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ラケル風・オムライスとチキンのワンプレート

じょり家のなんでもない日曜日。

おそらく6時前には起きている早起きなOtto氏から、7時半くらいに「Hara Hetta」と起こされる。どうやらアイムハングリーで目が覚める健康優良児らしい。そんなの病気になったときくらいしかないんだけどな私。

くそー私はまったくHara減ってないし10時くらいまで寝たいんじゃ・・・!

がしかし、Otto氏がけしかけたのか知らんけど、俺🐶のくぅんくぅんという鳴き声も聞こえるので、仕方なく起き上がる。

俺家の扉を開けてあげると尻尾ふりふりで突進してきて上目遣いで見つめてくるのが死ぬほどかわいい。こんな朝が未来永劫続いてほしいと願ってやまない。


朝ごはんはOtto氏が担当。私にはコーンフレークスに砂糖とバナナとチアシードをのせて牛乳をかけたものに加え、いつものサプリメントとコーヒーを出してくれた。ありがたい。

ちなみに氏は、パンを焼いたらいそいそと冷蔵庫からチーズを出してきた。カマンベールに日本でもお馴染みのブルサン(にんにく&ハーブ)。

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私的には、ホテルのバイキングでもない限りありえない朝ごはん。
よほど怪訝な顔をしていたのか、Otto氏が、

「これは日本の朝ごはんでNattoを食べてるようなもんだろう?はっはっはっ」

・・・言われてみればたしかに。

氏は、納豆にめかぶに生玉に、さらにはイカ刺しまででてくる日本の和食朝ごはん(@三陸祖母宅)がカルチャーショックすぎて、今でもよく日本の朝ごはんヤベー!ってフランス人の友人に会うと語り草なのだ。

朝ごはんから異文化交流上等。

「チーズのあとに何か甘いものが食べたい」と言うから、「昨日のメロンのあまりが半分あるよ」と言ったら、とても甘いメロンにさらに砂糖をかけて食べていた。

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「くぅんくぅんと鳴く俺=MajiでKKもれ5秒前」なので、朝ごはんの後にあさんぽへ出発。
日曜日は割と大きなマルシェが近所で開催されている。


これはご近所の方々的には、埋もれたい系ですよね。
おっさんぬな私ですら、もれなく好きなフルーツ達。ときめきメモリアル。

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これはみっちゃんあたりが喜んでくれるかな?
昨日よりもシックなパン屋さんのスイーツたち。

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鴨カモオンパレード。
これは鴨女・餃子たん案件だよ。

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そういえば今日は日本でもフランスでも父の日だった!

フランスには義父がいないので、日本の実父へ、今月頭くらいに父用ギフトで愛用している高島屋のオンラインモールでプレゼントを手配していた。酒つまみ系が豊富だし、写真付きのメッセージカードを作れたりもして、年々進化している感じがお気に入り。

日本の暑い夏に、農作業やサッカーの応援でお役立ちしそうな今治タオルのネックタオル(保冷剤とか入れられるポケット付き)。さらに、糖質制限ダイエットをしているらしい父には、毎年恒例の日本酒ではなくタンパク質。ランキング上位にきていたローストビーフをチョイスして送った。

昼のアペロ中に小一時間LINEでビデオ通話。本当に便利な世の中になったものだ。今から10数年前、小学校の頃アメリカにちょこっとホームステイしたときに、実家にわざわざコレクトコールをしていたのが懐かしい。とにもかくにも、プレゼントを喜んでくれたようでよかった。


午後は大体寝たり、散歩したり、アイロンかけたり。
まあなにひとつ変わらないいつもの日曜日である。


で、夜つくるものは、昨日の時点で大体決めていた。
サラリーマンご飯から打って変わっての「意識高いOL飯」が出てきた、日本のパリ府中在住、ケイチェル・まさみ・おいたん


「ポムの樹」というレストランは一度だけ行ったことがあるから知っていたけど、さらに「ラケル」というオムライスチェーンがあることを上の投稿で知った。本当、こういう未知の世界を教えてもらえるから、noteをやっててよかったなと思う(いつもメルシーおいたん)。


フランス語をかじった身としては、「なに?ラケルってlaquelle?関係代名詞が店名??」とか思ってしまうわけだけど、どうやらお店の名前の由来は英語圏の「Rachel(レイチェル)」からきているらしい。

上記サイトから拝借した店内の様子。店員さんの制服もギンガムで、これがまたギンガム狂的にそそる感じで。

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ファミレスのメニューって、眺めているだけでもワクワクして大好きなんだけど、ラケルのメニューもこれまたテンション上がる系。

このメニューの中で、Otto氏の好みも勘案して一番気になったのが、4ページ目のこちら。

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後ほどOtto氏に、ちょっとこのメニューの中から好きなのチョイスしてと頼んだら、最後のスイーツコーナーの次にこのプレートを選んできた。
よっしゃ好み掌握!!


メニューをざっと見るとどうやら、可愛らしい見た目にそぐわず、メインは米・パン・じゃがいもの炭水化物三銃士(byみっちゃん)が特徴と思われるこのラケル飯。フランスでじゃがいも&パンは見ても、トリオではさすがに見ないわ。

さて、我々がチョイスしたこのプレートは、「オムライス、鶏ステーキ、じゃがいも、野菜」。パンがない代わりに鶏で構成されているわけだけど、ここは冷凍してる鶏モモをステーキにすればいいわ。ひとくちコンロなのがネックだけど、どうにかこうにかして目標1.5時間くらいで作ろう。


じゃがいもパート

まずはじゃがいもパート。
在庫のじゃが、小さめのを2つチョイスして、パッヘルベルのカノン風じゃがいも、いってみよう。

じゃばらの間にはニンニクスライスを挟んで、オリーブオイルをかけてタイムとローズマリーとともにオーブンで1時間くらいひたすら焼く。

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野菜パート

次、野菜パート。箸休め的立ち位置ですね。
葉物がハーブ以外ないので、にんじん1本と5センチほど余っていた大根をスライサーで千切りにしたら、マヨとマスタードとすりごまと醤油を加えて混ぜる。

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シャキシャキして、さっぱりだけどこくうまな感じで美味しい!
緑をいれてもいいかな、パセリの微塵切りを加えて冷蔵庫へ。

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あと、黄パプリカが半分だけ余っていたので、しれっと添え野菜パート2とすることにした。
じゃがいもを焼いているオーブンに一緒に入れて焦げ目をつけて皮をむく。

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オムのライス

次、オムライスのライス。

振り返るとまじで全部冷凍系。具は、冷凍してた玉ねぎみじん切りとソーセージ2本、グリーンピースを炒めたもの。

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冷凍していたお茶碗大盛りライスを解凍して加えて炒める。
ケチャップを加えたら、バター追加で炒めて完成。

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チキンステーキ

はい次、鶏!

塩を振って、オリーブオイル&ガーリック沼でじくじく火を通す。

ちなみにオム用を残しておくと丸のフライパンがないので、卵焼き用でやってます。小回りきくし汎用度高いから大好き。

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オムライスのオム

ようやく終盤!オムライスを仕上げる。

ミニオムライスなので、2人分で3個使用。
小さめのフライパンにバターをたっぷりめに引いたら、卵半量、半熟くらいでケチャップライスをのせる。

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あとはヘラを使って形作り。

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お皿にひっくり返して、林家ペーパータオルで移動したり形を整えたら出来上がり。

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どうしたら焦げ目がつかずにできるのかはわからないけど、何度もトレーニングしたドレス風のオムよりも、巻くほうが圧倒的に上手くできる私なのである。


レッツ盛り付け

改めて本家本元を見返してから、盛り付け。

とりあえず、こんな感じ?
パッヘルベルじゃがにはちょいとバターをのせてます。鶏モモは1枚を半分こ。

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Otto氏分もオムは成功、あとはケチャップとアクセントの緑だけかな。

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てなことで、ア・ターブル

ケチャップは、そのままだと若干酸味が強くてコクが足りない気もするので、ケチャップと水とバターを煮立たせたものをソースに。緑要員は、バジルで対応。

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本家との比較。

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色々形はちがうけど、

そこそこ寄せられたんじゃないですかね!?


Otto氏的には10点中9点だそうな。(じゃがいもにクリームもしくはチーズを載せるべきとのアドバイス)

ワンプレートって簡単なイメージがあるけど、ひとくちコンロだと割と大変な案件になることがあらためて身に染みる。

そんなどうってことのないいつもの日曜の夜。



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今日も元気にいってらっしゃーい🐶 byベスポジな俺





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