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キミは本気で結果を追っているのかね?

こんにちは!ゆうじろうです!


以前のブログで「有能感」についてや「自己効力感」について書きました。


今回も「自己効力感」について書きたいと思います。


わかってはいるんだけど・・できない


「自己効力感」とは
※または「セルフ・エフィカシー」(Bandura,1986)とも言う


凄く簡単に一言で言えば「自信」となります。


自分はこの課題を遂行出来る。きっと上手くいくと自分の可能性を信じている。自分の考え、感情、行動を理解していてコントロール可能である。


と言うことです。


そんな経験は皆さんお有りでしょか?自分ならこの課題をクリア出来る。という自信を持ったこと。


身近な例でいうと「今日もブログを書くぞ」という課題に関しては、皆さん自信を持って遂行出来るのではないかと思います。


なぜ自信をもって遂行できるのでしょうか?


過去にも書いているから。
他のブログを見て自分にも書けると思うから。
読んだ方からリアクションがもらえるから。
書いていて楽しいから。


等々、あるかと思います。


逆に、自分はこの課題は無理だ。なんていう経験もあるかと思います。


例えばダイエットなど。


痩せるためには運動や食事制限などたくさんの方法があります。


それを実行すれば痩せることはわかっています。何人もの人が成功しています。


でも出来ない人が多い。


やれば痩せるとわかってはいるんだけど、出来ない。


これは、運動や食事制限を遂行していく自信がない。


と言うことになります。


結果にコミットするためには



ここで二つの要因を説明します。


「効力期待」と「結果期待」


まず「結果期待」とは


この行動を遂行すれば、このような結果が得られるだろう。という期待です。


食事制限すれば痩せれるだろう。これが「結果期待」


「効力期待」とは


その「結果」が得られるための行動を自分は実行出来るだろう。という確信です。


痩せるために私は食事制限が出来る。これが「効力期待」


他の例をもう一つ挙げると、喫煙者などがよくあります。


禁煙すれば健康が得られるだろう「結果期待」
そのためにタバコを我慢する必要がある「効力期待」


となります。


この「効力期待」の部分が結果を得るためには重要となってきます。


ではこの「効力期待」を上げるためにはどうしたら良いでしょうか。


以下の4つの情報源があります。


  1. 達成経験

  2. 代理的経験

  3. 言語的説得

  4. 情動的喚起


この4つの情報が自分に集まって初めて自信を持つことが可能となります。


1.達成経験
やはり成功体験は必須とも言えますね。一回できたことは次も出来るだろう。という自信にも繋がります。ただし簡単な成功体験より困難な状態からの成功体験の方がより強く自信に繋がります。逆に成功体験がないと無力感が生まれ次の行動に活かすことは難しくなりますよね。


2.代理的経験
これは自分以外の誰かが成功している状態を見て、「これなら自分にも出来る」と思う感情です。逆に他者が失敗している状態を見ると「自分にも出来ないのではないか」と不安に陥ります。


3.言語的説得
他人から褒められたり、達成を認められたり、可能性を感じられることを言われると次の行動に移りやすいですよね。他人から認められ「自分はこれで良いのだ」という前向きな感情にも繋がります。逆にダメ出しされたり無関心でいられるのは次の行動に繋がりづらくなります。


4.情動的喚起
上記3つが上手く繋がって「自分なら出来る!」という感情の高まりです。ワクワクする。ドキドキする。今後の自分に期待が出来て気分が高まっている状態を認識することです。逆に無気力になって気分がどん底状態では得ることが出来ない感情でしょう。


冒頭で、皆さん自信を持っている「今日もブログを書くぞ」という課題に関して、なぜ自信を持って遂行できるかを書きました。


・過去にも書いているから。
これは1.達成経験に当てはまります。毎日更新されてる方もいると思いますが、当たり前のように達成している経験となります。


・他のブログを見て自分にも書けると思うから。
こちらは2.代理的経験に当てはまります。様々なブログを拝見させて頂いて、色々な書き方をされてる方がいて、どれも参考になりますし、内容も役に立つことばかりです。かといって自信を落とすわけでもなく、自分ならこう書く。自分はこの内容を書く。など自分にも書けるという自信に繋がることが重要です。


・読んだ方からリアクションがもらえるから。
こちらは3.言語的説得に当てはまります。スキを頂いたりコメントを頂けると嬉しいですよね!閲覧していただけるだけでも励みになります。閲覧0件とかだと切なくなりますよね。



・書いていて楽しいから。
こちらは4.情動的喚起に当てはまります。楽しいという感情もありますし、書いているときは辛い。と思う人もいるかもしれません。書き終わった後の感情が前向きなものかどうか。達成感があり未来の自分の何かに繋がっていくのではないだろうかという期待感。今の自分を精一杯だして成長を実感する感情。誰よりも良いブログが書けたと思える有能感。だったりですね。


このような4つの情報が集まることによって「効力期待」が高まり、それが期待する結果に繋がっていくのです。


私の経験談


ただ、禁煙だろうとダイエットだろうとブログを書くことにしろ、継続しなければ意味がありません。


そして、私の経験でいうと、継続するためには結構強く4つを感じないといけません。


「強く」というのはそこに「どうしても成功したい」という強い感情です。


以前、私は糖質制限ダイエットで12キロ痩せました。


その時もこの4つは当てはまりました。


1.達成経験
試しに食事制限を始めてみたら一週間でで3キロ痩せた!結果がすぐにわかった!

2.代理的経験
同じ方法でダイエットしている人のスリムになった写真をみた。頑張ればこうなれる!

3.言語的説得
周りから「痩せたね!」とか「痩せるプロだね!」とか言われて目に見えるほど結果を感じられた!食事制限も周りから「意志が強いね!」と言われ嬉しかった!

4.情動的喚起
ダイエットに成功したらどんな服を着ようかな!あの服が着れる!もっとスリムなスーツが着れる!この夏はモテるぜ!など、未来の自分に期待してワクワクする!


今までラーメンばかり食べてた私が、なぜ上記4つで成功したか。


「どうしても成功したい」という強い感情を持たせてくれたのは


パーソナルダイエットジムに20万円という大金を払ったからです(^◇^;)


毎日の食事を写真で送るアレです。


大金を払った以上、何がなんでも成功させたいと思いますよね。これが無料だったら続かないかもしれません。。


私の場合は大金がきっかけでしたが、他にも締切が迫っている。お酒をやめないと病気が進行してしまう。など、人や状態によって理由は様々です。


「どうしても成功したい」「何がなんでも成功したい」


が土台になければこの4つが成立しません。


例えば子供に、何か達成させたい目標があるとして、この4つを経験させようとしたとします。


もしかしたら上手くいくかもしれませんが、そもそも子供にもその目標を「どうしても達成させたい」という感情がなければ上手くいくとは限りません。


このように、手に入れたい「結果」に対して「本気」かどうかということになります。


少し辛口な意見ですが、継続できない。結果がでない。というかたは「本気ではない」可能性があります。


最終的に根性論に行きついてしまいましたが 笑


「本気」になれることがあったら幸せですね!


最後までお読み頂きありがとうございました!

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