Yuki

23歳大学生。趣味で歴史を学んでます。専攻はドイツ文学で今はドイツに留学中🇩🇪好奇心で生…

Yuki

23歳大学生。趣味で歴史を学んでます。専攻はドイツ文学で今はドイツに留学中🇩🇪好奇心で生きてます。 ˗ˏˋ https://www.threads.net/@itsme.yuuki ˎˊ˗

最近の記事

4回生のつぶやき|よく生きるとは 

大学の授業も終わり、ドイツから日本に帰る前に一ヶ月旅行する計画を立てていました。それでも寮は解約していないので、旅行しっぱなしというよりかは、旅行先へ行って帰ってを繰り返す生活をしています。時間がたんまりあるのでぼやぼや大学生のつぶやきというものを残そうかなと思います。 最近見ているドラマがあるんです。Daily Dose of Sunshineという韓国のドラマで、精神疾患を患ういろんな患者と看護師の物語です。韓国ドラマを元々ちょっと興味あったのですが、超学歴社会の韓国で

    • 東ドイツの秘密警察Stasi(シュタージ)博物館📍ベルリン

      シュタージ博物館に行く途中、ブランデンブルク門のすぐ近くにある「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」。一度見ると忘れない風景。 シュタージについて知りたい方におすすめの映画 東ドイツでの人々の生活に興味がある方におすすめの映画 戦後は大きく分けてアメリカの資本主義、ソ連の共産主義に政治体制が分断し、対立が深まっていきました。資本主義側が経済発展していく一方、ソ連が影響力を持っていた国々では、共産主義支配体制による経済の停滞や、言論の自由が抑圧されました。その不

      • アウシュビッツに行ってきました②

        【アウシュビッツ強制収容所ツアー】 https://www.auschwitz.org/en/ (公式ホームページ) 私は今回 Get Your Guideを利用してツアーに参加しました。https://www.getyourguide.jp/?visitor-id=DEE7D6C473944A3BA4234856363F4487&locale_autoredirect_optout=true Google Map アウシュビッツ=ビルケナウI なぜ収容者が収容者に暴力

        • アウシュビッツに行ってきました①|本と映画紹介

          みなさん強制収容所という言葉から何を連想しますか? ポーランドにあるアウシュビッツ強制収容所は第二次世界大戦下のドイツ、ヒトラー政権によってつくられました。 この記事ではアウシュビッツ強制収容所に行くまでに私が訪れた博物館と当時を行きた人々のエピソードを紹介します。 【アウシュビッツ強制収容所ツアー】 https://www.auschwitz.org/en/ (公式ホームページ) 私は今回 Get Your Guideを利用してツアーに参加しました。 https:/

        4回生のつぶやき|よく生きるとは 

          35年前まで共産主義体制だった国で冷戦を学ぶ🇨🇿|映画紹介

          map この日訪れたのはThe Cold War Museum(冷戦博物館)というところ。 map 【映画の紹介<冷戦・東ドイツ>】 最後までありがとうございました ^ ^

          35年前まで共産主義体制だった国で冷戦を学ぶ🇨🇿|映画紹介

          アウシュビッツのモデルとなった、ミュンヘンのダッハウ強制収容所

          【ダッハウ強制収容所】 (補足) 強制収容所に入れられた人々:ユダヤ人、共産主義者、社会主義者、労働組合員、エホバの証人(キリスト教系の宗教団体)、ロマ族(ジプシー)、同性愛者など。 今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

          アウシュビッツのモデルとなった、ミュンヘンのダッハウ強制収容所

          ドイツ🇩🇪小さな街の巨大な戦争博物館📍インゴルシュタット

          【参考】 ナチス政権による統制に抵抗した若者グループ「エーデルワイス海賊団」 この時はまだnoteに記録するつもりがなかったので、あまり良い写真はありませんでしたが、ここまで呼んでくださりありがとうございます🙇

          ドイツ🇩🇪小さな街の巨大な戦争博物館📍インゴルシュタット

          チェコ、プラハの共産主義博物館🇨🇿そして最近の本と映画🎞️

          大学の連休を使って今日は友達と旅行でプラハに。たくさん博物館や美術館がある中で今日は共産主義博物館という場所に行ってきました☺︎ 最後に最近見た映画と今読んでいる本を紹介します☺︎ 最後まで見てくださりありがとうございました✨

          チェコ、プラハの共産主義博物館🇨🇿そして最近の本と映画🎞️

          ドイツの街中に残る「つまずきの石」|ナチスの極秘計画の歴史

          ここドイツでは街中を歩いていると、タイルの中に紛れて、金色の四角形のプレートが埋め込まれているのをよく見つけました。 「これは何?」とドイツ人の友達に聞くと、その友達は 「これはホロコーストで犠牲になった多くのユダヤ人を忘れないために、こうやって住んでいた場所に埋められているんだよ。私はこの石を見つけたら絶対に踏まないようにしている。」と教えてくれました。 ホロコーストで犠牲になったのはユダヤ人だけでなく、多くのロマ人(東ヨーロッパを中心に住んでいる移動民族)、ポーランド

          ドイツの街中に残る「つまずきの石」|ナチスの極秘計画の歴史

          ドイツ的な芸術と退廃芸術|ナチス時代の芸術展について

          課題をするかのんびりとこのnoteを書くか迷った挙句、noteを書くことにしました。今日は第二次世界大戦下のドイツの芸術について。 「戦争中に芸術???」と思う方もいると思います。ナチス政権は芸術をも政治利用し、芸術を通して理想のドイツ民族像を国民に示そうとしました。ヒトラーは「大ドイツ芸術展」を開催する一方、ヒトラーの思想に合わない芸術は「退廃芸術」というレッテルが貼られました。 ナチス政権によって好まれたのは、「ドイツ的」で「健康な」「北方民族の精神」を表しているよう

          ドイツ的な芸術と退廃芸術|ナチス時代の芸術展について

          誰もが加害者な人間世界|📍🇩🇪ミュンヘンの戦争博物館

          こんばんは。訪問ありがとうございます☺︎ 留学に来て一ヶ月以上が経ったのですが、寮から一番近い都会であるミュンヘンをまだ散策してなかったので、今日は電車で2時間かけてミュンヘンに。 観光ガイドはおそらく他の人の方が上手なので…私は趣味で勉強している戦争の歴史を学びに「NS-Dokumentationszentrum München」(直訳するとNSドキュメンテーションセンター…あんまりしっくりこない笑)のシェアをゆるくしていきますね〜 博物館の外見と室内はこんな感じ。言

          誰もが加害者な人間世界|📍🇩🇪ミュンヘンの戦争博物館

          分断だらけの歴史📍ベルリン|壁の博物館(ベルリンの壁)

          博物館の詳細 【名前】Mauermuseum an der East Side Gallery(壁の博物館) 【ジャンル】 歴史:ベルリンの壁の建設から崩壊までの歴史 【言語】 ドイツ語、英語 【値段】 オンライン事前予約の場合 大人10€(1600円)、学生5€(800円) ブースで直接購入 大人12,50€(2000円)、学生6,50€(1000円) 【営業時間】 10:00〜17:00(16:30最終入場) 【形式】 パネル、ビデオ、音声 【難易度】 ★

          分断だらけの歴史📍ベルリン|壁の博物館(ベルリンの壁)

          中庸は良いことか

          中庸。 確か高校の授業で初めて聞いた。 ある哲学者が言ったそう、 「偏ることなく何事も中間に立つことが大事だ」 当時の私は「???」だった。 でも22歳の今、何となくわかる気がする。 人生、分からないことばかりで、 何かにしがみつくか、居心地の良い椅子に早く座りたいって思う。 それが偏りの始まり。 居心地の良い場所なんて1日経ったら変わるでしょ。 心を動かされることがあっても、 感情に振り回されることは少なくなった。 コントロールできるようになってきた

          中庸は良いことか

          「楽しさ」が全てじゃない

          大学が京都にあるので、 三年前くらいから京都に住み始めた。 京都はそこまで都会でもなく、 美味しそうな飲食店や小洒落たお店がたくさんある 古いものと新しいものが混在している場所。 私は普通にバイトと大学の授業を頑張り、 普通に将来の仕事ややりたいことを考える普通の大学生。 周りのみんなもそう暮らしているように、ちょっとやそっとしんどいことがあったって、これは誰もが経験することで、毎日「頑張ろう」って思えた。 そんな大学生活の中で何度か、宮津や舞鶴、伊根、和束など京都の

          「楽しさ」が全てじゃない

          人間は平和のために戦争を望んできた

          今まで密かに戦争の勉強をしてきて、ようやく自分の中で一つの考えがまとまってきたので、小学生から今までの十年間ほどかけて感じた「戦争」をまとめてみることにした。 ドラマや映画で見る戦争の多くは感動的・衝撃的で、人道に反する出来事が「悪」であることを学ぶ。歴史の中で繰り広げられる戦争が、その悲惨さから「間違い」であることを私たちは何度も確認する。 でも、第二次世界大戦で人間の大量虐殺を行ったヒトラーは、演説の中で「平和」を訴えた。初めて見た時、私は耳を疑った。 ヒトラーのよ

          人間は平和のために戦争を望んできた

          農家というまだ知らない世界

          大学を卒業すると 吸い込まれるようにみんな会社に就職する。 「インターンシップ来年はまた早まるんだって」 「いいなぁ~早く就活地獄から抜け出せて」 そんな会話を片耳に私は図書館へ向かう。 留学に備えて気になる仕事を少し調べてみた。 どの会社もそれぞれの創業ストーリーがあって メッセージや想いが素敵でワクワクした。 エントリーシートを考えているとき、 ふと一年前に農業研修で訪れた農園を思い出した。 その時のインスタグラムのコメントにはこう書いてあった。 「おいしいごは

          農家というまだ知らない世界