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僕らはどこでもドアを手に入れた

ドラえもん、やったね!
僕らはどこでもドアを手に入れた。

URL1つでだれとでも話せる時代、タップ1つで何でも届く時代、とうこう1つでものが言える時代だ。

前まではそんな生き方は宇宙人みたいに思われてたけど、地球にいる多くの人がそんな生活をしてるんだ。夢みたいだね。

そんな生活を生きていくためには、何が必要なんだろうか。

「マイノリティ(少数であること)を楽しむ」

ドラえもんはネコ型ロボットのなかでも唯一青いボディーをしてたけど、寂しかったのかなぁ。はじめてや知り合いが少ない世界は不安だけど、はじめはみんなそうだよね。

おなかの中にいたときはお母さんしか知らないわけだし。
何かを知りすぎると、何かに慣れすぎると、ぼくたちは新しいことにおっくうになる。

でも、新しいことを知ること、新しい人とつながることは楽しい。
少なからずそんな経験を誰もがしたことがあったはず。

今は世界の再発見のチャンスだね。

「はだかになる」

自分がはじめてなら、とうぜん相手もはじめてだよね。
お互いきんちょうして当たり前だ。

そんなときはまず自分からじぶんのことを話すんだ。
好きなこととか苦手なこと。
しっぱいしたことでもいいと思う。

そうすればお酒を飲んだりや握手をしなくたって、心のきょりは近づくよね。
かんじょうや思いは言葉や表情で届くんだ。

「ことばを持つ」

自分の思いを届けるにはきちんと自分のことばを持つ必要がある。

自分のこれまでの人生や大切にしていることを短くて、わかりやすくて、相手のきもちを動かすことばで。

さいしょはむずかしいかもしれないけど、少しずつ回数をかさねればできるようになる。
じっけんするきもちでいいと思う。

「自分の中のトビラをひらく」

自分は何をしてきたんだろう。
自分には何ができるんだろう。

画面のなかのほかのひとたちのことばや写真を見ながら、たくさんの人がそう思っているとおもう。

そんな自分の気持ちによりそってみて、なぐさめたり、話をきいてみよう。
じぶんがこれまでの人生をふり返って、喜んだとき、悲しかったときをかんさつしてみよう。

そうすれば、じぶんをあらわすことばも見つかるし、だれかとつながれてうれしかった思い出も見つかるかもしれないね。

「だれかに手をさしのべる」

きのうまでできたこがうまくできないと、みんないらいらしたり、だれかにあたってしまう。
こんなはずじゃないのに、どうしてこうなっちゃったんだろう、って。

自分もあたりちらしたくなるけど、だれかのそんなきもちに寄りそえられれば自分の心もゆたかになるはずだよ。

僕らはどこでもドアを手にいれたんだ。
これをうまく使うのも、捨ててしまうのも僕らしだいだ。

誰かのたすけにならなくたって、もがいていることをみんなで話し合うだけだって、じつはだれかのたすけになるよ。

そう信じていまのきもちをことばにしたよ。

だれかの心に届くといいな。

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