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せっかくブラックからホワイト企業へ転職したのに辞めたい。に向き合ってみた

※無料シリーズからの記事になります。



やったぁ~!ブラック企業ともおさらば!


念願のホワイト企業(部署)に転職(異動)したものの、直ぐに辞めたいと悩んだ経験があります。

これって、鬱病かもしれない…
仕事にやりがいを感じない…
本当は、ブラック企業(部署)が向いているのかなぁ…


誰しも1度は経験があると思いますが、プライベートでも仕事でも、メンタルが崩れると立て直すまで一苦労します。

本記事では何故、ホワイト企業なのに鬱病になってしまうのか、私の実体験に基づき、原因と対策を考えていきたいと思います。

ちなみに私の場合、心が闇堕ちしてしまうと、復活まで2-3ヶ月かかってしまいます。暴飲暴食が始まると、闇に落ちる合図で覚悟して過ごす様にしています…

私にとっての闇堕ちサイクル
仕事頑張る→イライラと不安が募る→暴飲暴食が始まる→徐々に投げやりな日々を過ごす様になる→サウナや日光浴で徐々に回復させる→意図的にあえて何もしない。心の声にしたがい回復を待つ。


ホワイト企業で鬱病になるメカニズム

転職や異動で所属組織が変われば、当然ですが、所属組織にあわせて人間関係や仕事の習慣が変わります。


この時に、ほぼゼロにリセットされる人間の欲求があります。


それが何かと言うと、承認欲求です。


承認欲求ってなんだ…?


という方もいらっしゃると思いますので、マズローの欲求5段階説を使ってお話していきたいと思います。

「マズローの欲求5段階説」は、人間の欲求には5つの段階があるとする心理学理論です。欲求は以下の図のようなピラミッド階層になっており、1段目の欲求が満たされれば2段目の欲求を満たそうとする心理的な行動について述べたものになります。

出典 マーキャリMEDIA
出典 マーキャリMEDIA

このピラミッド図を使って、”ホワイト企業(部署)で鬱病” を考えていきます。


まずホワイト企業(部署)という時点で、生理的欲求と、安全の欲求は満たされてるはずなので省略します。


社会的欲求は、「所属している」「必要とされている」を感じられるかどうか。仕事で考えると、量の違いはあれど役割があるので自然と満たされていくと考えます。


そして、次に今回の主役である承認欲求が登場します。


承認欲求を、満たすには2つの側面があります。


外的側面

「他者からの尊厳、地位や名声」の渇望

内的側面

「技術や能力の取得」など自己満足

後者は、自分の頑張り次第で何とかなります。前者は、自分だけ頑張りだけでは何ともなりません。会社やチームに貢献を繰り返して得られるため。


ここを理解していないと、ブラックからホワイト企業(部署)で生まれるギャップに躓いてしまいます。


ギャップ1 : 仕事量がブラック企業より少ないホワイト企業

毎月のお給料振込では外的側面の承認欲求は満たせません。そもそも仕事でアウトプットして欲求を満たす機会が少ないのです。


すなわち、転職前(異動前)に満たせていた自尊心みたいなものを、埋めあわせするのに時間がかかります。この時間軸でのギャップが孤立している様な感覚に繋がっていくと思います。


ギャップ2 : 階段飛ばしで自己実現欲求に向かう

承認欲求が満たされていないのに、次の欲求ステージである自己実現欲求に挑んでも地に足がついていない状態と言えます。


他者貢献なくして、自分のやりたい事を優先する事を独りよがりと言います。ますます、外的な承認欲求が満たされる事から遠ざかってしまいます。


なかなか満たされない承認欲求の中身を理解せずに、空回り期間を過ごしてしまう事で、


描いていた活躍ぶりとは異なる自分に失望…


他人に嫉妬…


悔しくて頑張るけども、ギャップにミートした頑張りになっていないため、もがくほど自虐に繋がり、心が闇に落ちていくのだと思います。

心を満たすための対策

自分の事は自分しか分からない。と言うけど実際は、自分の事は自分が1番分からない。と思います。


さて、ブラックとホワイト。どっちが自分にフィットしているのでしょうか。両者を簡単に整理すると、こんな感じだと思います。


比較表

一長一短ですが、ブラック企業は仕事の量に対して慢性的な人不足の傾向にあります。


故に嫌でも、他人に相談したり協力を仰ぐ機会がホワイト企業よりも多くなります。猫の手も借りたいブラック企業。


それは、人間関係において外的側面から社会的欲求と承認欲求を満たしてくれる働きかけが多いのです。


ホワイト企業で時間的余裕がうまれて、物足りなさを感じる人は、人間関係において外的側面からモチベーションを与えてもらえる事に慣れてしまった状態とも言えます。


でも、、間違いなくホワイト企業の方が拘束時間と待遇のコスパがいいよなぁ。いい方法ないのかなぁ…


こう考えた結果、行き着いた対策があります。


人間関係を分散して会社に依存しない


お金の資産形成の考え方にリスク分散があります。簡単に言うと、山あり谷ありの経済に対して、資産を分散しておく事で、リスクヘッジをしておくという考え方です。


同じ様に人間関係もリスクヘッジをしておく事が大事だと思います。


お金のリスクヘッジ選択肢

  • 株式、不動産、債券、現金 …


人間関係のリスクヘッジ選択肢

  • 社内:仕事の繋がり、部活など

  • 社外:仕事外の繋がり、オンラインサロン、ブログ、コミュニティなど


仕事の繋がりは、嫌でも転職や異動で途切れてしまいます。

であれば、途切れない人間関係を作っておくという感じです。


例えば、ネット上のコミュニティで外的側面の承認欲求を満たす事も出来ます。


Yahoo!知恵袋の様なQAサイトが色々なジャンルであります。Google検索で「QAサイト」って検索してみてください。中には得意な事で、他者貢献できるサービスがあるかもしれません。


最後に

ホワイト企業で鬱病。


捉え方によっては、贅沢な悩みです。


上手くホワイト企業とお付き合い出来れば、自分に使える時間も増やせます。


他者のためだけではなく、自分のための時間を日常的に増やせるチャンスなのです。テレワークも自分時間を増やすチャンスですね。


充実した自分の自分の人生を創っていきたいですね。最後までありがとうございました。

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