はじめて、サウジお義姉さんと会話した結果
先日ついに・・・
サウジ夫のお兄さんの奥さん(以下「お義姉さん」という)とはじめて会話をしました。
以前記事にも書きましたが、私はまだ夫のご家族に結婚したことを報告できていません。
しかし夫のお兄さん夫婦だけは、私たちの結婚を知っており認めてくださっています。
そして、お義姉さんは私と友達になりたいと言ってくださっています😌
そんなお義姉さんと先日ついに会話ができました🎉🎉
サウジのご家族に挨拶ができていない私にとって大きな進歩!!!
会話と言っても、お義姉さんはサウジアラビア、私は日本にいるので直接会って会話をしたわけではありません。
私はアラビア語を全く話せないので、電話やビデオ通話ではなくまずはチャットで会話をしました。
会話は「WhatsApp」というチャットツールを使います。
WhatsAppは日本でいうLINEのような存在で、サウジアラビアではほとんどの人が使っているそうです。
私の夫もいつも家族と話す時はWhatsAppを使っています。
私はそもそもWhatsAppを使ったことがなかったのでまずはインストールするところからスタート。アカウントを新規で作りました。
アカウントは夫に手伝ってもらいながら作成しました。
夫いわくアカウントのプロフィール写真には自分の顔写真を載せない方がいいそうです。
サウジアラビアの女性はアバーヤという体全体を覆うような服を着て外出をするので、あまり顔を見せる文化がないんだと思います。
実際、お義姉さんのWhatsAppのプロフィール写真も、自分の写真ではなくお子さんの赤ちゃんのときの写真です。
ということで、私もプロフィール写真は自分の写真にせず、好きな食べ物の写真にしました。
また、アカウント名は自分の日本名ではなく、Safiya(サフィーヤ)というアラビア名にしました。
2年ほど前に夫と結婚したときに、アラビアの方々でも呼びやすい名前としてつけた名前です。
名前をつけた時のことは以前記事に書いています↓
私が日本名でアカウントを作っていたら夫に、
「なんでアラビア名を使わないの?」
と言われました。
確かにと思いました。
WhatsAppを使うのは主にサウジアラビア人との会話で、日本人と使うことはありません。
それなら、サウジアラビアの方々が呼びやすく、親しみをもってもらえる名前の方がより仲良くなりやすいと思います。
そして私自身「サフィーヤ」という自分のアラビア名を気に入っています。
なんだか新しい自分が始まるようでワクワクします😊
ということでWhatsAppのアカウント作成が完了しました。
そしてついにお義姉さんとの会話をスタート。
以前記事にも書きましたが私はアラビア語が話せず、お義姉さんは日本語を話せません。英語もできません。
私はお義姉さんと会話をするためについ先日アラビア語の勉強を開始したばかりです。
そんな中どうやってお義姉さんと会話をするのかというと・・・
Google翻訳です!!!
お義姉さんから届いたアラビア語のメッセージをまるごとコピーしてGoogle翻訳に入れ、内容を理解します。
そして私が伝えたいことをまたGoogle翻訳に入れて、アラビア語に変換します。
これの繰り返しです。
ただ、アラビア語を読むことができず意味を全く理解していない私は、Google翻訳の文章が本当に合っているのか、訳した際に失礼な言葉になっていないか心配です。
なので、最終チェックは夫にしてもらっています。
チェックをしてもらうと言葉の間違いがよくあります。
例えば、アラビア語だと相手が女性か男性かで末尾に使う言葉が変わります。そのため主語をしっかり入れないと、Google翻訳は性別を判別することができず、相手にとって違和感のある文章になってしまいます。
ただ、何度もGoogle翻訳を使ううちに、うまく翻訳するコツも掴んできました。
最初に日本語で伝えたい言葉を入れて、アラビア語に変換。
その後、再度そのアラビア語を日本語に翻訳し、変じゃないか確認。
さらに確認したいときはそれを英語にも翻訳して、どの言語でも自分が伝えたい文章になっているかを確認しています。
といってもGoogle翻訳を完璧に信頼できていない私は、夫のチェックが欠かせません😅
毎回文章を作るたびに夫にチェックをしてもらうのは申し訳ないし、時間もかかるので、いつかは自分だけでチャットができるようになりたいと思っています。(アラビア語の勉強頑張ります)
また、Google翻訳を使ってうまく翻訳されず誤解してしまうハプニングもありました。
ある時、お義姉さんがお子さんの写真を送ってくださったので、私はアラビア語で
「可愛いですね。いつかサウジアラビアに行った時に会えるのが楽しみです!」
と返信しました。
するとお義姉さんから返事が来て、それをGoogle翻訳をしてみると
「神様のご意志なら、あなたはサウジアラビアに行かないでしょう。私も会えるのを楽しみにしています」
との記載が・・・。
私はこのお義姉さんの返事をよく理解できませんでした。
てっきりお義姉さんは私にサウジアラビアに来て欲しくないんだ・・・と思ってしまいました。
そして泣きながらこのことを夫に伝えました。
すると、夫は
「これは来て欲しくないという意味ではないよ。カジュアルなアラビア語すぎて、Googleがうまく翻訳できないんだと思う。」
と言われました。
どうやら、お義姉さんの返事は「話し言葉」で書かれており、一部の言葉が省略されているそうです。そのためそれを認識できなかったGoogle翻訳が間違ってしまったようです。
本当は、
「神のご意志なら、あなたがサウジアラビアに来る時、私も会えるのを楽しみにしています」
という意味だそうです。
この「神のご意志なら(アラビア語でインシャアッラー)」という言葉は、イスラム教徒がよく使う言葉で、将来の出来事に対する希望や期待を表す際に使うそうです。
そしてこの言葉の後ろにネガティブな言葉が来るのはおかしいので、アラビア語ネイティブなら、文脈からわかるそうです。
言語って本当に難しい・・・。
教科書通りのアラビア語ではなく、ネイティブのカジュアルなアラビア語だとGoogle翻訳も対応しきれないんでしょう・・・。
このような誤解も生まれてしまうので、Google翻訳を完璧に信用して使うのはまだ厳しいなと感じました。
やはり、自分でアラビア語を理解できるように勉強しようとより一層感じた瞬間でした。
そして、何度かお義姉さんとWhatsAppで会話をした後、お義姉さんにInstagramやSnapchatを持っているか聞かれました。
私はInstagramは持っているけど、すべて日本語で投稿をしています。
なので、もし日本語でもよかったらこのアカウントならあります、というような感じで伝えました。
そして、Snapchatは持っていなかったので新たにインストールしました。
(夫いわくサウジアラビアでは気軽に写真やチャットを送り合えるSnapchatがかなり人気なようなので、今後サウジアラビアに住む際にも必要だそうです)
WhatsAppは会話をすることがメインなのに対し、InstagramやSnapchatでは日常生活の写真やちょっとした感想など、もっと気軽にプライベートな内容をシェアできそうです。
正直、サウジアラビアに行ったことがない私は、サウジアラビアやイスラム教の文化をまだまだ深く理解できていないです。
なので、サウジ夫のご家族と仲良くなれるのかとても不安です。
でもこうやってSNSを通して少しずつ仲良くなれていることがとても嬉しいです😊
海外と気軽にチャットができる時代に生まれてよかった。
まだ今はGoogle翻訳を使わないと会話ができませんが、少しずつでも夫のご家族と仲を深めていき、いつかはお義姉さん以外の方とも交流をしていきたいです。
そして将来的にはサウジアラビアで夫のご家族と一緒に楽しく生活をするのが夢です。
(サウジアラビアは家族を大事にする風習が強く、家族で同じ家に住んだり、毎週末集まってご飯を食べたりするそうです)
国際結婚は不安も大きいですが、新しい気づきや学びがたくさんあります。これからも楽しみです。
また何かあったらこのNoteにシェアします。
長文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。