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オンラインミーティングの難しさ

在宅勤務になるまで、対面でのミーティングをほぼ経験したことがなかった。
長引く在宅勤務の中、週に5回程度はオンラインもしくは電話でのミーティングが入るようになって、まだここには対面よりも難しく感じてしまう要素がたくさんあるように感じている。

もともと、ミーティングが得意でない。
そもそも、複数の人がいるシーンで話すことが得意でない。
周りにいる人が増えるほど、自分が話すシーンがまわってこないことを切に願ってしまうくらいに。
オンラインになったら目に見える範囲に人がいないことでこの緊張感は和らぐのかと期待してたけれど、そんなことはなかった。
変わらず参加人数が多いほどばくばく緊張してしまうし、むしろオンラインならではのやりにくさが追加されて余計厳しい。

オンラインミーティングの難しさは、音声がよく聞こえないことと、話すタイミングがより掴みにくいこと、また相槌が打ちにくいことだと思う。

通信環境がよくないことは、そもそもミーティングの質を変えてしまう。
聞き取れないことで、ミーティングから置いていかれてしまうし、自分が既に終わった話をしていないか、そもそも今なんの話をしているのか、からよくわからなくなってしまう。
音声に雑味が生じることで、集中力もかなり散乱してしまう。
ハウリングが入ると本当に何も聞こえなくなることがよくあるし、そうなっている原因が何かもよくわからない。

話すタイミングは、一緒にいるとまだ掴める空気感が全く掴めなくなることによってかなりやりにくくなっている。
声が被ってしまうこともよくあるし、探り探りで誰が相手の質問に答えるかに躊躇する。
様子を見て誰も答えないから答えようとした瞬間、別の誰かと声が被るという経験を、この数週間で何度も経験した。

相槌の問題は、話し手としても聞き手としても感じる。
話し手としては反応が得られないことで、ただでさえ不安な自分が話すターンがより不安でしんどくなるし、聞き手としては聞いている様子を上手く表現できず、その後の発言もできないことで自分の反応できてなさに不安になる。
人数が複数だと音声を少しでもクリアにするためにミュートにする必要もあるし、そうすると相槌なんて打っても伝わらない。
反応のなさはとってもやりにくい。

今のところ、メインで感じているオンラインミーティングの難しさはこんなところだ。
馴染みの会社とは比較的スムーズにいっているし、関係性ができた上でならそこまで重荷にならないとは思う。
音声の問題だけでも改善されたら、もう少し快適なミーティングになりそうだ。
今後出社できる状態になっても働き方が選べる状態であれるよう、よりよい自分自身のやり方を模索したり、技術の進歩を期待したい。

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