リーダーシップとは？優秀なリーダーがもつリーダーシップ要素と具体的行動10-9
８年間のテレビの世界でのサラリーマン生活を経て、2019年にウェブの世界で独立。いま、まさにウィズコロナ時代を生き抜く元戦場カメラマン社長の出口です٩( 'ω' )و。v
リーダーシップはよく聞く言葉ですが、
具体的に何を示すのか分かりづらい…。
「リーダーシップ（leadership）」とは、「統率力」のことなので
「組織を率いる能力」のことですね。
なんで、急にそんなことを思ったのかというと、
とある舞台をみにいったから。
▼日本ミュージカル界のレジェンド。市村正親さん、鹿賀丈史さんダブルキャストのジャパニーズミュージカルの金字塔「生きる」
ミュージカル業界を牽引されるベテランのお二人が主演の舞台。
今回は、市村正親さんの回を観劇しました。
若い方にはポカンですよね。何が面白いの？って感じですよね。
なのでポイントをまとめます！
もともと、高校生の頃からミュージカルの大道具をしていたので、
定期的に芸術鑑賞をしているのですが、「生きる」のポイントは２つです。
１）なんといっても、大女優の篠原涼子さんの心を射止めた市村正親さんの演技を生で見てみたかったから！！（元劇団四季ってのも気になる！）
＊かなりミーハー。
２）「生きる」の原作は、黒澤明監督が1952年に発表した同名の映画をミュージカル化したもの。どんな表現になったか、めちゃきになる！
＊手塚治虫漫画など、原作ものがどんどんミュージカル化されているのが、どんな表現になってるのかが気になるポイント。今回も再現が忠実でした！
リーダーシップとは？優秀なリーダーがもつリーダーシップの要素と具体的行動
というマニアックな話はおいておいて。私が感動したのは、
「リーダーシップ」について、です。
もともと、舞台の大道具をやっていた私は、
「主演」の俳優さんによって、その舞台チームの結束度が極端に変わることがずっと気になっていました。
主演ができる人なので、
もちろんみなさん、美人さんやイケメンばかり。
でも、それで舞台の出来や
完成度が高まるかというとそうではなかったのです。
正直、そんなに美人ではない主演さんでも、
圧倒的なオーラで舞台チームをまとめ上げる方を何人もみてきました。
そう、きっとそれがリーダーシップなのです。
観客からでは、残念ながらその主演の方の
リーダッシップがわかる場面は多くありません。
舞台として完成度を眺めるほかない。
（そこが粋でかっこいいところ）
もちろん、舞台そのものをみてほしいのですが、
１つだけ、その舞台の裏側を垣間見れる瞬間があります。
それが、カーテンコール。
ちょっと遠い映像ですが、カーテンコールとは舞台の最後のこれ。
このカーテンコールは、劇団によってや
出演者によって全然違うものになることが多いです。
特に主演の方の振る舞いは、
そのチームよって全然違うものになりますし、
観客と演者が一体になったときのカーテンコールは、
本編よりも鳥肌もの、だったりします。
▼館内は撮影NGだったので、日生劇場正面にて。
実を言うと、、今回の生きるも
本編の物語は根暗だった…（昭和が舞台のストリーって暗いものが多い）
暗い話って分かっていってたけど、、
出演者も冴えないおじ様ばかりで（役柄です）パッとしない前半でした。。（すみません。。）市役所の冴えないおじさんがいっぱい出てくる舞台…
《ストーリー》
役所の市民課長ある日、渡辺は自らが胃がんであり、残りの人生が長くないことを知る。自らの生涯を振り返ると、そこにあるのは、意味あることを何ひとつ成し遂げていない人生。
愕然とした渡辺は、現実逃避のために大金をおろして夜の街に出る。しかし、30年間真面目一筋を貫いてきた渡辺には、金の使い道すらわからない。
これからでも、自分に何かできることがあるのだろうか・・。渡辺は、第二の人生を歩みだす・・・。
それが、25分の途中休憩を挟んで後半戦になったらですよ！
圧巻の市村正親さんでした。
さすが元劇団四季！
何よりもかっこいいなと思ったのは
ラストスパート。主役が死ぬまでに猛烈にストーリーが進んでいくわけですが、末期の胃癌だと自分で分かって必死に仕事をやりきろうとする姿に周りもどんどん巻き込まれていくっていうシーンが、
めちゃくちゃリーダーシップを発揮しだすのです。
あぁ。かっこいいなと、
役柄としても、俳優としても素晴らしいものを観させていただきました。
イケメンで若い俳優さんの演技（舞台）も好きですが、
この熟練の方が主役を張る舞台って、
このラストが好きなんですよね〜〜(●´ω｀●)うっとり。
あぁ、美しい芸術。
一番好きなリーダーシップ発揮される舞台は、
劇団☆新感線より、やっぱり天海祐希さん
（天海祐希さんものは著作権が厳しくて、、あまり映像が残ってない、、
舞台だけじゃない。
ビジネスにも大切なリーダーの役割とは？
会社員をやっていた頃、
リーダーシップ研修というのがありました。
よく管理職の方が間違えているのは、
リーダーシップとマネジメントを混ぜてしまっているケース。
リーダーシップは組織を目標に向かって進める「攻め」の役割ですが、マネジメントは組織を管理する「守り」の役割です。
組織の中でリーダーシップを担当する人のことを「リーダー」と呼ぶのに対して、組織の中でマネジメントを担当する人のことは「マネージャー」と呼びます。
＜マネージャーがやる仕事＞
・部下に仕事を任せられる環境を作る
・リーダーが設定した目標が守られているか？という達成状況を管理する
・部下に適切な指導を行う
＜リーダーの仕事＞
・目標を設定する
・組織の環境を整備する
・手本になる仕事を見せる
・メンバーが主体的に動くように働きかける
リーダーが行うべき5つの行動とは？
リーダーシップという言葉はビジネスの場面ではよく使われますが、定義を明確に考えていないまま使うと効果的に機能しません。
もし、あなたがリーダーシップを発揮する場面になったなら
リーダーシップの定義や要素を思い出して
組織を目標達成に向かって導きましょう。
ビジネスにも、舞台のように芸術的な世界観が作り出せるはずです。
１）タスクを定義する
SMARTを意識して、業務に関する明確な目標を設定します。
SMARTとは
具体的（Specific）
測定可能（Measurable）
達成可能（Achievable）
現実的（Realistic）
期限付き（Time Constrained）
２）チームの活性化
チームメンバーへ目標に対する達成度合いや活動内容を日々報告する。コミュニケーションを促し、チームのベクトルを揃えることで、メンバーのモチベーションを維持し、チーム全体を活性化させます。
３）効率化する
少ないリソースで最大の効果を生み出せるよう促します。チームメンバーの業務の無駄を無くし、同時に質を上げる施策を行います。具体的には優先順位管理の実施や、ツールを導入することで、チーム全体の日々の業務を効率化していきます。
４）動機付けする
結果を正しく評価し、パフォーマンスを改善する方法を突き止めます。
そしてメンバーのポテンシャルを最大限に引き出します。その為にはまずは自分自身がやる気になり、メンバーには現実的かつ挑戦的なストレッチ目標を設定します。
ストレッチ目標とは、能力よりも少し高いレベルの目標をさします。
５）模範を示す
＊ここが一番大切！
個人に対してだけでなく、組織全体に対して規範を示すことが求められます。 悪い見本はすぐ目に付きますが、良い見本が個人やチームに浸透するには、時間がかかります。良い行動規範がチームに浸透するまでの間、辛抱強く規範を示す必要があるでしょう。
以上、戦場カメラマンの
リーダーシップとは？優秀なリーダーがもつリーダーシップの要素と具体的行動でした。
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