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看護学修士課程修了生へ

桜が咲き始め、所属研究室の修士学生も無事に修了できることとなった。
なかなか面白い研究結果を出して、ゼミの度に私はワクワクさせてもらっていた。
2年間の研究生活を振り返ってどうだったか聞いてみると、辛いこともあったが総じて楽しかったという。

研究が楽しいと言ってもらえると、本当に嬉しい。
看護師は目の前の患者さんを助けないといけないから、困難があっても何とかしてしまう。
だから困難を困難と捉える事が難しい。
看護学研究はそんな日常の困難を捉えて解決することができる、実践の科学である。
看護師業務とは違って結果がすぐに返ってくるわけでないので忍耐が必要だし、細かい作業が求められるので、研究は看護師からは嫌われることも多い。
そんな中で研究の道を選んで、しかも楽しいと思ってくれたなら万々歳である。

さらに欲を言えば修了後に臨床看護師となる学生も、今後の看護師人生で再び研究活動をして欲しいと願ってみたりする。
本当に、修了おめでとうございます!

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