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閑話休題

思うところは沢山ある

バスケットに入った

採れたてのフルーツの

無造作な昼下がりのような


ビタミンカラーの欠如を

ほおリ投げ歌うような

ひとり時間

とろりと落ちる蜂蜜は

等身大に甘い

テラスの空気は

銀木犀の溶けた湿り気


君の名はなぜ

そんなにも勇ましい

この席からは

問うこともなく

体温がすうっと下がる


そうだ

キウイフルーツをひとつ

買いにゆこう


あたたかなご支援をありがとうございます❤ みなさんのお心に寄り添えるような詩を形にしてゆきたいと思っています。