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海外旅行するのに、どの程度の語学力が必要?


こんにちは!yukiです。

以前、母校で、
国際理解に関する講演会を
したことがありました。

「行ってみたい国がありますが、
 語学力が心配で…」

900枚超の感想用紙を
いただいたのですが、
上記のような声が多かったのです。

言葉の問題って、
英語に限りません。

英語が通じない国
たくさんあります。

しかし、僕としては、

「言葉が心配で旅行しないのは、
 ちょっともったいないなあ…」

と思うのです。

ということで今回は、

「海外旅行するのに、
 どの程度の語学力が必要?」

というテーマで書いてみようと思います!

言葉に不安を感じている方が、
一歩踏み出すきっかけになると嬉しいです。


語学力はあった方が良い!
ただし必須ではない。


結論からいうと、
語学力は最低限で大丈夫です。

観光目的であれば、
あまり心配する必要はありません。

ツアーでなく、
個人旅行だとしても同様です!

実際のところ、
スペイン語、アラビア語、チベット語など、
言葉がぜんぜん分からない地域でも
大きな問題もなく旅行してきました

旅行のためのコミュニケーションとして、
僕が感じるポイントは、3つです。

  1. 最低限の単語

  2. 非言語コミュニケーション

  3. 一期一会という気持ちで


それぞれ見ていきます。

1.最低限の単語


最低限、便利な単語は、
覚えてしまうのがおすすめです。

あいさつ、ありがとう、簡単な数字、
◯◯に行きたい、いくらですか、
◯◯をください、よく使う名詞、などなど…

数字は指とか電卓でもいいですが、
覚えるのもそんな大変じゃないはずです。

僕は、飛行機の中や現地での移動中に
覚えたりしています。

それにネットに繋げるなら、
今はポケトークなどもありますし。
(日本で使いましたが、
 衝撃的な翻訳体験でした!)

海外用のポケットWiFiも手軽に借りられるので、
旅行のハードルはどんどん下がっていますね。

2.非言語コミュニケーション


ペルーの山間の町を歩いていたとき、
話しかけてくれた先住民族の少女と、
ベンチに座って1時間ほど
“会話のようなもの”
をしたことがありました。

会話のようなもの、と言ったのは、
ほとんど言葉が通じなかったからです。
(彼女はケチュア語とスペイン語少々、
 こちらはごく僅かなスペイン語)

それでも、笑って、驚いて、
家族のことや好きなものを教えあって、
楽しい時間を過ごせたのです。

最低限の言語で補えない部分は、
ノンバーバル(非言語)な領域になります。

難しそうな感じですが、
実は私たちが日常的にやっていること。

よく言われるように、
人はコミュニケーションをしているとき、
実際に口にする言葉以外の部分で、
膨大な情報をやりとりしています。

身振り、表情、声のトーン、空気感などなど…

これらは無意識のうちに処理されるので、
普段はあまり気づかないかもしれません。

しかし言語が通じないときは、
非言語領域への注意力が高まります。
(キャッチしよう!という意思があればですが)

不思議なことに、
言わんとしていることは、
その場の状況などに応じて
お互い何となく分かってしまうのです。

もちろん、
笑っちゃうような
齟齬が生まれることもありますが、
それも旅のスパイスと考えています笑

3.一期一会という気持ちで


なんだかんだで、
旅を素敵にするカギは、
一期一会という気持ちをもって
人と接することだと思います。

いわゆる“途上国”などでは、
現地の人に横柄な態度をとっている
旅行者を見かけることもありますが、
なんだかなあ…と思ってしまいます。

(毅然とした対応が
 必要なこともありますが)

文化や宗教、経済状況などが違っても、
人間として大切なことは共通。

たとえ言葉が通じなくても、
想いは伝わりやすいです。

良い想いで接すれば、
相手もこちらも気持ちがいい。
お互いが幸せになれます。

困っているときにも
きっと助けてくれるはず。

旅って、自分自身の心の鏡だと思います。

やっぱり英語は便利


観光するだけなら
語学力は最低限で大丈夫です。

一方で、
意思疎通がうまくいくにつれて、
いっそう旅が楽しくなっていく
のも事実です。

特に英語は、
なんだかんだ便利ですね。

通じる範囲が広いですし、
現地の人だけでなく、
旅行者同士で話すのも楽しい!

“勉強する”というより、
コミュニケーションツールとして、
日頃から気楽に触れておく
と良いかもです。

僕は、
そこまで英語ペラペラではありません。

大学受験のおかげで
リスニングにはあまり困らないですが、
早口のネイティブの方には、

「ゆっくりお願いします」

と言ってしまいます。

しかし、自分と同じように、
世界の多くの人にとって
英語は第一言語ではない
のです。

カタコト英語な現地の人や旅行者は
たくさんいますし、
「あんまり心配する必要はない!」
って思っています。

ハードルを感じるのは最初だけ。

僕も初海外旅行のときは、
最初めちゃくちゃテンパりましたが、
「ああ、こんな感じね」って慣れましたよ。


まあ、楽しさが増すとはいえ、
「英語をある程度学んでから行こう」
と思われるくらいなら、
気にせず行っちゃった方がいいです。

“英語をある程度学べた日”って、
なかなかやって来ないので…汗




お伝えしたかったことをまとめます。

  • 「海外旅行で、過度に言葉を心配する必要はない!
     最低限の単語を覚えておけば何とかなる!」

  • 「英語はコミュニケーションツールとして
     日頃から触れておくのがおすすめ!」

こんな感じです。


翻訳機器が発達しても、
やはり生きた会話の重要性
廃れないだろうと思います。

また、VRやメタバースが発展しても、
5感を刺激するリアル海外旅行の価値は
保たれるんじゃないかなー、と。

これからAIの発達によって、
外国語のコミュニケーション練習は
どんどんコスパが良くなっていくでしょう。

使えるものはうまく活用して、
日々を充実させていきたいですね!




最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、今日も良い1日を!



(今回のカバー写真は、
 近所の草むらでした!)


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