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婚活アプリで出会った相手が既婚者だった話。4日目 戦闘モード突入

婚活アプリで出会い、本気で信じて、体の関係まで進んだ相手が、既婚者だった事が判明した。そんな、私の回復までの記録。

この日は、友人2人が遠くから遊びに来てくれるという。

私の住んでいる場所は少し観光地っぽいところなので、案内しようと意気込んでいた。

が、既婚者発覚事件があって、元気に案内ができなそうだった。

正直にそう伝えると、「無理をしないで。話すことで楽になるなら、いくらでも話を聞くよ。」と、言ってくれた。

私は、大好きな2人に会いたかった。

すごくわがままだが、「もし、本調子でなくてもよければ、会いたい」と。これまた正直に言った。

そうしたら、2人とも「会いたい」と言って、会いに来てくれた。

うれしかった。

ただ、ただ、うれしかった。

この日は、もしかしたら、私のわがままで未熟な部分がたくさん出てしまったかもしれない。

そんな私を、今でも支えてくれている2人には、とても感謝している。

さて、この日は、友人と話す中で、私の知らなかった世界についての知見が深まった。

不倫。

このワードと、私は一生関わる事がないと思っていた。

法的にアウトな行為だから。

私は、倫理観が高く、神経質なくらいに人に嘘をついたり、騙したりすることが嫌いだ。

もちろん、私は騙されていたので、何も、とがめられる事はない。

でも、少しでも、そのワードに触れるかもしれない行為をしてしまった。

つまり、疑われる「余地」を作ってしまった。

「もしかしたら、奥さんから慰謝料の請求が来るかもしれない」

「そうしたら、払えない。何も悪いことしてないのに。」

「お金を援助してもらうにしても、周りに何て言えばいいの?騙されたって、信じてもらえるの?」

私は、自分を守らなければならない。

騙されていたという、確固たる証拠が必要だ。

動かねば…!

これが私の5日目。

私はこの日、戦闘モードに入った。


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