昭和isover

平成が終わることを言い訳にして、新しい働き方を始めよう。

こんなに暑い日々が続くというのに、ジャケットを羽織って営業する人をいまだに見かける

そこに何の合理性があるのだろうか。それで倒れたりしたら、根性論で済ませるのだろうか。

ひと昔前まで、運動中は熱いお茶が良いというのが定説だったりした。水は飲まないほうが良いという指導もあったという。今では、水をこまめに取るのが当たり前だ。

人の健康や働く環境が仕事のパフォーマンスに影響することも各種証明されているだろうに、それを社員に許せないのは何故なのだろうか。過去に自分たちが我慢してきたから?命を危険にさらしてまで守るような美徳は存在しないと思う。

日本は、昭和の人生すごろくの成功モデルを捨てて、変わらないといけない

企業や商品の寿命は短くなり、一方で労働寿命は延びていく。これまでの当たり前に捕われていると、テクノロジーを味方につけた新興企業や若者にどんどん追い抜かれていく。

過去の成功体験によって、企業も個人も、まさにイノベーションのジレンマに陥っている。
異質を攻撃してきた人は異質(チェンジメイカー)には進化できない。マウントしてきたことによって、結局過去の自分にマウントされてしまうからだ。
変わってもいいんだよという空気作りが必要で、そのための言い訳が「平成が終わる」から。こんなに分かりやすいボーナスステージはない。きちんとこの平成の30年間の状況を振り返って、これからのことを考えたほうが良いと思う。

というか、こんなに暑い日が続いてるんだから、それが十分言い訳になると思う。2020年のオリンピックの最中も、すし詰めの電車の中でスーツで我慢して出社する姿を世界にさらすのだろうか。

ここを逃すと、ますますこれまでの自分にマウントされてしまう。

平成の終活の起点は、天皇陛下だった

幕末もまた、天皇中心に国家のスキームを再構築した動きだった。ある種、天皇を利用しながら、日本の国家のカタチを創り変えていった。
今回の天皇起点の生き方変革は、みんなにとっての言い訳になりえると思う。どんな責(席)にある人も、そこから離れる権利はある。あそこまで高齢になられて、それでもまだ天皇としての公務に就き続けろと言える人などいない。


明日から違う人生は選べる

周りと違う価値観だったとしても、これだけネットで世界中の人と繋がれる時代に必ず仲間は見つけられる。だからこそ、違う未来を創ろうとする人を潰すべきではない。

自分も、いずれイノベーションの土俵に乗るために。

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