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connectig the dots ~スティーブ・ジョブズの言葉①

大人の学び直しで、ゆるく英語勉強を始めました yukichi. です。

今の時代は本当に恵まれている環境で、高い授業料を払って英会話スクールに通わなくても、ネット上にあらゆる英語勉強系の情報があり、基礎英語なら自分で家にいながら無料で学ぶことができます。

私は基礎の単語本(DateBase3300)もやりつつ、最近は英歌詞つき洋楽を聴いたり、映画を英字幕で観たり、英語のスピーチを聴いたりしています。

英語のスピーチ、これもいい勉強法で、日常的な会話ならフランクに繋げたりはしょったりするネイティブの難解な発音や訛りは少なく、ゆっくりハッキリ、多くの人が聞きやすいように話してくれるので聞きやすいと思います。


①初めてじっくりと内容を聞いた感想は

そこで出会った、スティーブ・ジョブズの『伝説のスピーチ』

有名ですよね。私も長いことiPhoneユーザーですから、
知ってはいました。でも内容はさほど覚えていなかった。

2005年のスタンフォード大学の卒業式でのスピーチです。

私は先日これをじっくり聞いてみて、なんか頭をずがぁ~~~ん!と打たれたように、胸に・心に響き、ちょっと涙が出てきました。
それぐらい、中年のハートにぐさりと刺さる内容でした。
英語の勉強のつもりが、人生勉強効果のほうが凄かった、みたいな。

まだ知らなかった人も、前に聞いた・読んだことがある人も、是非一度じっくり読んでみてください。和訳を読むだけでもいいです。
私はYouTubeで、映像・音声、英字幕・和訳付きで、もう何回も聞きました。

↑ 日本経済新聞のこの記事には、和訳の次に英文原稿も載っています。

私は昔、尊敬している上司に
「勉強や経験をすることは、脳みその皺(しわ)を1本ずつ増やしていくこと。その皺こそが思考回路であって、脳の皺が多ければ多いほど色んな回路を通ることができて、物事の考え方が増える。」
と言われたことを思い出しました。言ってることは近いなぁ、と。

②connecting the dots(点を繋げる)

ジョブズの言う「点」とは、経験のこと。
その時にした判断や選択、努力や苦労、挫折や妥協、それらはその時点では正しいかどうかは分からない。あらかじめ将来を見据えて点を繋ぎあわせることなどできない。あとから振り返って初めて、繋がっていることが分かる。
。。。深いなぁ~。深くない?凄くない?

だから、いつか繋がって実を結ぶだろうと信じるしかない。
何の役に立つか、何十年後になるかは分からなくても。
点を多く打てば打つほど、どんな形も描ける。

やっぱり、世界を変えた人の言うことには重みがある。まだまだ浅い自分の心にはとても響く。
この世になかったものを新たに造り出す人って、こういう人なんだ。
多くの人に影響を与えた人は、残す言葉も偉大だなぁ。

辛い出来事も、苦しかった期間も、めちゃくちゃ苦い薬だったけど自分には必要な経験だった、点が繋がったときに初めてそう思えるのだと。
私は自分の今までの経験がぶわぁ~~~っとよみがえってきて、繋ぎ合わせて、涙が出てきました。
涙もろくなるのも中年あるあるですね。長く生きてりゃ色んなことがありましたもん。これからも、信じてやるしかない。

「Don't settle!」~妥協するな!立ち尽くすな!

③死は生命の最高の発明

人は誰でもいつか死ぬ。時間は有限。死から逃れられた人間は一人として存在しない。
言ってることは、誰もが知っている当たり前のこと。

だから、自分は【どう生きるか・何がしたいか】人は考える。「何故」とか「何のために」なんてややこしいこと考える必要は無いんだよ、きっと。

「もし今日が人生最後の一日だとしても、今日やろうとしている予定のことをするだろうか。」
この問いかけに、Yesと答えられる人はどれだけいるのだろう?
なんか、生き方を考えさせられたスピーチでした。伝説と言われた所以が分かる。

辛い時も、見上げてみれば光が射してくるかもしれない。

和訳と、実際の英文とでは、ニュアンスも違います。だから原文のまま感じられるためにも、英語は勉強しておいて損はないのだと改めて思いました。
英語力はお金と同じようなものだと、誰かが言っていた。なさ過ぎても不便だし、あり過ぎて困るもんでもない。たしかに。

他の英語スピーチもまた、勉強しようと思いました。また、心に響くような、素敵な人生観を聞けるように。つづく。

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