見出し画像

生活習慣病は、国の指導で作られる😠

以前から私は、医療は予防医学と救急医療だけで充分であり、
生活習慣病という9割をしめる病気は、正しい食事により減らすことが
出来る病気だと言う事を主張してきました。

しかし、言うまでもありませんが、病気が減少しては困るだろうと思う
勢力(厚労省、医師会、製薬会社など)が生活習慣病の予防を妨げ、
むしろ増加させています。

病気は、薬で治療するものと言う思考停止から離れられない
人達。患者が減ると生活できなくなる人達です。

無知なのか、意図的なのかは不明ですが・・・・・

私のような教授でもなく、専門家でもない医者の言う事を信じない人達
(権威信奉者)は、別に信じてもらえなくても構いませんが、
生活習慣病は、生活習慣で予防できると言う事を信じてもらえる
人達に向けて少しでも生活習慣病を減らす為に、発信したいと思います。

次の図は、メタボリックドミノと言われ、生活習慣病がどのような順序で
増加していくかを端的に示しています。

肥満を防げば、生活習慣病になって行かない事が明らかですね。

「国が生活習慣病を作っている」と言い切れる根拠は、
厚労省が指導している
「バランスの良い食事を1日3回規則正しく食べましょう」という
スローガンです。
次の図が我らが厚生労働省が主張するバランスの良い食事で
健康的な食事の割合だそうです。

この食事割合は、肥満を作る実績があります。

このバランスの良い食事は、1970年代(約半世紀前)
アメリカで作られました。
アメリカ第34代ドワイト・D・アイゼンハワー大統領が
心筋梗塞で倒れた時にミネソタ大学の栄養学の権威、アンセルキーズ教授に
より作られたものでした。
彼の主張は、カロリーを減らせば、血管障害が減るという物で
カロリーの高い脂質を減らし、カロリーの低い炭水化物を増やせと言う事
でした。
その一方でフランスなどフォアグラなど脂質を多くとるのに、心筋梗塞が
少ない国は、「フレンチパラドックス」として無視したのです。

長きにわたりカロリーの高い油(脂質)は、悪者扱いされ炭水化物を
6割取るバランスの良い食事をした結果、アメリカは今や
2人に1人が肥満になってきています。(BMI>30)

しかも医療技術の進歩により心筋梗塞で死亡する人は若干減少していますが
心筋梗塞に罹患する人は減少していません。

肥満になるためには、肥満になるものを多くとる必要があります。
肥満とは、余剰の糖質(主にブドウ糖)がインスリンの作用で
中性脂肪に変えられて体に沈着して起きていますから、
炭水化物(糖質)を6割も取る食事では、アメリカ人だろうが
日本人だろうが、簡単に肥満になる事が出来るのです。
しかも炭水化物は必須栄養素ではありません。
(食べなくても生きて行けるものです)

しかも低血糖が高血糖より危険なために、血糖を上昇させるホルモンが多く
ある中で、血糖を下げるホルモンは、インスリン1種類しかないのです。
人間の体は、多量に炭水化物(糖質)を取るようには
作られていないのです。

肥満になりたいならカロリーの低い炭水化物を食べてください。

これに対して「運動不足で肥満が起きているのだ」と主張する人がいると
思いますが、

(摂取カロリー)-(消費カロリー)=(体脂肪)

などと言う間違ったカロリー神話では、99%以上肥満の解消には
繋がらない事が科学的に証明されているのです。

(体の中での働きの異なるものを全てカロリーで評価すること自体
科学と呼べるものではありません。)

それでは、日本人の肥満の割合はと言うとおおよそ
5人に1人(男性3割、女性2割)で約20%ぐらいと言えます。
(BMI>25)
生活習慣病は、肥満の原因である糖質で起きているため病気の統計など
しなくても、高血圧症20%、2型糖尿病20%、脂質異常症20%
アルツハイマー型認知症20%と肥満の割合いで発症割合が
決まってきます。

このまま国が勧めるバランスの良い食事を日本人が続けるなら肥満人口割合はドンドン増え、
生活習慣病も減ることなく増え続けるでしょう。

メタボリック検診は、早く病気を見つけて数値を正常化させるために
早期から治癒する事のない薬を処方するために役立つだけで
生活習慣病の減少に繋がっていません。
(日本独自の健康診断は、病気の予防や減少には繋がっていません)

国の推奨する肥満が容易に作れるバランスの良い食事は、
給食、病院食、施設の食事、などすべてに浸透しています。
つまり国が生活習慣病の始まりの肥満を作っているのです。

効果があると思えないワクチンをいまだに接種させるのと同じ構図です。

国に逆らってワクチン接種を拒否する自由があるように
予防できる生活習慣病になり、治癒することない薬を一生飲まされる
ぐらいなら、低糖質食を是非ともやって頂きたいと思います。

(生活習慣病の予防は、先ずは肥満の予防です。簡単です。
 糖質を減らしてください。肥満の原因を減らせば
簡単にゴロゴロしていても瘦せてくるはずです。実証積み)

低糖質食とは?
野菜、果物、漬物やみそ汁の発酵食品、(腸内細菌のため)を取り
体を作り体を機能させている蛋白質(肉、魚、卵、豆類)を
充分に取り、多量に取る必要のない炭水化物(糖質)を
減らしてください。

生活習慣病は、国の間違った食事割合で作られています。
生活習慣病予防のキーワードは、低糖質食です。

          ありがとうございました。

ご注意!
次回は、生活習慣病の次のドミノ2型糖尿病について
2型糖尿病の専門医が間違った治療を行っていると言う事を
発信したいと思います。
なお、現在2型糖尿病の治療を受けている患者さんは
治療が間違っているために、糖質を取らないと低血糖という危険な状態に
陥る可能性があります。
低糖質食が出来ない事をご理解ください。
2型糖尿病の患者さんは、薬を増やすことが出来ても減らす事の出来ない
治療がされています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?