見出し画像

自分が甘い汁を吸えない不満なんですよねー

今まで、いろいろな人たちが、文化の発展を阻害する権威を破壊して新しい本当の実力者を取り上げるようなシステムをつくる!

と、お店やメディア、制作者、その他の人々が私の前で宣言しておりました。

が、今の所そういう宣言をした人たちで、ちょっと社会的に上手く行った人たちは、100%の確率で彼らが破壊すべきだと言っていた権威側の人間になりました。

ありきたりな結末です。

殆どの権威や権力への反発は実は、本当に文化の未来を考えての行動ではなく「自分にはその甘い汁が来ていないことへの不満」なので、それを与えてあげれば簡単に反抗者たちが権威側の手に落ちるのを、権威側は良く知っています。

そういう「落ちてしまう人たち」は、甘い汁が吸えるようになると「自分の能力が特別に優れているから特別な利益が得られるのであって権威によるものではない」「自分のような立場になれないヤツらは、自分と違い能力と努力が足りないのだ」と権威側でない人達を蔑むようになります。

「承認欲求が満たされること」と「思ったより入ってくる金銭」の魅力は強力です。

「本当の改革者」なんてそうそう出ないもんですよ。

改革者は味方からすら潰されたりしますしね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?