検証

おからパウダーは血糖値を穏やかにするのか検証してみた。

◎おからパウダーダイエットとは?

ゆうきです。

今回もダイエット法などの食べ方や食材は本当に血糖値が上がらないのか、血糖値測定をやっていこうと思います。

今回は何を試すのかというと「おからパウダーダイエット」です。

おからパウダーダイエットって昨年も流行りましたが、定期的に流行があってその数年前も流行ったダイエット法です。


このおからパウダーなんですがアディポネクチンという痩せホルモンを作ってくれる作用の他、食物繊維やたんぱく質などが豊富なため血糖値の上昇も緩やかになると言われています。

学会誌にも血糖値が上がりにくいと書かれているんですが、本当にこれが本当ならば血糖値は今回の検証でも下がるはずです。

今回はこのおからパウダーをご飯に混ぜ、本当に血糖値が上がりづらいのかを検証して、他の方が言っている事は本当なのかを実証していきたいと思います。

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◎検証方法

検証方法は、以上の通り。

①100gの温かい白米と10gのおからパウダーを用意。
②それらをよく混ぜ、食べる。
③血糖値の測定は摂取前、摂取後30分、1時間、2時間の計4回。
④その数値を以前測定した白米だけの数値と比べる。

予想としては、今日ももちろん血糖値の上昇はおからパウダーを混ぜていな時よりも血糖値が緩やかかつ上昇が抑えられると思います。

前回、もち麦ですごく血糖値を抑える事に成功しましたが、もち麦もたんぱく質や食物繊維が豊富なんですよね。これと全く同じ効果が出るのではないかと予想しています。

それでは、どうなったか検証を見ていきましょう!

それでは検証を動画で見てみましょう!検証スタート!

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◎考察

これが今回の測定の結果です。

黄色の線が白米におからパウダーを混ぜたものでオレンジと水色が白米、グレーがもち麦の血糖値の推移です。今回のおからパウダーご飯ははじめの血糖値の上昇が高いんですが恐らくこれは食べるのに時間がかかったからだと思います。

食べ終わるのに10分以上はかかってましたからね。

でも血糖値の下降が一番時間がかかっているんです。

理由としてはやはりご飯をおからパウダーでコーティングしていたからだと思います。それで血糖値が緩やかに下降したんでしょうね。

次に、栄養素からの考察ですが、100g中に含まれる栄養素はこんな感じです。

やっぱりおからパウダーはたんぱく質と食物繊維が豊富ですね。今回おからパウダーは10gしか摂取していませんのでこの量の1/10摂取したことになります。

この青の棒グラフが今回食べた白米+おからパウダーの栄養素です。もち麦と同等とまではいきませんが、白米のみの時よりはたんぱく質の量も食物繊維の量もアップしています。

おからパウダーを入れる事によって食物繊維やたんぱく質がアップしたと言っても「もち麦」のタンパク質や食物繊維はよりも半分以下なので血糖値上昇を抑制するまでに至らなかったんだと思います。


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◎終わりに

ということで、おからパウダー混ぜご飯を食べてみたんですが、今回の検証ではおからパウダーには血糖値の上昇の抑制の効果まではありませんでした。しかし、血糖値を緩やかに減少させる効果がある事が分かりました。

血糖値の下降が緩やかという事はそれだけインスリンが少しづつしか体内で分泌されていない事になりますよね。インスリンがたくさん出たら血糖値がドンと下がるわけなので緩やかという事はインスリンが少しづつ出ているんじゃないかと推測されます。

インスリンの過剰分泌は中性脂肪の沈着に繋がりますので、ダイエット中の方とか血糖値が気になる方はおからパウダーが有効になるのではないかと思います。

また、おからパウダーの忘れてはいけないメリットは痩せホルモンであるのアディポネクチンを作っていく事なので、根気よく摂取していく事が痩せる事につながると思います。

もちろん、今日のようにご飯に混ぜる必要はなく例えばサラダやおかずに振りかけたり、お好み焼きや唐揚げのの時に小麦粉の代用品として使用する事でもっと食べやすくなると思います。


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