね きみ みずにうかんですすむことに こだわりすぎているんだよ」

絵本「ぼくは ふね」
五味太郎
福音館書店2024

(目的)

愛知県図書館の新刊コーナーで、発見。五味太郎の新刊なら面白いにちがいない!

(気づき)

ぼくはぼくなんだけど、ぼくの長所ややり方にこだわることはないんだな。

(TODO)

わたしはわたしなんだから、どんな方法であっても前に進めばよしとしよう。

絵本「あめのひ」ユリー・シュルヴィッツ 作・絵矢川澄子 訳

絵本「あめのひ」ユリー・シュルヴィッツ 作・絵矢川澄子 訳


「うえきばちの はなも せのびしかけている ごらん」

絵本「あめのひ」
ユリー・シュルヴィッツ 作・絵
矢川澄子 訳
福音館書店1972

(目的)

雨の日に読んだらきっと雨が好きになるはず。

(気づき)

そうそう、雨で草木が育つ。

(TODO)

雨。子どものころは好きだったのに。
いつの間にかうんざり、うつうつするものに。
確かに、うちの草花もこの雨でぐんぐん育っている。
恵みの雨

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絵本「青いヌプキナの沼」

絵本「青いヌプキナの沼」

「地なりじゃ、大ゆれじゃ!」

絵本「青いヌプキナの沼」
かこさとし
復刊ドットコム2020

(あらすじ)

ヌプキナ=すずらん
まだ、北海道がエゾとよばれていたころ。
タキシと妹チリの物語。
本州からさむらいたちがやってきて、昔から住んでいたアイヌの人をおいはらってしまった。
本州のさむらいたちが勝利するかという場面で、地震が起きた。

(目的)

かこさとし絵本を読破してみたい。

(気づき

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絵本「雨、あめ」ピーター・スピアー

絵本「雨、あめ」ピーター・スピアー

絵本「雨、あめ」
ピーター・スピアー
評論社1984

(あらすじ)

字のない絵本。
姉弟が雨のなかを遊び、家に戻り暖かいお風呂に入って、ごはんを食べて眠る。翌朝、外は晴れていてまた遊びに行く。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどから
あれこれ思ったことを書いています。)

(目的)

春雨にうんざりしてきたから。

(気づき)

そうそう

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絵本「ルピナスさん 小さなおばあさんのお話」

絵本「ルピナスさん 小さなおばあさんのお話」



「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかしてもらいたいのだよ。」

絵本「ルピナスさん 小さなおばあさんのお話」
バーバラ・クーニー さく
かけがわ やすこ やく
ほるぷ出版1987

(あらすじ)

子どものころのおじいさんとの約束を守るために、ルピナスの種を村中に撒いた。悪く言うひともいたけれど、いつの間にか「ルピナスさん」と呼ばれるように。もうそんなころにはおばあさんになっていたが

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絵本「生きる」谷川俊太郎 詩、岡本よしろう 絵

絵本「生きる」谷川俊太郎 詩、岡本よしろう 絵

「すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと」

絵本「生きる」
谷川俊太郎 詩
岡本よしろう 絵
福音館書店2017

(あらすじ)

谷川俊太郎の詩「生きる」が絵本になったもの。
今生きていることを素晴らしい絵とともに。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどから
あれこれ思ったことを書いています。)

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絵本「てっぽうをもったキジムナー」たじまゆきひこ

絵本「てっぽうをもったキジムナー」たじまゆきひこ



「てっぽうをもったひとは、てっぽうに たおされるのさあ。」

絵本「てっぽうをもったキジムナー」
たじまゆきひこ
童心社1996

(あらすじ)

沖縄の戦中から戦後までを絵本で分かりやすく、かつ、深く。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどから
あれこれ思ったことを書いています。)

(目的)

たじまゆきひこの絵本ならば、いい本に違いな

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絵本「ロージーのおさんぽ」

絵本「ロージーのおさんぽ」

絵本「ロージーのおさんぽ」
パット=ハッチンス さく
わたなべ しげお やく
偕成社1975

(あらすじ)

にわとりのロージーのあとをにわとり食べたさ一杯のきつねがあとをついていくと。。。???

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどから
あれこれ思ったことを書いています。)

(目的)

落合恵子著「絵本屋の日曜日」岩波書店2006より

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絵本「シェイカー通りの人びと」

絵本「シェイカー通りの人びと」

絵本「シェイカー通りの人びと」
アリス&マーティン・プロベンセン 作
江國香織 訳
ほるぶ出版1999

(あらすじ)

そう遠くないむかし、シェイカー通りにハーキマー姉妹が住んでいて、
生活のために農地を少しずつ売りにだすことに。
そこにはユニークなひとたちが移り住んだが、ダムができることになって立ち退きを余儀なくされた。
ダム完成後にそこに残っているのは。

ゆりりんの息抜きえほん2024

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絵本「ふくろうくん」

絵本「ふくろうくん」

「『さてっと これでよしだ。』ふくろうは なきやみました。」

絵本「ふくろうくん」
アーノルド ローベル  作
三木卓 訳
文化出版局1976

(あらすじ)

ひとりくらしのふくろうくん。
北風と遊び、自分の足と遊び、
2階にいるじぶんと遊び、
そして悲しいことをどんどん思い出して、
涙のお茶を飲む。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどか

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絵本「じごくのそうべえ」

絵本「じごくのそうべえ」

「はらはらするような つなわたりをして、見るひとのいのちを ちぢめたによって、じごくゆきじゃ。」

絵本「じごくのそうべえ」
作 たじまゆきひこ
桂米朝・上方落語・地獄八景より
童心社1978

(あらすじ)

軽業師のそうべえがうっかり綱から落ちて、
三途の川を渡り、閻魔様に地獄行きを告げられ、
地獄で鬼を懲らしめたりしているうちに。。。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆり

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絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ いざ、せんにんやまへ」

絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ いざ、せんにんやまへ」



「ふたりが いちばん すきなことは、ひなたぼっこ。きらいなことは、みずに ぬれることです。」

絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ いざ、せんにんやまへ」
石川基子
講談社2018

(あらすじ)

ほしじいたけとほしばあたけが子どもたちの病を治すくすりを求めてせんにんやまへ。ほしじいたけもほしばあたけも水にぬれるのが苦手。

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜

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絵本「子どもの十字軍」

絵本「子どもの十字軍」

「小さな隊長がいてみんなをたえずはけました。けれども彼には心配があった。道がわからなかったのだ。」

絵本「子どもの十字軍」
ベルトルト・ブレヒト
はらだ たけひで
ひだまり社2023

(あらすじ)

ドイツの詩人、劇作家ブレヒトの不朽の叙事詩が絵本となったもの

ゆりりんの息抜きえほん2024

(働き方改革 のゆりりんが、
息抜きに読んだえほんなどから
あれこれ思ったことを書いています。)

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