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看護学コンサルタントを始めたモチベーション

看護系大学で特任教員をしています。
今年から看護学研究コンサルタントとしても活動してます。

起業のきっかけは諸事情であるが、モチベーションとなった要因にはいくつかある。

その一つが、「看護師も、医師のように自然と研究活動に取り組めるようにしたい」という思いである。

私が大学生の時に看護教育の授業で、「看護師にとって研究活動は自然なこと」と教わった。

「看護師だって分からないことがあれば書籍などで調べものをする。

でも書籍で調べてもわからないなら、自分で調査をするでしょう?」

教授の言葉は私の心に響き、臨床看護師となってからも研究をしたいと思っていた。

しかし実際は、指導してくださる先輩も研究のやり方を知らないし、研究といえば時間外でするものだし、とにかく臨床看護師にとって研究活動はハードルが高いものだと実感した。

一方、一緒に働いていた医師は診療業務と並行して研究活動をしているし、後輩医師は先輩医師のから研究指導も受けられていた。

医師も看護師と同様に研究活動は時間外で行っていたが、それでも研究の進め方をイチから調べ始める看護研究は臨床看護師にとってハードだろう。

研究がどうしてもやりたかった私は大学院に進学することにしたが、経験を積むに連れて看護学研究の土台は臨床にあるのだと痛感している。

そうなると、やはり臨床看護師の研究を活性化させることが看護学研究の発展になるし、患者や看護師を含めた医療者、さらには社会の役に立つんじゃないか。

稚拙ながらも私の研究に関する知識をもって、臨床看護師の研究を何かお手伝いでいないだろうか。

これが私の起業のモチベーションである。



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