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イラッ!カチン!の根源は執着心。

セドナのパワーストーン屋で出会ったヒーラーの方が日本に数週間仕事で来ていたので、久しぶりに会い、精神面をダウンロードさせてもらった。


人には、意識・無意識含めて大量の執着があると言う。
仏教では、特に執着を手放す修行が日々行われている。


執着とは、思い込みや、こうでないと気が済まない、また他人に対する依存やこうあるべきという期待も然りで、物事の見方をぎゅっと狭くするものだと言う。
人は十人十色で、もちろん普通も正解も一人一人違う。


お金のこと、世間体のこと、体型のこと、服装のこと、家のこと、住む場所、持っているもの、子育てのこと、違い、言葉使い、他人と自分との境界線、感覚、態度、常識、プライド、コンプレックス、考え方、承認欲求、物質・精神。。。
改めて書き出してみると、挙げ続けたらキリがない!人は同じでありながら、同時に誰もが異なっていることがわかる。


エリートが敬われるアメリカやイギリス。
エリートを嫌うフランス。
競争は勝ち上る為にあるアメリカや中国や日本。
競争は敗者を生むのでしたくない北欧。
太い女性がモテるポリネシアや南米。
女性に太いと言えばセクハラで訴えられかねない日本。
日焼け肌は汚い・強い・遊んでると思われる日本。
日焼け肌はバカンスを楽しんだセレブだと言うドイツ。
物質的な成功が価値あるシリコンバレー。
精神的な平穏が最も価値あるルアンパバーン。
プライドや名誉の為なら命も惜しくないフランス人。
名誉に興味がない、デンマーク人。
銃を持つ中東の子供。
防弾チョッキを家に備えているアメリカ人。
グアムでお金を払い射撃をして写真をSNSに投稿する日本人。
豆腐でダイエットをする日本人。
豆腐でお腹を壊す黒人。


普通なんてない。

私たちが認識している普通や常識の範囲は、実はとっても狭い多数決の中にある。


カチンと来たり、イラッと感じることの根源は、全て執着で、その分、他人に攻撃的になったり、他人を変えようとしたりして、生きづらくなるのはその人自身。人を傷つけようとして生まれてくる人間なんてそもそもいないのだから。


誰かの態度や発言に心が反応してしまったら、その場で嫌だと伝えると同時に、自分が執着していることはないか気づこうとすることで学びとなる。多くの人・親・上司が勘違いしているが、変えられるのは自分だけで、他人は変えられないのが世の常。


なぜこういった話になったかと言うと、旅と恋愛と思考についてまとめた本を執筆している身として、世の中の人が今どんなことを感じて、何に悩んでいるか、漠然と興味を持っているから聞いてみたのだ。

よく相談を受けるのは、
部下が思い通りに動かない・できない、子供が言うことを聞かないと言った類の話がダントツで多いそうだ。

そんな時は、
「自分の執着に気づいて手放しましょう」と伝えるそうだ。立場に依存して、「自分は正しいという執着」を捨て切れないと、そういった問題はあらゆる生活の中で頻発する。

そして極め付けは、虚しくも相手はなんとも思っていない・気にもしていないということ。何もこれはアメリカ人だけの捉え方ではない。

売れに売れているこの本が代弁してくれている。四コマ漫画で、日本人にすっと馴染むような優しくも大事なところは痛快に切っている。


結局は、穏やかに生きている人が一番自分らしい。自分に嘘をつかず、思ったことを口にして執着を手放して生きている人と、人の言動や行動にイライラして自分の物差しに当てはめ正そうと怒っている人では、幸福度も違う。



執着を手放し、穏やかに生きること。
ボーダーレスな今日を楽に生きる為に。


ーセドナの教えー

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