越境しまじろー(島崎由真)

鹿児島県鹿屋市在住。㈱エンファクトリーにて、大企業の現役社員の皆様の社外への越境を通じ…

越境しまじろー(島崎由真)

鹿児島県鹿屋市在住。㈱エンファクトリーにて、大企業の現役社員の皆様の社外への越境を通じたキャリア自律支援を行っています。また、自らもHR系コミュニティ「One HR」の運営と、一般社団法人法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の事務局メンバーとして複業中です。

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【素案】ヒューマンアライアンス経営(ヒト・ホシ・コネへの投資が新たな価値を創り出す)

まだアイデアレベルだけど、1年くらいかけていろんな人と議論しながら考えたいテーマ。ぜひお話させてください。 ヒューマンアライアンス経営とは? 人類の共通課題(地球課題・社会課題)に向けて、地域・産業・企業・部門を越えて相互信頼と共創により新たなアジェンダとアクションを生み出していくために、経営者と社員が一体となって組織・事業を運営していく経営のあり方。 ヒューマンアライアンスを構成する要素 パーパスアライアンス 社員ひとりひとりが起望家へ パートナーアライアンス 企業

    • 人生二度目の初任給

      みんなキャリアサバイバル不確実だらけな世の中で、転職を考えているができない方も多いとか。 ミドルシニアが会社にしがみついているという人事の声も以前に比べてその課題としての切迫性が増してきているなと思っています。 若手も「ゆるい職場」に焦りを感じて、離職する人が増えています。 ミドルシニアの葛藤45歳以上の方々の抱える葛藤は実に重たいものだと想像します。 このまま今の会社にいるべきか、いつまでいるべきか? 新しい学びをはじめるべきか? 子どもや介護はどうする? 課題は

      • 【越境人材資本経営】社員の越境学習と外部人材の活用を組み合わせて、プロジェクトレディな組織を創ろう

        正解なき時代に必要なパーパスと変化対応力不確実性に満ちた時代において「正解はない」となると、いつ何時襲い来るかもしれない競合の拡大やインシデントなどに対応するための「変化対応力」が重要となってきます。 一方で、情報のオープン化が進み、開発能力の均質化によって商品・サービスの差に違いが生じなくなる中で、「パーパス」など何を目指すかが大きな差別化要因になっています。 フリーハンド領域を仕組みとして開発するそんな現代において、固定化された組織やキャリアの危険性の高さは言うまでも

        • サブスクリプション化する企業と個人 -これから必要なWORK EXPERIENCEの視点と実践-

        【素案】ヒューマンアライアンス経営(ヒト・ホシ・コネへの投資が新たな価値を創り出す)

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        • 越境スタイル
          4本
        • 鹿児島県鹿屋市働き方LAB.
          20本

        記事

          僕らはどこでもドアを手に入れた

          ドラえもん、やったね! 僕らはどこでもドアを手に入れた。 URL1つでだれとでも話せる時代、タップ1つで何でも届く時代、とうこう1つでものが言える時代だ。 前まではそんな生き方は宇宙人みたいに思われてたけど、地球にいる多くの人がそんな生活をしてるんだ。夢みたいだね。 そんな生活を生きていくためには、何が必要なんだろうか。 「マイノリティ(少数であること)を楽しむ」ドラえもんはネコ型ロボットのなかでも唯一青いボディーをしてたけど、寂しかったのかなぁ。はじめてや知り合いが

          僕らはどこでもドアを手に入れた

          この国の可能性の総量を最大化させたい

          もうジレンマだの、おっさんのせいだの言ってないで、 とっとと目の前のチャンスを掴みにいきませんか? 世界を挙げての競争の中、 正解はないし、誰も用意してくれない。 でも、動き出せばそれだけで価値が生まれるし、 それが正解だって言い張ればあなたの中では正解に違いない。 新規事業に投資しよう、 素敵なあの会社に投資しよう、 生まれ育った地元に投資しよう。 それは、お金だけではなくて、 「自身を物理的に飛び込ませる」こと。 社内有志による新規事業コンテストへの参加を通じて、

          この国の可能性の総量を最大化させたい

          気持ち良い世界で暮らす気持ち悪い人々 アルゴリズムが昨日までの自分が選んだ景色の続きを提案してくれる。偶発的な出会いの消えた気持ち良い空間 適切な感動と承認と妬みと絶望と起動を終える身体と繋がり続けるスマホ テクノロジーで感動をプログラムしきってくれたら、確かめずに済むのに

          気持ち良い世界で暮らす気持ち悪い人々 アルゴリズムが昨日までの自分が選んだ景色の続きを提案してくれる。偶発的な出会いの消えた気持ち良い空間 適切な感動と承認と妬みと絶望と起動を終える身体と繋がり続けるスマホ テクノロジーで感動をプログラムしきってくれたら、確かめずに済むのに

          #天才を殺す凡人 に凡人も殺される

          「転職の思考法」の北野唯我さんの新著「天才を殺す凡人」が発売されます。 最初の50ページだけ特別に(正確にはFBグループに立候補して)読ませて貰ったので、その感想をば。 主人公はあなたであり、あなたの組織であり、この国の姿 主人公は会社員。 天才と惚れ込んだベンチャー経営者がそのカリスマ性を無くしていき、光を失い、社員に叩かれ、その姿に葛藤する場面から物語は始まります。 苦悩する主人公の傍に救世主が現れ、影を落とす経営者が置かれた立場やその状況を産み出してしまった構

          #天才を殺す凡人 に凡人も殺される

          平成が終わることを言い訳にして、新しい働き方を始めよう。

          こんなに暑い日々が続くというのに、ジャケットを羽織って営業する人をいまだに見かけるそこに何の合理性があるのだろうか。それで倒れたりしたら、根性論で済ませるのだろうか。 ひと昔前まで、運動中は熱いお茶が良いというのが定説だったりした。水は飲まないほうが良いという指導もあったという。今では、水をこまめに取るのが当たり前だ。 人の健康や働く環境が仕事のパフォーマンスに影響することも各種証明されているだろうに、それを社員に許せないのは何故なのだろうか。過去に自分たちが我慢してきた

          平成が終わることを言い訳にして、新しい働き方を始めよう。

          待ち合わせに使われる人

          One HRを麓くんと立ち上げて1年以上経ちました。 まだまだ途上のコミュニティだけど、初めて会った人でも聞いたことがあると言ってくださる方がちらほら。本当にありがたい。 立ち上げてみて感じるのは、何かを立ち上げるのは簡単で、だけど人を巻き込むのは難しいこと。誰もが自分と同じ事をしたいわけではないし、一緒にやりたいわけではない、ということ。 一方で、だからこそ自分の意見が違うことを認識できた1年だった気がします。 以前、埼玉大学院の宇田川先生がイベントで言われていたが

          待ち合わせに使われる人

          100年生きる時代に少し寝込んだっていいんだから

          経産省官僚も不安な個人、立ちすくむ国家と言っている 来年は間違いなく副業元年になると言われています。早々に副業を解禁したロート製薬をはじめ、DeNA、ソフトバンクと次々と大手企業が後に続いています。厚労省からもモデル就業規則の改正案が示され、3月までには正式な改定が行われると言われています。そうなれば、オセロのように副業を認める企業が増えるでしょう。 そうなると、副業を行えるかどうかは企業制度に寄るのではなく、個人の力量に寄るところとなってきます。これまで会社がダメと言っ

          100年生きる時代に少し寝込んだっていいんだから

          「15歳・40歳・60歳が社長になる日」実現のために、『HR3.0』へのアップデートを

          「人生100年時代」がもたらしたもの今年の流行語にもノミネートされた「人生100年時代」。 この言葉の登場で、これまで言われてきた定年延長やキャリアの複線化が、多くの方にとってジブンゴト化したのではないかと思っています。 40歳を社長にまた、東芝やシャープに代表されるように、かつて栄華を誇った大企業が沈む姿も多くの人の意識変化に影響してきています。 企業寿命20年時代と言われますが、世界を巻き込んだ競争環境とニーズの複雑化は進んでおり、それらに対応するためには、今の時代

          「15歳・40歳・60歳が社長になる日」実現のために、『HR3.0』へのアップデートを

          スイミー型組織を目指す。「僕が目になろう」を創ろう

          誰も正解を持ってない時代です産業が複雑化して、商品やサービスのサイクルも短命化しているなかで、生き残るための組織は、絶対に多様性のある集団でなければならないと思うのです。 それは、生物の進化から見れば明らかで、絶えず差別化された新種がそれまでの種から分岐して生まれることで、環境の変化に対応できるものだけが生き残り続け、命を繋いできました。 いま、皆がみんな欲しがるサービスもなければ、憧れる対象も千差万別になっているなかで、これまでと同じ商品を、改善しながら提供するだけでは

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          「変化を恐れず革命のファンファーレを鳴らしにいこう」早稲田祭 西野亮廣×箕輪厚介

          ・変化を恐れずにファンファーレを鳴らしにいこう 意味のないことをしている人が多い 2ちゃんねらーと対峙する企画を受けたときに、「ひな壇出ろよ」「お笑い見ろよ」と言われた。芸人?絵本作家?のふどちらかを迫られる 絵本作家がテレビに出てもいいの?と聞くと「良い」と言われた。だから絵本作家を名乗り始めた 次の日に、パインアメの特命社員になった。そしたらテレビに取り上げられた。ワイドナショーで松本さんに「おもろない」と言われた 箕輪さんの早稲田時代と時代は大きく変わった。「

          「変化を恐れず革命のファンファーレを鳴らしにいこう」早稲田祭 西野亮廣×箕輪厚介

          江副浩正さんを倒したい!

          前々から、一部発信してましたが、私は江副浩正さんを倒したいです。 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」。そして、世界に機会を提供せよ。 を目指したいなと思ってます。 自分の今の立ち位置から遠い体験をすることで、人は新しい価値観に出会い、新しい自分に出会えると思ってます。 そんな経験を広い世代(縦糸)と広い領域(横糸)に提供し、自分を晒し、他者を感じる「リアル」を皆で感じられるようにしたいです。 そんな経験者が折り重なった先に、互いを受け入れ、互いを高め合

          江副浩正さんを倒したい!

          ワタリドリ型の生き方をしようよ。ってか太った鴨は死んじゃうよ。

          野鴨の哲学って聞いたことありますか?英語だとWild Ducksとかって言われています。デンマークの哲学者セーレン・キルケゴールの書物に登場する話が元になっています。 毎年、冬になるとやってくる渡り鳥の鴨に、来る年も来る年もえさをやり続けていると、そのうち何羽かは、すっかり怠け者になり、飛ぶことすらできなくなる というお話。このお話を引用して、1959年、当時のIBM会長であったトーマス・ワトソン Jrは 「ビジネスには野鴨が必要なのです。そしてIBMでは、その野鴨を飼

          ワタリドリ型の生き方をしようよ。ってか太った鴨は死んじゃうよ。