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看護学研究者をやりながら、看護師さんの研究支援サービスMedi.Ns.Lab.をやって…

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看護学研究者をやりながら、看護師さんの研究支援サービスMedi.Ns.Lab.をやってます。 大卒業後、5年間の看護師経験を積んだ後に大学院に進学。 看護×工学の研究に取り組んでます。

最近の記事

ホームページリニューアルしました

看護系大学で特任教員をしています。 看護学研究コンサルタントとしても活動してます。 ずっと気になっていたSEOについて勉強すべく、本を買って自分のHPを工事しました。 Google窓で検索してもHPが出てこないなーと思ったら、いろんな仕組みがあるんですね。 分からない部分もあったけれど、いくつかは対策できたと思います。 何よりHPのデザインを大きく変えました。 看護師を対象にした研究支援サービスは見つけた限りだと私の他に2件ありました。 それらのサービスとの差別化を

    • 研究初心者の看護師・介護士に役立つChatGPTの使い方

      看護系大学で特任教員をしています。 看護学研究コンサルタントとしても活動してます。 看護師が研究に取り組む際のハードルってたくさんあると思うのですが、その多くがChatGPTで解決できるんじゃないかなと思っています。 ただし医療や研究分野でのChatGPTの利用には注意が必要です。 病院での出来事をChatGPTに入力することをためらうこともあるでしょう。また研究分野では、論文作成におけるChatGPTは禁止されていることが多くあります。 当然のことながら、個人や施設が

      • 人間の知覚は生まれつき対数的である

        看護系大学で特任教員をしています。 今年から看護学研究コンサルタントとしても活動してます。 最近トライ音響解析にトライしている。 YouTubeで見つけたこちらの動画で基礎から勉強中である。 この動画の中で「人間の知覚は生まれつき対数的」という論文が紹介されていて、ハッと母親の言葉を思い出した。 幼いころに母が私に数を数えさせると「ひとつ、ふたつ、みっつ、いっぱい、いっぱい、いっぱい・・・」と3より大きい数は全て「いっぱい」だったそうだ。 幼い私は数を対数的に感じてい

        • 看護学コンサルタントを始めたモチベーション Part2

          看護系大学で特任教員をしています。 今年から看護学研究コンサルタントとしても活動してます。 前回起業のモチベーションの一つが、「看護師も、医師のように自然と研究活動に取り組めるようにしたい」という思いであるということを綴った。 もう一つのきっかけは、「看護学博士課程を修了した後の可能性を広げたい」という思いである。 博士課程を修了したとして、就職先はほとんどが大学教員である。 大学の看護学部新設は、一時をピークに最近では増加が落ち着いているが、それでも国内に300を超

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          看護学コンサルタントを始めたモチベーション

          看護系大学で特任教員をしています。 今年から看護学研究コンサルタントとしても活動してます。 起業のきっかけは諸事情であるが、モチベーションとなった要因にはいくつかある。 その一つが、「看護師も、医師のように自然と研究活動に取り組めるようにしたい」という思いである。 私が大学生の時に看護教育の授業で、「看護師にとって研究活動は自然なこと」と教わった。 「看護師だって分からないことがあれば書籍などで調べものをする。 でも書籍で調べてもわからないなら、自分で調査をするでし

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          看護学博士、起業しました

          人生何が起こるかわからない。 諸事情により起業する運びとなった。 志高く、世界を変えてやる!みたいな思いじゃなく、本当に諸事情により。 大学教員と個人事業主の二足の草鞋だ。 サービス内容は看護研究コンサルタント。 先に企業した友人に相談したら、「とりあえずコンサルタントって名乗っておけば、それっぽい(笑)」みたいに言われたので、素直に企業届にもそのように書いてきた。 日本の看護師数は170万人を超え、かなり大きな職業群であるといえる。(出典:日本看護協会https

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          ポスドクと特任助教の違い

          今日、全然気にしていなかったポスドクと特任助教の違いを教えてもらった。 ポスドクはプロジェクトのみに携わり、特任助教 は大学教員としての職務もあるのだという。 昨日特任助教はプロジェクト以外の研究をするなと言われたもので、 え、プロジェクト以外の経歴積めないの? そんな事言ったら私が獲得した助成金の研究できないじゃん! 大学は間接費用だけ取って、研究活動を認めないってどういうこと!? と憤慨していたのだが、一般的には大学教員と同様の職務ができるとのことがわかり、一安心

          ポスドクと特任助教の違い

          看護学修士課程修了生へ

          桜が咲き始め、所属研究室の修士学生も無事に修了できることとなった。 なかなか面白い研究結果を出して、ゼミの度に私はワクワクさせてもらっていた。 2年間の研究生活を振り返ってどうだったか聞いてみると、辛いこともあったが総じて楽しかったという。 研究が楽しいと言ってもらえると、本当に嬉しい。 看護師は目の前の患者さんを助けないといけないから、困難があっても何とかしてしまう。 だから困難を困難と捉える事が難しい。 看護学研究はそんな日常の困難を捉えて解決することができる、実践の科

          看護学修士課程修了生へ

          お母さんも君と同じように学んでいるよ

          別に我が家は教育熱心な家庭ではないと思うのだが、私も夫も学ぶことが大好きなので子供たちにも学びを好きになってほしい。 「お父さん、向こうの部屋で何してるの?」 「お勉強してるよ」 「へー」 こんなやりとりは日常だった。 息子には自分たちの学ぶ姿を見せてきたと思っていた。 ある時息子がYouTubeを見ているとき、時間を持て余したNHKの「まいにち中国語」を部屋の片隅で聞くことにした。 すると息子がYouTubeを見るのを中断して「何してるの??」と聞いてきた。 「

          お母さんも君と同じように学んでいるよ

          自分がやりやすいやり方で

          来年度も引き続き今のポジションに居られることになった。 任期付きの非常勤教員である。 おそらく、このポジションは看護学の中では珍しいのではないか。 看護学部の設置は年々増えていて教員不足が常態化しているので、JREC-INに登録すれば毎日のように案件が届く。 noteを初めて1番驚いたことは、公募戦士という言葉があること。 他分野では大学教員になることがそんなに難しいのかと知った。 看護学部設置増加に伴って研究課程の設置も増加してきた。 そのため修士や博士をもつ看護師も増え

          自分がやりやすいやり方で

          非常勤研究者の保活

          6ヶ月になる長女の保育園が決まった! 長男の時は私がまだ学生で、フルタイムと同じだけ学業をこなしているのに勤労者とは同じ土俵に立てないという状況だった。 今回もまた、非常勤労働者で来年の予定は未定という、保育園に預けられる人のスタンダードから外れた保活となった。 4月より学生時代に在籍していた古巣の非常勤教員としてで戻り、5月に出産した。 勤務時間が短いこともあり産休明けに職場復帰し、10月から勤務時間を延長した。 とはいっても夫の扶養控除対象から外されてしまわないように

          非常勤研究者の保活

          読書感想文*バッタを倒しにアフリカへ

          他の研究者のnoteで紹介されていたこちらの書籍。 大学の図書館で検索してみると、貸出中だった。 やはり研究者には熱い一冊なのだろう。 市民図書館で借りて読むこととした。 Amazonの評価では、研究者がこんなに面白い文章を書くのか!と称賛の嵐であったが、本当にその通りであった。 論文で書けば難しいであろう話もわかりやすく、虫が苦手な私でもバッタを愛おしく思えてくるようなストーリー。 でもただバッタを愛でるのではなく、研究テーマを探してデザインし、データを集めて執筆してい

          読書感想文*バッタを倒しにアフリカへ

          私だって夜更かししたい!

          ある休日前の夜、夫がこんなこことを言ってきた。 「明日の朝、マックで勉強してくるね。」 夫は勉強好きで、常に何かを目指していないと憂鬱になってしまうらしい。 家にいると子供たちの声が聞こえるし、生活の場では集中できないそうだ。 日中は家族と過ごしたいから、早朝にマックで勉強してきたいのだという。 早朝マック勉強はこれが初めてではなく、先週の朝急に思い立って出かけたようで、ダイニングテーブルに「マック行ってきます」の置き手紙を私は朝発見した。 勉強熱心な夫を私は心か

          私だって夜更かししたい!

          足の裏の米粒が気になりすぎる

          論文の考察に足をとられている。 結果が出て新しく仮説を立てたのだが、エビデンスを示す先行研究がみつからない。 探しても探しても、近いけどそれじゃない論文しか見つからない。 頭がプスプスしてきたところで子供たちのお迎えの時間になり、自転車に乗っている時にふと気づく。 自分の思い描いた仮説が間違っているのでは無いかと。 すると分からなかったことが分かるようになった。 だが一つ疑問が解けると新しい疑問が出てきた。 再び論文の沼にハマってしまう。 そもそも専門外な分野の論文を引用し

          足の裏の米粒が気になりすぎる

          看護師とSNS

          介護&看護EXPOに行ってみた。 二日前に行くと決めたので会場で用意されている託児サービスは使えず、自転車で15分くらいのところにある民間の託児施設に預けることにした。 突発的な託児サービスは高額なので、その料金を支払ってまで参加する意味はあるだろうかと自問自答しながらも、はやく研究脳に戻すためにも技術のトレンドをインプットせねばと思い、断腸の思いで娘を託児サービスに預けてることとした。 長居はできないものの、気になっていた開業医向けオンラインサロンに関するセミナーに参加す

          看護師とSNS

          看護師の経験が赤ちゃんの世話で役立ったと思う事3選

          私にとっては赤ちゃん育ては2回目なので赤ちゃん対応であたふたすることは少ないのだが、ふと看護師やってたから夫よりコレ上手いんじゃないか??と思うことがあったので書いてみる。 1. お着換えが上手い座れるようになるとある程度大人と同じようにTシャツを頭に通して、右腕通して左腕通して、と着替えさせていくが、赤ちゃんの場合座れないので寝たまま着替えさせることになる。 看護師は寝たきりの人の着替えをするので、この経験が大変役に立つ。 寝たきりの人の服装は前開きのパジャマだったり浴衣

          看護師の経験が赤ちゃんの世話で役立ったと思う事3選