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#読書の秋2020
「寄り添う」ということについて考えた
経験していない以上、絶対にその気持ちはわからない。
「寄り添う」ということの難しさを考えさせられました。
『旦那が突然死にました。』せせらぎさんの『旦那が突然死にました。』を読みました。
急性心不全である日突然旦那さんが亡くなってしまった。
その時、そしてその後のご自身の経験が、漫画をベースに描かれた作品です。
帯にも書かれている「当たり前は奇跡だ」という言葉の通り、
当たり前の「今日は何もな
「一汁一菜でよい」ならば
料理は嫌いじゃない。けれど、夕方が近づいてきて、ああ今晩は何を作ろうと考えていると、なんだがか料理がすごく面倒臭いことのように感じられてきてしまう。
そんな私の肩の力がふっと抜ける本に出会えました。
結婚してすぐの頃は、夫はひとり暮らしが長かったこともあって「一汁三菜!あともう一品!」と期待半分、冗談半分に言われることが何度かありました。そして私も最初こそ、主菜が照り焼きだから副菜は…などなど、
現場を見なきゃ|『メーター検針員テゲテゲ日記』読書録
『メーター検針員テゲテゲ日記』を読みました。
こんな本帯にはこう書かれています。
「あと数年でなくなる仕事」
それでも現場の苦労や汗はなくならない。
検針員がえぐりだす労働と人生のリアル
検針員の仕事は、電気メーターを探し、その指示数をハンディに入力し、「お知らせ票」を印刷し、家主の郵便受けに投函すること。1件の単価は40円。著者の川島さんは、50歳からの10年間を電気メーター検針員として過