自由研究 エシカルにクリエイティブ

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キャンバスの歪みと木の生命力

展示中、知らぬ間に絵が歪んでいった。紙に大きくシワが寄り、背を丸めてちぢこまるようになっていった。理由はおそらく、絵の土台にしている木材、50年越えの古民家から出た廃材だ。50年越えの木材でさえ、自らの在りように戻ろうとしているのだろうか。

この歪んだ絵を展示している企画は、アーティスト・イン・レジデンスというANA企画の地方滞在型のアートプロジェクト。わたしは長野県塩尻市という豊かな山と川に恵

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ブドウで絵を描く

ブドウ "の" 絵を描く、ではない。ブドウ "で" 絵を描く、というチャレンジをした。

エシカルにクリエイティブがしたい。と思いはじめてから、絵の具の成分やら環境への影響などを色々と調べていて、自然のもので絵を描いてみたい という気持ちが強くなっていった。

布を染める草木染めがあるのだから絵を描くことも... と、元ファッション業界の者なりにぼんやり考えていたそんなとき。オラファー・エリアソン

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アクリル絵の具で汚れた水をどうしよう?

アクリル絵の具はとても便利だ。ここ数年、透明水彩絵の具をメインに絵を描いているものの、昔はアクリル絵の具もよく使っていた。こんもりと絵の具をのせていくのが楽しかった。

エシカルに創作活動をしていきたい。と考えるようになって、絵の具の成分についてコツコツと調べていると、ふと「アクリル絵の具ってプラスチックの一種では...?」と思うようになった。

わたしが気になっているのはアクリル絵の具を溶いて汚

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プラスチック包装の代わりを探して

ピカピカで透明な袋に包まれていると、ハンドメイドに「商品」っぽさが増して「ちゃんとしてる感」が出る。表面が均一で工業くささが出るせいだろうか。プラスチックを嫌悪しているはずなのに、「ちゃんとしてる感」を覚えてしまう自分がいる。

今回、ギャラリーでの展示販売でオリジナルのグッズを置くときに直面した課題が、どうしたらゴミになるだけのプラスチック包装を避けられるか?だった。

結果として今回の展示販売

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名刺をサトウキビの搾りかすを使った紙で作ってみた

先日、名刺を新調しました。はじめてサトウキビの搾りかすを使った紙、「ハイブリットバガスFS ラフホワイト」という紙を使ってみたので、仕上がりの感想と紙選びで調べたことをシェアします。

絵描きの視点で、色味の再現性や紙表面の質感、個体差など名刺の仕上がり感だけではなく、エシカルにクリエイティブをしたいという想いから「エコな紙選び」という視点もある。サトウキビの搾りかすを使った紙ってどんないいことが

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#エシカルにクリエイティブ の自由研究はじめました

はじめに

エシカルであること。これは日々の選択で大切にしたいポリシーです。日々絵を描く上でもエシカルな選択をしていきたい、という強い想いがあります。(エシカルとは何か?を含めて想いを綴った記事が以下リンク)

絵の具のこと、使う紙のこと、印刷のこと、作品を届ける包装紙のこと。疑問に思っていることをひとつずつ少しずつ、コツコツ調べたことはシェアしていきたい。少しでもエシカルに関心を持つきっかけとな

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毒入りブルーは選ばない

ちょっと強めのタイトルをつけてしまった。

コバルトブルー、セルリアンブルー。その言葉の響きだけでも美しいイメージが浮かぶ。けれど、美しい絵の具には毒性のものがあることを、どれくらいの人が知っているだろうか?

クリエイティブの領域に「エシカル」を持ち出すならば、絵の具選びは気にしたいところだ。絵を描くことを楽しむためにも、絵を描く本人に対する安全性だけでなく、その周辺にも目を向けたい。絵の具選び

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エシカルにクリエイティブ

エシカルであること。作品を届けるときも。
これはわたしが絵描き活動をする上で、とても大事にしていることです。

エシカルってどういうこと?エシカルな絵描き活動って具体的にどんなこと?を、これから少しづつ伝えていきたいです。

・・・

よく分からないけど、わたしたちは生きている。ある時から、とても大きな循環の輪をイメージするようになった。自然とか動物とか、沢山のいきものの内に人間がある。人間という

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