祐樹せつらのお金・ビジネス・投資に強くなる話 Vol.8：金投資

「金投資」の重要ポイントをまとめました。お金・ビジネス・投資にお役立てください。

🌟金は世界共通の資産

金は金本位制が終了した際も世界中の中央銀行で準備資産として保有されている。
なぜなら国が破産して紙幣が単なる紙切れになっても、金の価値がなくなることはないから。
世界同時株安や世界各地の紛争やテロが起こる状況の中、金を保有することは賢明な選択の１つ。

🌟金投資のメリット・デメリット

金投資のメリット：
埋蔵量に限りがあるため無価値にならない。
どんな国でも金の価値は共通。
世界情勢が不安定だと価値が上がる。

金投資のデメリット：
国内金価格は為替の影響を受ける。
利息や配当を生まない。

🌟金は「守りの資産」

金投資は大きな損失をもたらしにくい。
なぜなら世界共通の価値を持ち、無価値になる心配がないから。
世界情勢は不安定。
不測の事態の予測は難しい中で長期保有で資産を守りたい人に金投資は向いている。
短期で目先の利益を得たい人には向いていない。

🌟金投資の投資信託は２つ

1．投資信託
運用会社がファンドとして販売。
銀行や証券会社で少額から購入可。
ただし申込手数料と信託報酬が必要。

2．ETF（上場投資信託）
投資信託を株式として上場。
証券会社で売買可。
購入時に株と同様の手数料が必要。
信用取引で3.3倍リバレッジがかけられる。

🌟投資信託で金に投資するメリット

1．盗難リスクや保管コストがかからない
投資信託やETFは証券保管振替機構が管理していて電子化されている。
口座の維持費も多くの場合は不要。

2．株式のように手軽に売買できる。
3．少額から投資でき、購入時の手数料も少ない。

🌟金ETFとは

金ETFは金価格に連動することを目指して投資を行なう上場型投資信託。
株式のように日々価格が変動する。
証券会社等で口座を開設して売買する。
運用期間は商品ごとに定められている。
少額投資が可能で数千円から購入できる。
ただし信託報酬・管理・運営費用が必要になる。
購入タイミングは自分で判断する必要がある。

🌟純金積立とは

自分で設定した月々の積立金額が指定口座から自動的に引き落とされる金投資。
金そのものは運営会社が管理する。
少額からの積立購入が可能。
毎日着実に購入するので購入タイミングを考える必要がない。
純金積立によって投資信託のメリットは少なくなってきた。

🌟金投資最大のメリットは「万一のとき」