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毎日を人生最後の日かもしれないと思って過ごす【#もしもの備え】

大人の学び直しで英語を勉強中、今更ながらスティーブ・ジョブズの【伝説のスピーチ】に改めて感銘を受けた話は、以前の記事で書きました。

中年世代の心にグサリと突き刺さり、深く考えさせられた言葉たち。
ジョブズは他にも、こんなことを言っていました。

あなたの時間は限られている。
時間は有限であり、死は生命の最高の発明である。
もし明日死ぬとしたら、あなたは今日そのことをするだろうか。

毎日を人生最後の日かもしれないと思って過ごすことは、自分にとって何がいちばん大切で・何が本当にやりたいことなのかを教えてくれる。と。
なるほどね。そうかもしれない。

投稿企画の【#もしもの備え】を書いてみようと考えた時、そもそも【もしも】て何ぞや?と思って。




①【もしも】って何? どういうことを言うの?

私がすぐ思い浮かんだのは、大地震などの自然災害。あと事故や犯罪に巻き込まれることや、がんや脳卒中などの病気になること。長く残る障害を負うこと。
死ぬことはもちろん、長期にわたる闘病生活を余儀なくされたり、大怪我をして歩けなくなったり、脳梗塞などで倒れて半身不随になること。家族や全財産を失うこと。

要するに、命の危機に晒されたり、不自由や制限を強いられたりすることが【もしも】なのかな?

人はいつ死ぬか分からないし、いつまで健康でいられるか分からない。
でも、その予期せぬ「もしも」は必ずいつかやってくる。
そう考えて、死ぬ間際に「やっておけばよかった」と後悔することをひとつでも減らしておくように毎日を生きることが、私の一番の【もしもの備え】なのかも。
そんな走馬灯すらないほどポックリ急死するかもしれんけど。

もしもの備えをするということは、危機の回避や生き残ることと同時に、自分にとって何が最も大切なのかを考えたりすること。もっと言えば、死ぬ準備を考えることも入るんじゃないかと。

備えておくのは、物だけじゃない。
いつくるか分からないものだから、心づもり・心構えをしておき、もしもの日までをどう過ごすか、こそ大事だと思う。

一度でいいから南の島に移住してみたかったと思うなら、
今からでも実際にするための行動を起こす、とかね。



②バケットリストを作成しよう

人生を終えるとき後悔することをひとつでも減らしておくためには、【バケットリスト】の作成がお勧めだそうです。

やりたいと思ってることを書くだけ。
心残りを潰していくために。

 ・死ぬまでにやりたいこと
 ・◯歳代までにやりたいこと
 ・今年中にやりたいこと

など、できれば長期・中期・短期ぐらいで分けて。
いくつか書き出して、実行できたら必ずチェック☑️を入れるか線で消す。
ひとつずつでも消すことができれば、達成感があります。(非現実的すぎることは除いたほうがいい)

ここでは、自分の努力次第で叶えられること、運に左右されないことを書くのが大切。まだ見ぬ相手が必要なことや、自分以外の人間の意思や努力が必要なこと、神様の力が必要なことではなく。
 ✖️イケメンと結婚する
 ✖️我が子を国公立大に入れる
 ✖️宝くじで高額当選する

あと、より具体的なほうがいいので、数値目標や地名や場所・名称が浮かぶ場合は書くといいそうです。
 ・体重10kg落とす
 ・月間50㎞走る
 ・英検準1級に合格する
 ・バイクで北海道一周旅行をする
 ・韓国に行って本場のトッポギを食べる
などのように。

バケットリストを作って達成していくことは、
人生の終活でもあります。

人は最期にもっとも後悔することは、「やって失敗したこと」ではなく「やらなかったこと」だと言います。
やっておけばよかったな〜と思いたくなければ、身体が健康なうちに早めに始めるべきです。
残りの人生で、今日が一番若いのですから。人生は、一度きり。


③市販の避難袋を買っただけで安心するな!

セットになって売られている非常持ち出し袋みたいなものを買っただけで安心してはいけません。

こういうキットになってるもの

ふだん使い慣れていない物は、いざと言う時にあまり役には立たないからです。非常食や水もローリングストックが基本だし。
中には、あってよかったと思える物もあるでしょうが、半分以上は「これどうやって使うの?」みたいな物だと思う。

私は趣味としてキャンプ車中泊をしていますが、これは「もしもの備え」にも役立っていると思う。
電気やガスが止まったって、火を起こして調理できるノウハウとグッズがある。外で過ごすのも平気だし、車で一晩を過ごす経験もその用意もある。
不便にも慣れておくことや、臨機応変に対処できることも、備えとしては案外いいのかも。

災害時に、避難所の体育館などプライバシーの保たれない環境で雑魚寝するよりかは、テントや車内で寝泊まりするほうが、個人的には精神的ストレスを感じにくいタイプだと思うので。

アウトドアごはんは、好きでやってるだけで
備えになるなんてことは後付けの理由ですけど。

他にも、我が家での災害対策といえば、耐震等級3の制震構造の家に住んでいるし(震度7でも崩れないらしい)、太陽光発電パネルも設置した(停電時でも非常用給電が使える)。玄関と就寝時の枕元にはランタンを置いているし、部屋の中でもスリッパも履いている。
水はローリングストック、カセットガスも多めに買って常備。冷蔵庫やテレビが倒れないための耐震対策もしているし、冬にライフラインが止まったとしても灯油のストーブがある。

物を備えるというよりは、暮らし方で備える。私はそんなイメージ。
そりゃ誰だって健康で長生きしたいですもん。

こういう投稿企画を書いてみることで、改めて色々考えるのもいいことだと思いました。誰のためにもならんことかもしれんけど、少なくとも自分のためにはなったかな。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。


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