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つれづれなるままに。

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日頃足元に落ちている違和感を拾い上げるような文章を。
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記事一覧

学校の中にある週末限定レストラン「No.18」

ふわぁぁぁ。 大きなあくびをしながら部屋を出る。外は芝生が広がっていて、白い壁の建物が間…

Yuri
1年前
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沈むことは決して悪いことじゃない

とっても静かだ。怖いくらいに。 でも自分の周りには心地よい温かさを感じて、心は穏やかだ。 …

Yuri
1年前
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梅田の地下で、私は幼子に時間をもらう。

阪急線から大阪メトロに向かう梅田駅の地下街。ちょっとしたお店が並ぶ明るい通路を重たい足を…

Yuri
2年前
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公園で見た「オタ芸」に私の祈りをのせて

あれは「ダンス」よりも「舞」という言葉の方が似合うな。 なんて、身勝手なことを考えながら…

Yuri
2年前
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書くことについて語る時、私の思うこと

文章を書く人が好きだ。 正しくは、文章を書く姿。 そしてその痕跡としての文章をみるのが好き…

Yuri
4年前
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肌と素肌の間には

「服」ってなんだろうなと最近よく考える。 (なんだいきなり突拍子もなく。) コロナになっ…

Yuri
4年前
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「人生」という名の鞄~自分にとってのリスクって何だろう?~

私はいろんな人生の話を聞くのか好き。 各々が持っている哲学的な考え方の話も好きだけど、その人がどういう人生を歩んできたのかを一緒に追っていく、そんな話が好き。 昨日もある人の人生を追体験するようなイベントに参加していた。 そのイベントの中、引っかかったことがある。 「人は何か行動するときに、必ず何かを捨てている。」 捨てていると聞くと、ちょっとマイナスなイメージになってしまうかもしれない。 言い換えると、人は何か行動するときに何かを置いて、自分の体を軽くする。のかもしれな

たばこの煙のようなコミュニケーション

最近、「コミュニケーション」という言葉をよく聞く。 巷には、チームを円滑に進めるためには…

Yuri
4年前
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名前も形もない贈り物

今日でまた、一つ年を重ねた。 まあ誕生日だからって、派手なパーティーはないし、高いプレゼ…

Yuri
4年前
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「自分」はいくつあるんだろう。

最近、「自分ってあたまでっかちだな…。」なんて考えることがある。 何でも頭で考えてなんと…

Yuri
4年前
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隔たりの青

最近、「青」が目につくようになった。 といっても、私は青色が好きなわけではない。 でもなぜ…

Yuri
3年前
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多様性の根っこ

多様性って大きな木のようだなと思うときがある。 多くの人が言う多様性は人種、肌の色とかと…

Yuri
3年前
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非日常の壁。日常の尊さ。

東北に来て、自然と「震災」の面影に触れるようになった。 遺構や伝承館を見学させてもらう。…

Yuri
3年前
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巡り巡って、円になった。(前編)

新年あけましておめでとうございます。 2021年になったわけだけど、今回は2020年の振り返りを。 2020年に感じたことを書いておかないと、やっぱりしっくりこない。 さらに、2020年は私にとってここ5年くらいを総決算する年でもあったので。 だから、2020年の振り返りは私自身の5年を振り返る1年にもなる。 2020年、私にとってのキーワードは2つある。 ひとつは、「巡る」。 もうひとつは「円」だった。 「巡る」はここ5年くらい自分で感じていたことが、全部巡り巡って原