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本を読んで理解できない場合の原因と対策

こんにちは、Yukiです!

突然ですが、あなたは本を読んでいて、「何を言っているのかわからない」という経験をしたことはあるでしょうか?

僕はそういった経験を何度もしています。しかし、経験していくにつれて、その原因が分かってきました。原因が分かれば対策も考えることができます。

「内容が理解できないから読むのをやめた」というのは、とてももったいないです!

そこで今回は、僕なりの本を読んでも内容を理解できない2つの原因とそれに対する対策を書いていきたいと思います!

理解できない2つの原因と対処法

①前提となる基本的知識を習得していない

これは、その本が扱っている分野の基本となる知識を習得していないということです。具体的に言えば、単語の意味、概念の内容、といったことになります。

本を読んでいく上で分からない単語や概念がたくさん出てきたら、本の内容は理解できません。

これに対する対処法は簡単で、基本的知識を習得することです。基本的知識は、その分野における土台となる部分です。そこをおろそかにしてしまうと理解できるものも理解できなくなります。

特に、その分野における専門的なテーマを扱った本では、そういった基本的知識は理解しているという前提で話は進んでいきます。

その前提のもとでは、丁寧に説明してくれることはあまりありません。

専門性の高い話についていくためにも、基本となる知識を理解することはとても大切です。

まずはそれらの習得を心がけてみてください。


②話の流れを把握できていない

一つ一つの単語や概念の意味は分かる。しかし、文章として読んだときに「今、何の話をしているんだろう?」と感じることもあるでしょう。

その場合は、話の流れを理解できていないかも知れません。

つまり、読んでいて文章の中で迷子になっている、ということです。

これにたいする対処法は2つあると考えています。

1つは、接続詞に注目するという方法です。接続詞とは、文と文の関係を示す言葉で読解においてはとても大切です。

おそらく中高の英語の授業で、同じようなことを教えてもらったのではないかと思います。例えば、「however」があったら前の文とは逆のことを言っているんだな、とか。

これと同じことを日本語の文章の読解においても、行えばいいと思います。
接続詞に注目することで、結論を示しているのか、理由を示しているのか、それとも比較しているのかなど、理解できるようになり、結果的に文章の流れが分かるようになります。

2つ目は、小見出しを確認するという方法です。接続詞に注目しただけでは、文章が頭に入らない時もあるかも知れません。

その場合は、いったん読むのを止めて、その章もしくは節の小見出しを確認すると理解しやすくなると思います。

小見出しは、その章および節で展開される内容を一言で要約したものです。言い換えれば、「今からこの話をします」という目印になるのが小見出しです。

「木を見て森を見ず」という言葉があります。一部や細部にとらわれすぎて全体に注意を向けず、物事をおろそかにしている状況を指します。

本を読んでいる時はどうしても、読んでいる文章に注目しがちです。そんなときに文章が理解できなくなったら、小見出しを見て全体を確認すると、迷わずに読み進めることができます。


ここまでまとめてみます。

まず理解できない原因として、基本的知識の不足・文章の流れを理解できていないことが考えられます。

そして対策としては、入門書などを読んで前提知識を習得する、接続詞を目印に文と文のつながりを意識する、小見出しに注目する、です。

①をやってみてそれでも理解できない場合は②を試してみてください。

参考にしていただけると嬉しいです。

それでも解決しない場合もある

ここまで、理解できない原因とそれについての対処法を書いてきました。

しかしながら、上記の対処を行っても理解できない場合もあります。つまり例外となる本もあるということです。
理解できないというより、読めないと言った方が適切かも知れません。

単語も分かる、文章の流れも分かる、けれど頭に入らないということもあります。

それは、そもそもその本があなたに合っていない、という場合です。
これについては、正直に言えばどうしようもないです。

人間関係に置き換えてみると分りやすいかも知れません。

あなたにも、どうしても苦手という人がいるかも知れません。
もしくは言葉は悪いですが、生理的に受け付けないという人もいるかも知れません。

この場合、理屈でどうこうだからではなく、本能的にそのように感じるのだと思います。

本でも同じことが言えると思います。つまり、どうしても読めない本、受け付けない本というのは少なからず存在します。

その場合、いくらなんとかしようとしても変わらないと思います。なので、潔く読むのを諦めることも大切だと思います。

終りに

今回は、理解できない原因と対処方法について、僕の考えを書いてきました。

もちろん書き手には、読み手に自分の意図が正確に伝わるように書くことが求められます。
一方で読み手にも、書き手が伝えようとしていることを理解しようとする姿勢は大事だと思います。

言い換えれば、書き手と読み手の双方から互いに歩み寄る姿勢が大事だ、ということです。

しかし、中にはそういった努力をしても相性が合わない本も存在します。これについては、呆気ないかもしれませんが潔くあきらめることも大事だと思います。

このように考えると、本という媒介を通してはいるものの、読書とは著者と読者の対話、と考えることもできるのではないでしょうか。

あなたが読書をする際に、少しでも役に立てばとても嬉しいです!


最後までお読み頂き、ありがとうございました!

また、貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました!


今後もがんばっていきますので
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