見出し画像

僕のカフェメニューの作り方

こんにちは。山路裕希(やまじゆうき)です。

さて!今月というか、今年度最後の配信です。

今年は本当にこの定期購読マガジン「カフェを経営して暮らしていくこと」は大きなチャレンジでした。ブログは毎日書いていたのでnoteの無料記事を書いていくというのはあまり苦ではなく、まぁだましだまし(笑)書けるんですが(書いてる内容は本気ですよ)有料記事は本当に禿げます。書くネタを探し、自分の中の方程式を整理し読みやすくする。さらに読んでる人が「へぇ〜」ってならないとダメだってはあちゅうさんが言ってたし!とか、全くその通りなのでそれも入れつつ、僕のパーソナルなことも書かないといけなくて。
まぁ楽しんでやってますね。
お店という媒体を無しに僕の頭の中の知恵や体験にダイレクトに費用を払ってくれる人が一体どれだけいるのかっていうのが数字となってわかるので厳しいです。僕のインスタって1400人しかフォロワーがいないんですけど僕の
「行動を起こす人は数の100分の1」っていう法則からすると購読してくれる方は14人くらいのはずで、それよりは多くてホッとしてるんですけど…
最初半年で100人とかあっという間かなって密かに思っていたのでそこはやっぱりシビアです。お店のアカウントも入れると16000人くらいいるので、次の4月までそこを目標に頑張っていきたいですね。

メニューの作り方

僕はいつも
「美味しいだけではお客様は来てくれない。美味しいだけで来てくれるなら、リピートしてくれるならこんなに閉店するお店が多いはずは無い。もうこの時代は美味しいに価値はなくて、そもそも美味しいは主観だから積極的にその文言でお客様を呼んではいけない。」
っていうようなことを言っています。

(引用)

また行きたいと思わせるための条件に、美味しい、とか、素敵な接客、とかは全くカウントされません。お店としてはあった方がベターなんですけど今の時代、そんなのは最低条件なんですよね。みんなやってる。お客様に繰り返し来てもらおうという仕掛けにはそれほど重要なことではない。本当に勘違いされやすいんですけど、美味しいとか、いい接客だということは繰り返し行く理由になりません。因果関係なし。

良い人は犯罪を犯さない、くらい因果関係の無いことです。思い込み。

(引用終わり)

美味しいは当然です。

当然!!

美味しいは最低条件なのです。つまり、あって然るべしというかそれが無いとお話しにならないということです。
だからまず美味しく無いとダメ!ということです。美味しいは主観だから使っちゃダメだけど今日は便宜上使いまくっていきます!笑

それを満たしていないとどんなに「リピーターさんを作るぞ〜、お店の売り上げを安定させるぞ〜」って言ってもお客さんは来てくれないわけです。
それで実はこの条件て満たせていないお店も結構あるんですよね。味覚に関わることもそうなんですけど例えば温かいものを温かい状態でお出しできているのか、とか冷たいものをお出しするときにちゃんとお皿も冷やすことができているか、とかそういう当たり前のことも含めて、ですね。
それが結構難しい。
最近は移転や体調の問題を抜きにして無くなって(閉店)しまったお店で
「美味しかったのになぁ」っていうところは実は最近はあまりなくて「だよねぇ…」みたいなお店が多い気がしますね。

メニューの作り方

僕がどうやってメニューを決めて(考えているか)なんですけど”何のメニューをおくべき”か"どんなレシピであるべきか"はそのお店それぞれのコンセプトなので言及しません。
僕が自分のお店でメニューを作るときにやっていること、流れを書きます。

①作りたいものを決める

ここから先は

3,761字 / 1画像

¥ 300

お店にも来てくださいね〜〜!!